このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

奈良漬けの原料!【白うり】ってどんなもの?

投稿者:ライター 亀崎智子(かめざきさとこ)

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2019年7月 6日

昔から多くの人に食べられてきた、うり。うり科の植物にはきゅうりを筆頭に、さまざまな種類のものがある。その中で、特に漬物の中でも人気が高い奈良漬けの材料となるのが「白うり」である。白うりがどんなものであるのか、また奈良漬け以外にも美味しく食べることができるのか、その方法を紹介したい。

1. うり科の植物「白うり」ってどんなもの?

白うりなのに薄緑色?

白うりという名前から、真っ白なものをイメージしがちだが、見た目は薄緑色のものが多い。薄緑色のものが熟すと白色になることから、白うりと呼ばれるのである。
また、基本的には漬物として使用されることが多いため、地域によっては「ツケウリ」や「アサウリ」、「アオウリ」などと呼ばれていることもある。

シャキシャキ食感が特徴

果肉は薄緑色から白っぽい色をしている。うりの代表選手であるきゅうりと比べると、水分や香りは少ないが、果肉がやや硬めであることから、シャキシャキとした食感が楽しめる。また、成熟しても甘みが増すというわけではなく、どちらかというと淡泊な味わいであるので、濃い味付けとの組み合わせもおすすめだ。

艶があり薄緑色のものを選ぶのがベスト

スーパーなどではなかなか目にすることが少ないかもしれないが、選ぶ時に気をつけたいポイントを紹介しよう。選びたいのは、果皮に艶があり、薄緑色のもの。白色になっているものが熟しているサインではあるが、熟しすぎて柔らかくなりすぎている可能性もあるので、できれば避けたい。また、白うりは日持ちがよいものではないので、直射日光のあたらない風通しのよい冷暗所か、野菜室での保存が適している。ただ、できるだけ早めに消費することがおすすめである。

2. 美味しい奈良漬けは白うりで作られる

白うりといえば奈良漬け

数多くある漬物の中でも人気が高い、奈良漬け。白うりは、糖分が蓄積されないという特性によって熟しても甘くならないため、漬物を作るのに適しているということで、奈良漬け作りに使用されることが多い。味が淡泊であるので味がつけやすく、シャキシャキとした歯ごたえがあることも理由である。

手間暇かけて作られる奈良漬け

奈良漬けは、おそらくイメージする以上に、いろいろな工程を経て作られる漬物なのである。初めに長期保存を可能にするために水分を抜き、腐敗を防止するために塩漬けを行う。この塩漬けを行うことで、さらにシャキシャキした歯ごたえが増したり、漬物特有の味や風味が増したりという作用も期待できる。その次に行うのが、下漬けである。塩漬けした白うりを砂糖と酒粕で漬け込み、6~10ケ月ほど寝かせる。この状態でも食べることは可能だが、ここからさらに酒粕を変え、漬け替えして本漬けを行う。約半年ごとのペースで味見をしながら、ちょうどよい塩加減になるまで、漬け替えを繰り返してできあがる。

3. 白うりの美味しい食べ方

奈良漬け以外の漬物とも相性がよい

白うりと聞くと奈良漬けのイメージが強いが、粕漬けや糠漬け、浅漬け、塩漬け、味噌漬けなど、さまざまな漬物との相性がバツグンである。白うり自体が淡泊な味わいであるので、どんな味ともケンカすることなくなじみやすいのだ。特に小ぶりなものに関しては、果肉があまり硬くないため、浅漬けに。そして大きめなものに関しては歯ごたえもしっかりとあるので、奈良漬けや味噌漬けなどにおすすめだ。

皮ごと食べられる!

白うりは基本的に、皮をむいてもむかなくても食べることができるので、好みで選ぼう。調理の際には中に種が詰まっているので、縦半分にカットし、スプーンなどで種を取り除いて使う。
生のままでも食べることが可能で、薄くスライスして塩揉みし、サラダや和え物にしても美味しい。また、ほかの食材と組み合わせて炒め物や煮物、汁物などに料理するのもおすすめだ。少し濃い目に味付けをする方が美味しいだろう。

結論

白うりは、奈良漬けになったものを食べたことがあるという人は多いかもしれない。実は、いろいろな調理法で食べても美味しい食材である。どこのスーパーにでも置いてあるわけではないが、見つけた時にはぜひ、手に取って食べてみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!
\この記事をシェアする/    
\この記事をシェアする/    
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ