1. 魚肉ソーセージの賞味期限

■魚肉ソーセージの賞味期限とは
スーパーなどで販売されている魚肉ソーセージは、製造過程で高温高圧で加熱殺菌されており、包装フィルムで外気に触れないように作られているため、常温で90日ほどは保管できるように作られている。ただし、開封後は外気に触れる状態となってしまうため、その日のうちに使い切るようにしよう。
2. 魚肉ソーセージの保存方法

■常温で保存
魚肉ソーセージは包装フィルムに中身を詰めた状態で、高温高圧で加熱殺菌されているため、包装フィルムを開けない限りは常温保存が可能になっている。直射日光が当たらず、温度変化の緩やかな湿気の少ない場所で保存を。また、長期保存というと冷凍保存が良いと考える人もいるかもしれないが、魚肉ソーセージの場合、冷凍保存をすると、含まれている水分が氷の結晶となり、風味が損なわれ、食感も悪くなる。さらにフィルムが破損してしまうおそれもある。魚肉ソーセージは常温で保存しておくのがよいだろう。
■使いきれなかった魚肉ソーセージの保存
包装フィルムを開封後、使いきれずに残ってしまった魚肉ソーセージは常温ではなく冷蔵庫に入れておく。ただし、フィルム開封後は傷みやすいため、その日のうちに食べてしまわなければならない。また、フィルム開封後の魚肉ソーセージも冷凍保存には適していない。魚肉ソーセージは包装フィルム未開封の状態であれば、長期保存可能な食品であるが、開封してしまうとすぐに消費しなければならない食品なのだ。
■魚肉ソーセージの包装フィルムの色
市販されている魚肉ソーセージの多くは、包装フィルムの色がオレンジ色になっている。その理由は、直射日光による劣化を防ぐためだ。オレンジ色が使われているのは、魚肉ソーセージそのものの色に近い色だったためと言われている。現在は、魚肉ソーセージのほとんどはスーパーなどの適切な場所で陳列されているが、発売当初は直射日光の当たる軒先などで販売されることも多かったことから、現在でもその名残で色のついたフィルムが使われていることが多い。
結論
魚肉ソーセージは長期保存可能な食品であり、なおかつ栄養価も高い食品であることから、普段の食卓だけでなく、非常食などで用意しておくのにも適した食品だと言える。ただし、開封後は日持ちしないことや、冷凍保存に適していないことを考えると、開封後は全て使い切るように考えて利用しなければならないとも言えるだろう。
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