このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
魚肉ソーセージは高たんぱくで低カロリー!気になる添加物や塩分は?

魚肉ソーセージは高たんぱくで低カロリー!気になる添加物や塩分は?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月17日

近年では特定保健用食品の許可を受けた商品なども登場し、健康食品のひとつとして認識されつつある「魚肉ソーセージ」。その機能性に加えて、もともと高たんぱく質・低カロリーな食品ということから、筋力トレーニングやダイエットをしている人の強い味方にもなっている。そこで今回は魚肉ソーセージの栄養価や、筋トレ・ダイエットでの活用について詳しく紹介する。

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 魚肉ソーセージの栄養価について

魚肉ソーセージ(フィッシュソーセージ)といえば、外側はオレンジ色のフィルムで、中身はピンク色の魚肉の練りものであることが特徴の加工食品だ。昔から高たんぱく質の食品として知られていたが、最近になり改めて「魚肉ソーセージは身体にいい」という認識が広がっているようだ。まずはそんな魚肉ソーセージの栄養価とほかの食品との違いについて確認しよう。

魚肉ソーセージの栄養価

製造元によって栄養価は若干変わってくるが、文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、魚肉ソーセージの栄養価は以下のようになっている(※1)。
  • エネルギー:161kcal
  • たんぱく質:11.5g
  • 脂質:7.2g
  • 炭水化物:12.6g
  • ナトリウム:810mg
  • カルシウム:100mg
  • 脂肪酸
     ・飽和脂肪酸:2.53g
     ・一価不飽和脂肪酸:2.78g
     ・多価不飽和脂肪酸:0.91g

ほかの食品との比較(100gあたりの数値)

まず、同じような見た目をしているポークウインナー(ゆで)と、カロリー・たんぱく質の二つを比較してみよう。ポークウインナーの栄養価を見ると、カロリーは346kcal、たんぱく質は12.1g、脂質は32.0gとなっている(※1)。一方、魚肉ソーセージはカロリーが161kcalでたんぱく質は11.5gだ。魚肉ソーセージなら、約半分のカロリーでウインナーと同じくらいのたんぱく質を摂れる。

次に、トレーニーやダイエッターに人気のサラダチキンとも比較しておこう。サラダチキンはさまざまなメーカーから出ているが、いずれも主な原材料は鶏むね肉(皮なし)である。鶏むね肉の栄養価を見ると、カロリーは116kcal、たんぱく質は23.3g、脂質は1.9gとなっている(※1)。すなわちカロリーやたんぱく質だけを見れば、魚肉ソーセージよりもサラダチキンのほうが優れているといえる。

魚由来のカルシウムや不飽和脂肪酸も豊富

サラダチキンにこそたんぱく質・カロリーの数値で劣っているが、魚肉ソーセージが高たんぱく質・低カロリーということに変わりはない。また、魚肉でできているためカルシウムやDHA・EPAなどが豊富であることも忘れてはならない。とくに、特定保健用食品の許可を受けている魚肉ソーセージにはこれらの栄養素が多く含まれている。食事の栄養バランスも考慮して食品を選ぶようにしよう。

2. 魚肉ソーセージは筋トレやダイエットにもおすすめ!

魚肉ソーセージは軽食として栄養補給に役立つほか、筋力トレーニングやダイエットをしている人の健康づくりもサポートしてくれる。その理由は高たんぱく質・低カロリーという栄養面だけでなく、手軽に食べることができることや常温保存が可能なことなども関係している。

不足気味のたんぱく質を補える

たんぱく質は筋肉や臓器、皮膚、毛髪などの材料となる栄養素で、丈夫な身体をつくるためには欠かすことができない(※2)。とくに筋力トレーニングを行っている場合、筋トレによって壊れた筋肉を修復するためにたんぱく質が必要。適切なタイミングで十分なたんぱく質を摂ることが重要なのだ。高たんぱく質で持ち運びにも便利な魚肉ソーセージは、筋力トレーニングに適した食品だといえる。

カロリーコントロールにちょうどいい

魚肉ソーセージのカロリーは100gあたり161kcalであり、ダイエッターにもおすすめの食品である。主食であるご飯(精白米)の168kcal、食パンの260kcalと比べても魚肉ソーセージのカロリーは低めである。また、お菓子の定番であるシュークリームの228kcalや、ミルクチョコレートの558kcalよりも大幅に低い(※1)。魚肉ソーセージは、小腹がすいたときのおやつ代わりにも向いている。

糖質制限ダイエットには不向きな食品

ただし、魚肉ソーセージの糖質量に注意すべきだ。魚肉ソーセージには食物繊維がほとんど入っていないため、炭水化物の数値と糖質の数値はほぼ同じである。つまり、魚肉ソーセージの糖質量は100gあたり10.2gである。最近は、糖質制限によるダイエットをしている人も増えている。中には「1日130g以内」などと決めている人もいるだろうから、糖質量についてはよく確認するべきだ(※3)。

3. 魚肉ソーセージで気になるのは添加物と塩分量?

健康によいことで注目されている魚肉ソーセージだが、加工食品であるため添加物は気になるはずだ。基本的に魚肉ソーセージには無添加のものが多いものの、一部商品には食品添加物が使われているものもある。大前提として「食品添加物は国により安全性が認められている」ということを理解したうえで、一応、魚肉ソーセージの原材料・食品添加物をチェックしてから購入するのがいいだろう。

粘着剤の一種である「リン酸ナトリウム」

魚肉ソーセージの結着力を出すための添加物だ。リン自体は多くの食材・食品に含まれているため、とても身近な成分だといえる。それゆえ、過剰摂取になりやすいことが懸念されている。過剰摂取になるとカルシウムの吸収率が悪くなるという(※4)。ただし成人男性の1日のリンの上限量は3,000mgであり、魚肉ソーセージには1本あたり70mg程度(※5)。そこまで問題はないといえる。

着色料の一種である「赤色102号」「赤色106号」

魚肉ソーセージの見た目をよくするための添加物だ。タール系色素と呼ばれる「赤色102号(ニューコクシン)」や「赤色106号(アシッドレッド)」は、国内では食品への使用が認められつつも国外では十分に安全性が担保されていないため使用を禁止している国もある(※6)。食品メーカーによっては消費者への安全性を考慮し、タール系色素を使用していない魚肉ソーセージを製造している。

意外と多い魚肉ソーセージの塩分量に注意!

魚肉ソーセージを食べるときは、塩分量にも注意したほうがいい。厚生労働省の「‎日本人の食事摂取基準(2020年版)」によれば、成人男性の1日の摂取上限は7.5gとなっている(※7)。魚肉ソーセージには100gあたり2.1gの塩分が含まれているため、決して少ないとはいえない(※1)。実際は1本70g程度なので食塩量はやや少ないが、それでも魚肉ソーセージによる食塩の摂りすぎには注意しよう。

4. 特定保健用食品のおすすめ魚肉ソーセージ!

以前よりさまざまな食品メーカーから魚肉ソーセージは製造・販売されているが、最近は特定保健用食品(特保)の許可を受けた魚肉ソーセージも販売されている。特保とは特定の機能に関する有効性や安全性が認められた食べ物のことをいう。魚肉ソーセージにもいくつかあるので確認してみよう。

ニッスイ「おさかなのソーセージ」

おさかなのソーセージは、1本あたり350mgのカルシウムが入っている魚肉ソーセージだ。栄養素等表示基準値によれば、1日のカルシウムの摂取量は680mg(※8)。つまり、おさかなのソーセージを食べることで、1日に必要なカルシウムの約半分を摂ることができる。味は魚肉感が強いことが特徴で、原材料には保存料や着色料などを使用していない点も魅力の一つだといえる(※9)。

マルハニチロ「DHAリサーラソーセージ」

DHAリセーラソーセージは、1本あたり850mgのDHAを含んでいる魚肉ソーセージだ。DHAはオメガ-3脂肪酸と呼ばれる不飽和脂肪酸の仲間で、栄養素等表示基準値によれば1日に2.0g(※8)の摂取が必要となっている。味はしっかりと魚肉感があり、食感も悪くないことが魅力だ。なお、1本あたり50gでありやや少なめなので、おやつ代わりにちょうどいいサイズになっている(※10)。

結論

魚肉ソーセージは高たんぱく質と低カロリーが魅力である。また、「おさかなのソーセージ」や「DHAリサーラソーセージ」のような特定保健用食品であれば、カルシウムやDHA・EPAなどもバランスよく摂ることが可能だ。しかし、糖質量や塩分量は多いという欠点もある。自分の身体の状態や目的に合わせて食べるようにするのが重要だといえそうだ。
(参考文献)
「魚肉ソーセージ」をもっと知る!

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ
    >