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「匹」と「尾」の使い分けは?魚の数え方いろいろ

「匹」と「尾」の使い分けは?魚の数え方いろいろ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2019年11月26日

ご飯「一膳」、豆腐「一丁」、バナナ「一房」、キャベツ「一玉」など、日本語ではものによって数え方の単位「助数詞」が異なる。中でも魚の数え方はなかなか複雑。みなさんは正しく使い分けができているだろうか?今一度確認してみよう。

  
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1. それは生物か?それとも食材か?

魚を数えるときにいちばんよく使われるのは「匹」だろう。事典や物の本によれば、「匹」を使うのは海や川で泳いでいる生物としての魚を数えるとき。問題はここからで、水から揚がって商品や食材になると、さまざまな助数詞が出現してくる。

もっとも幅広く使われるのは「尾(び)」。マグロやカツオ、ブリといった大きめの魚と、サンマやタチウオなどの細長い魚には「本」が使われ、ヒラメやカレイなどの平たい形状の魚は「枚」になる。イワシやシシャモなどの小さい魚を藁でつなげて干したものは「連(れん)」。うなぎの蒲焼きは「串」。イカやカニは、胴体が容器のような形であることから「杯」と数えるようになったという。

2. それは塊か?それとも薄切りか?

魚の助数詞は、種類や形によって変わるだけでなく、状態によっても変わる。たとえば鯛。前述のように、海の生物としての鯛は「匹」。水揚げされて商品・食材となると「尾」。つまり料亭の生け簀で元気に泳いでいる鯛は匹でもあり、尾でもある。サイズの大きな鯛だと「本」が使われる。

鯛を三枚におろした後のブロック状の塊は「冊(さく)」で、塩焼きやお造り、鮨用に切り分けたものは「切れ」になる。開いて干物にしたら「枚」。ちなみに鯛の子をはじめタラコやスジコ、数の子などの魚の卵は、一匹の腹から取れる左右の卵巣2本をセットにして「一腹」と数える。

結論

助数詞の少ない言語を母国語とする人に、この「感覚」を説明するのは、骨が折れそうだ。まあ難しいことはさておき、海に囲まれた国で、豊富な種類の魚を、実に様々な食べ方で楽しんできた日本の食文化、その豊かさに思いを馳せながら、今日も旨い魚を喰らおうではないか。

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  • 公開日:

    2018年9月 5日

  • 更新日:

    2019年11月26日

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