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ふのりは味噌汁がベスト!粘り気を出さない方法とマッチする食材

ふのりは味噌汁がベスト!粘り気を出さない方法とマッチする食材

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2021年1月28日

海藻のなかでも注目されているのが、ふのりだ。ふのりは水質環境に影響をされやすいため、良質なものを採れる場所は少ない。そんななかで北海道のふのりは、美味しいと人気がある。ふのりは料理に使う場合、おすすめなのが味噌汁。ここではふのりを味噌汁にする際の作り方や、合わせやすい具材などを紹介していこう。

  

1. 北海道の乾燥ふのりの味噌汁

北海道で採れるふのりは、寒ふのりとして知られている。だいたい1~6月にかけて、地元の漁師たちがふのりを採る。極寒の時期しか採れないものは、とくに季節限定の美味しさが人気なのだ。磯の香りがよくすることと、コリっとした食感を楽しめる北海道のふのりは、味噌汁にするとより風味を堪能することができるのだ。

ふのりの下処理

北海道のふのりを味噌汁にするときには、下処理が必要である。しかし乾燥ふのりは、水につけて戻すだけの手軽さが嬉しい。そのまま味噌汁に入れれば、食卓にすぐに並べることが可能だ。

ふのりの味噌汁の作り方

ふのりの味噌汁を作るときに気を付けたいのが、ふのりを入れるタイミング。ほかの具材のように最初から入れてしまうと、粘り気が強くなってしまうので注意しよう。できれば食べる直前にお椀のなかにふのりを入れるのが好ましい。食感を大事にしたい人には、おすすめである。

2. ふのりの味噌汁がドロドロになる原因

ふのりを味噌汁に使うと、ドロドロになってしまい気になるという人も。この粘り気の原因とは何だろうか。また、どうやったら味噌汁がドロドロにならないのだろうか。ここではふのりを味噌汁に使うときに、ドロドロにしない方法も含めて紹介しよう。

ドロドロの秘密

ふのりに高濃度で含まれているフノランという成分がドロドロの正体。このフノランがふのりを味噌汁に使うと粘り気を強くさせる原因なのだ。

味噌汁をドロドロにしない方法

ふのりに含まれている成分とはいえ、どうやったら味噌汁をドロドロにしないで作ることができるのだろうか。ふのりは水で戻したら、そのあと熱湯にくぐらせたら氷水につけよう。そして飲む直前に味噌汁に入れるのがベスト。煮る時間が長くなるほど、ドロドロになってしまうので調整しよう。

3. ふのりの味噌汁におすすめの具

ふのりを味噌汁の具にすると、適度な粘り気が出て美味しい。しかしそれだけだと寂しい気がするという人もいるだろう。それではふのりにぴったりな食材は何だろうか。ここではふのりと相性のよい食材をいくつか紹介していこう。

えのきだけと玉ねぎの味噌汁

ふのりとえのきだけ、玉ねぎを一緒に合わせた味噌汁は具沢山で美味しい。一口サイズにカットしたふのり以外の食材を入れ、最後にふのりを入れるだけだ。

長ネギとふのりの味噌汁

味噌汁と長ネギの相性はバツグンだ。トロミのあるふのりの味噌汁に、歯ごたえのある長ネギがアクセントになりおすすめ。何かもう一品と思ったら、手軽に足せる長ネギを選びたい。

豆腐とふのりの味噌汁

豆腐もまた味噌汁の具材としておすすめ。スーパーなどで気軽に購入できる豆腐は、木綿か絹かは好みで決めたい。ふのりと合わせると、とても美味しいので悩んだら使いたい。

フキの水煮とオイスターソースの味噌汁

少しいつもと変えたい人は、フキの水煮を使ってみよう。オイスターソースを隠し味に使うと美味しくできあがる。味噌は白麹を使い、コクを出してみよう。卵でとじるといつもと違う味になるのだ。

結論

ここではふのりは、味噌汁にとても合う具材であることを紹介してきた。ふのりは煮すぎるとドロドロとしてしまうので、おすすめしない。食感を大事にしたい人は、水で戻したふのりを最後に入れるのがよいだろう。ふのりを味噌汁に入れるときには、ぜひほかの食材とも合わせたい。豆腐や長ネギ、えのきだけなどいろいろとある。好みで選び、自分だけのふのりの味噌汁を作ってみよう。
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  • 更新日:

    2021年1月28日

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