1. ハヤトウリってどんなウリ?食べ方は?

まずは、ハヤトウリがどのようなウリなのかを見ていこう。
美味しく、栄養もある!
ハヤトウリは歯ごたえがあり、シャキシャキとした食感が特徴だ。一方で味はほとんどない。ハヤトウリの成分の90%以上は水分だが、カリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルも含んでおり、栄養面もある程度期待できる。
どう食べればよいか
ハヤトウリには味がほとんどないため、基本的には味付けをして食べることになる。生食でも火を通しても食べられる。たとえばサラダや煮物、炒め物にすると美味しい。また、漬物にして食べられることも多い。
2. ハヤトウリの食べ方:切り方や下処理の方法

皮むきと種取り
ハヤトウリは皮や種を取り除いて食べるのが一般的だ。皮は包丁で薄くむけばよい。ただ、皮が柔らかいため、楽をするならピーラーを使うのもアリだ。ハヤトウリを縦に割ったら、種をスプーンなどですくい取ればよい。
必要に応じてアク抜きをする
ハヤトウリにはアクが含まれており、生食しにくいかもしれない。その場合は、アク抜きをする必要がある。方法は塩もみや下茹でが一般的だ。
塩もみをする場合は、薄く切ったハヤトウリを塩と一緒に袋に入れ、手でもめばよい。しばらく置くとアクが水分と一緒に抜けるので、流してから絞ればOKだ。
茹でる場合は、火を通し過ぎないように気をつけよう。とくに薄く切った場合、すぐに火が通る。長くても数分に留めたい。
3. ハヤトウリのおすすめの食べ方:サラダやスープ

ハヤトウリを手軽に食べるなら、まずはサラダやスープに使うのがおすすめだ。淡白な味を活かしてて、あっさりとした味に仕立ててみてはどうだろうか。
サラダ
ハヤトウリをサラダに加えると、歯ごたえを活かすことができる。アク抜きをしたうえで食べやすい大きさに切り、ほかの野菜と混ぜて味を付ければよい。塩もみでアクを抜けば、シャキシャキした食感を保てる。組み合わせる野菜は、同じく歯ごたえのあるものがおすすめだ。
スープ
ハヤトウリをスープに加えると、柔らかい食感を楽しめる。下処理はサラダの場合と同じだが、加熱調理をするため、アクの強さによってはアク抜きを省ける。出汁を作ってからハヤトウリを加えてもよいが、先にハヤトウリを軽く炒めてから水や出汁を加えても美味しい。
味付けは和風でも洋風でもよく合う。いずれの場合もスープをしっかりしみ込ませて、味やトロトロの食感を楽しみたい。
4. ハヤトウリのおすすめの食べ方:漬物や炒め物

ほかに、ハヤトウリは漬物や炒め物にするのもおすすめだ。どちらも作り方は難しくない。
漬物
ハヤトウリは、ほかのウリと同様に漬物にすると美味しい。基本的には、薄く切って漬けるだけでよい。アクが気になるなら、切ってからしばらく水にさらすなどすればよいだろう。
簡単に作れるのは浅漬けだ。ハヤトウリを塩や唐辛子などと一緒にもみ、重しなどをのせて置いておくだけで完成だ。余裕があるなら、味噌漬けや醤油漬けなどにチャレンジしてみるのもよい。アクが抜けていれば、味付けで失敗することはほとんどないはずだ。
炒め物
ハヤトウリを炒め物に使う場合は、薄く切っておくと火が通りやすい。必要に応じてアク抜きをしたあと、ほかの具材と一緒に炒めてしまえばよい。火の通し方はしんなりする程度でよいので、手間もかからないはずだ。
ハヤトウリは肉との相性がよいので、たとえば豚肉と一緒に炒めるのがおすすめだ。味付けは好みで問題ない。炒め物のかさ増しにも使えるので、たくさん食べたい人にもおすすめだ。
結論
ハヤトウリは食べやすい野菜で、アク抜きさえしておけばたいていの料理で美味しく食べられる。紹介した食べ方だけでも味付けをさまざまに変えられるため、ハヤトウリを飽きずに美味しく食べられるはずだ。ハヤトウリが手に入ったらラッキー、と思っていただければ幸いだ。
※ハヤトウリは非常にアクの強い食材であるため、調理により手荒れを起こす恐れが御座います。調理の際にはこまめに手洗いを行うか、手袋を用いて調理を行う等の対処を推奨いたします。
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