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菊芋の美味しい食べ方アイデアを紹介!栄養を逃がさないコツとは?

菊芋の美味しい食べ方アイデアを紹介!栄養を逃がさないコツとは?

投稿者:管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2021年1月19日

ここでは、菊芋の美味しい食べ方を紹介していく。また、菊芋は健康にいいと聞くけれど、実際にどのような効果効能があるのだろうか?菊芋の効果効能を解説しながら、それを逃さずに摂れる効果的な食べ方のコツも合わせて紹介していく。普段はあまりなじみがない菊芋を、少しでも身近に感じてもらえたら幸いである。

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1. 菊芋はどんな味?おすすめの食べ方は?

まず最初に、菊芋がもっている本来の味を紹介していく。合わせて、菊芋に合う味付けや調理法、おすすめしたい食べ方も紹介する。

菊芋はどんな味?

菊芋の味はとくにクセは少なく、ほんのりとした優しい甘みを感じることができる。風味はごぼうに近いものになっている。基本的には、菊芋は加熱してから食べることが多いだろうが、実は生でも食べることが可能である。生の菊芋は、サクッとしたレンコンに似ているような歯ごたえが特徴的である。加熱することで、菊芋に甘みが増しホクホクとした食感に変わっていくのである。

菊芋に合う味付けや調理法を紹介

菊芋はクセがない味をしているので、さまざまな味付けに柔軟に対応できるだろう。シンプルに塩で仕上げたものや、バター醤油でマイルドに仕上げたり、または味噌で味付けてコクがある一品に仕上げてもよいだろう。調理法も揚げる、炒める、煮る、漬けるといった多岐に渡る方法に対応可能であろう。各家庭で、好みの味付けと調理法を見つけていってもらいたい。

2. 菊芋の美味しい食べ方アイデア

おすすめしたい菊芋の美味しいメニューをいくつか紹介していくので、参考にしてもらいたい。

菊芋の素揚げ

材料は、菊芋、揚げ油、塩だ。菊芋は一口大に切っておく。揚げ油を熱して、菊芋をカリッと揚げる。熱いうちに塩をふりかけたら、完成となる。シンプルだが、菊芋のサクサク感を味わえる調理法である。

菊芋のバター醤油炒め

材料は、菊芋、バター、醤油、塩コショウだ。菊芋は薄切りにしておく。フライパンにバターをひいて、菊芋を炒めて醤油と塩コショウで味を調えたら完成となる。菊芋は味にクセがないので、バター醤油で炒めることでまろやかな仕上がりになり、美味しくなる。

菊芋の味噌漬け

材料は、菊芋、味噌のみ。菊芋を厚めにスライスしてから、味噌に漬ける。味噌を何度か漬け変えながら、食感を残しつつゆっくりと漬け込んでいくとよいだろう。

菊芋の煮物

材料は、菊芋、出汁、みりん、醤油、ゴマ油だ。菊芋は一口大に切っておく。菊芋は断面が多いほうが味しみがよくなるので、乱切りで一口大に切るとよいだろう。鍋にゴマ油をひいて菊芋を炒めてから、出汁を加えて煮ていく。沸騰したら、みりんと醤油を入れて、味がなじむまで煮たら完成となる。

3. 菊芋の効果効能を逃がさない食べ方のコツ

菊芋の効果効能とそれらを余すことなく摂り入れられる調理のコツを紹介していく。

菊芋の効果効能について

菊芋の可食部は芋状の塊茎部分であり、この部分には多糖類のイヌリンが多量に含まれている。このイヌリンが、菊芋の効果効能においてとても重要となっている。イヌリンの主な働きには血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあることから(※1)、菊芋は「天然のインスリン」と呼ばれている。また、菊芋には食物繊維が多く含まれている。この食物繊維の働きとして、腸内環境を調え整腸効果を促す働きと血中脂質低減効果が挙げられることから、菊芋は体重管理に最適な食材といえるだろう。

イヌリンを逃さずに調理するコツ

イヌリンは、高温での長時間加熱、強酸性での調理によって減少する。これらのことからイヌリンを逃さずに調理するコツとして、以下のことが挙げられる。

・菊芋を生食で食べる

菊芋は生食でも、食感を楽しみながら十分に美味しく食べられる。確実にイヌリンを摂取したいのであれば、サラダや味噌漬けにして食べるといった方法をおすすめしたい。

・菊芋を加熱調理する場合は短時間で行う

菊芋を高温で長時間加熱するとイヌリンの減少に繋がってしまうので、調理時間を短くするように心掛けるとよいだろう。

・菊芋を酢と一緒に調理することを避ける

菊芋は酸性条件で調理するとイヌリンの減少に繋がってしまうので(※2)、酢と一緒に調理することを避けるようにするとよいだろう。

菊芋の皮について

菊芋の皮の部分にも、栄養が多く含まれている。食物繊維の働きは上記で解説したとおりで、体重減量に効果的とされている。また厚生労働省(※3)によると、ポリフェノールには抗酸化物質が含まれていて、細胞の活性化に役立っている。これらのことから、菊芋の皮はむかずに摂取するようにしたほうがよいだろう。

結論

本記事では、菊芋の美味しくて健康にいい食べ方を紹介してきた。美味しさというのは食べる人やその時々の気分によっても変わってくるものなので、おすすめの食べ方を念頭に置きながら、自分好みの菊芋の食べ方を見出してもらいたい。
(参考文献)
※1 公益財団法人 静岡県産業振興財団「イヌリン(血糖値上昇抑制作用)」
http://www.fsc-shizuoka.com/functional-database-of-food/fufnctional-food-material-database/inulin-3/

※2 西九州大学健康福祉学部紀要 5巻 1〜7ページ 2018「キクイモに含まれるイヌリンの安定性に及ぼす加熱および pH の影響」
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006770962

※3 厚生労働省e‐ヘルスネット「抗酸化物質(こうさんかぶっしつ)」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-009.html
  • 更新日:

    2021年1月19日

  

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