1. 手まり寿司とは?

手まり寿司とは、その名が示す通り、手まりのようにまん丸い形をした一口サイズのお寿司のこと。京都では、豆寿司とも呼ばれ、大口を開けて食べることが憚(はばか)られる芸妓さんや舞妓さんに好んで食べられている寿司のようだ。実際、京都には、手まり寿司専門店もたくさんある。また、京都駅やその周辺の商業施設などでも販売されていて、京都土産として、国内外問わず、観光客からの人気も高い。
手まり寿司は、その丸くて愛らしい見た目から、食卓を華やかに彩るメニューとして、パーティーやお祝いごとなどにおすすめできる。中でも、ひな祭りのメニューとして、手まり寿司は、とくにぴったりといえるだろう。
2. 手まり寿司の魅力

手まり寿司の魅力は、なんといっても、丸くて愛らしい見た目であるといえるだろう。また、寿司ネタとして使用する食材には、これといってとくに決まりはなく、基本的にどんな食材をネタにしてもOK、という自由度の高い点も魅力として挙げることができる。
手まり寿司のネタとしては、通常の寿司に使われるマグロや海老などはもちろんのこと、漬け物などもよく使用されるようだ。このほかにも、アイデア次第で、ありとあらゆる食材をネタとして使用することができる。そのため、作り手の創作意欲がそそられる点も、魅力として見逃せない。
さらに、基本的な作り方が、とても簡単であるという点も、手まり寿司の大きな魅力になるだろう。簡単なので、子どもと一緒に楽しく作ることもできる。では、手まり寿司の作り方について、これから見ていこう。
3. 手まり寿司の作り方

手まり寿司の基本的な作り方は、冷ました寿司飯に好みのネタをのせ、それをラップで包んで丸く形を整えるだけと、詳しく説明する必要もないほど簡単だ。手まり寿司そのものの作り方は簡単だが、寿司飯については以下のように、いくつかポイントをおさえて作る必要があるだろう。
寿司飯用のごはんはかために炊く
通常よりも少し水の量を減らしてかために炊こう。そうすることで、べちゃっとせずにちょうどよい歯ごたえの寿司飯ができる。
寿司酢の割合の基本
寿司酢は、米1合に対して、酢20ml、砂糖大さじ1(9g)、塩小さじ1(5g)が基本の割合になる。この割合をベースに、好みで適宜調整しよう。子ども向けとしては砂糖を多めにする甘めの味付けがおすすめ。なお、合わせるネタによっては、塩の量を調整することもポイントとしておさえておこう。なお、より簡単に済ませたいのであれば、市販の寿司酢を使用するのも一案だ。
寿司ネタは、彩りを考えて、可能な限りカラフルになるような食材を集めるようにしよう。
マグロ、サーモン、海老などの定番の寿司ネタに加え、チーズやアボカド、ローストビーフ、生ハムなどもおすすめできる。
マグロ、サーモン、海老などの定番の寿司ネタに加え、チーズやアボカド、ローストビーフ、生ハムなどもおすすめできる。
結論
ひな祭りにおすすめの手まり寿司の魅力や作り方について紹介した。ひな祭りに手まり寿司をふるまえば、大いに盛り上がることは間違いない。作っている段階から、盛り上がれるので、これを機に、ぜひ子どもと一緒に手まり寿司作りにチャレンジしてほしい。
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