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ほうぼうの煮付けをプロ並みに作る方法とは?下処理や洋風の味付けも

ほうぼうの煮付けをプロ並みに作る方法とは?下処理や洋風の味付けも

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2021年1月 7日

ほうぼうは、「ぐーぐー」と鳴き声を出すのが特徴の魚で、昔から高級魚として親しまれてきた。いまでは手軽に家でも食べられるようになり、煮付けなどに調理したものを食べたことがあるという人もいるかもしれない。しかし、下処理をされている魚を調理することはあっても、丸のままのほうぼうを捌いて調理したことがある人は、少ないのではないだろうか。今回は、ほうぼうの下処理方法や美味しい煮付けの作り方を見ていこう。

  

1. ほうぼうの煮付けの下処理方法を解説

ほうぼうを丸のまま煮付ける場合は、どんな下処理が必要なのだろうか。ここでは、ほうぼうを煮付ける場合の捌き方まで紹介しよう。まずは、ほうぼうのうろこを取る。背びれに近い端や腹びれの下のうろこは残りやすいので、魚の向きを変えながら丁寧に取っていく。魚のえらは、生臭さの原因になるので取り除いておくとよい。これで下処理は完了なので、次にほうぼうを煮付けにする場合の捌き方を見てみよう。
まずは、ほうぼうの腹に切り込みを入れて内臓を取り出し、魚の表面や内臓を取ったところをキレイに洗う。洗い終わったら、えらを保護するために付いているえらぶたの部分を大きく開き、そこに包丁を入れ膜を切り離す。えらがあった部分の付け根を切りはずして、最後に洗い終えた魚の皮目に切り込みを2本入れよう。ボウルに魚を入れたら熱湯をかけて箸でひと混ぜし、水にさらす。そこで血合いや残った汚れをキレイに洗い流せば完了、あとは捌いたほうぼうを煮付けていこう。

2. プロの味!ほうぼうの煮付けの作り方

ここでは、ほうぼうの煮付けの作り方を紹介する。今回は、レシピ掲載サイトなどでも人気の高い、ほうぼうの煮付けを簡単に作る方法を見てみよう。まず、鍋に酒、しょうゆ、みりん、さとう、水、スライスした生姜を入れてひと煮立ちさせ、沸騰したらほうぼうと付け合わせの大根やにんじんなどの野菜を入れる。アルミホイルなどで落としぶたをして、中火で5分ほど煮たら落としぶたを外し、さらに2~3分煮汁を煮詰めたら完成。
ほうぼうを煮付けるときは、表面に切り込みを入れることで、味がよくしみて皮の煮崩れを防ぐ。また、ほうぼうはよい出汁が出るので、煮汁で根菜類を煮ると出汁がしみて美味しく仕上がる。最後に、ほうぼうの煮付けの上に千切りしょうがをのせると、プロが作る魚の煮付けのように上品な盛り付けになるだろう。

3. ほうぼうを洋風煮付けに!アクアパッツァの作り方

ほうぼうは、和風の煮付けだけでなく洋風の味付けも合う魚だ。ここでは、洋風の煮付けともいわれるアクアパッツァの作り方を紹介しよう。まずは、ほうぼうに塩とこしょうをふって下味を付け、ほうぼうの表面と裏面に焼き色が付くまで焼く。にんにく、アンチョビを炒めてオリーブ、ケッパー、トマトを加える。そこに、ムール貝とあさりを入れて強火にし、白ワインをふり入れてアルコール分を飛ばそう。
貝の口が開いたらタイムを加えて、アルコールのにおいがしなくなったら水を注いで煮込む。その間、魚が焦げてしまわないように気を付けよう。貝類などの旨みをほうぼうに吸わせるように、おたまでスープを魚に回しかけ、ゆっくり火を通すのがポイント。魚に火が通ったら、皿に移してパセリをちらし、オリーブオイルを回しかけたら洋風の煮付けであるアクアパッツァの完成だ。アンチョビや貝類などの具材に塩気があるので、最後に塩を加えるのは、好みで加減するとよいだろう。

結論

ほうぼうの煮付けは、下処理から調理すると大変かもしれないが、少しの手間をかけるだけでプロのような魚の煮付けを作ることができる。見ためが少し派手なほうぼうだが、味は上品な魚なので、和風の味付けはもちろん洋風の味付けも合う。ほうぼうは、お食い初めなどの祝いの席や、家で普段食べる食事にもおすすめで、どんなシーンにも合う魚だ。今回紹介したほうぼうの煮付けの作り方も参考に、ほうぼうを美味しく食べてほしい。
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  • 更新日:

    2021年1月 7日

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