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【甘納豆の赤飯】の作り方を紹介!北海道の郷土料理を解説!

【甘納豆の赤飯】の作り方を紹介!北海道の郷土料理を解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

2021年3月25日

お祝い事の定番料理である赤飯は、小豆を米と一緒に炊き込んで作るのが一般的だ。しかし、小豆の代わりに甘納豆で作られる赤飯がある。本記事では、北海道で食べられている甘納豆の赤飯について解説するとともに、簡単にできる作り方も紹介する。

  
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1. 北海道の赤飯には甘納豆をいれる?

ごま塩で味付けされる一般的な小豆の赤飯とは、見た目も味も異なる甘納豆入りの赤飯が北海道では好まれている。北海道では、一般的な赤飯と甘納豆の赤飯が同列、もしくは甘納豆の赤飯のほうが主流な場合が多いようだ。

甘納豆入り赤飯の特徴

一般的な赤飯は、小豆を茹でこぼしてから炊くなど手間がかかるが、甘納豆の赤飯の作り方は非常に簡単だ。米を炊いてから甘納豆を混ぜ込み、食紅で色付けするのである。甘納豆を混ぜ込んでいるため、当然甘い。見た目に関しても、一般的な赤飯より豆の粒が大きいという特徴がある。

甘納豆入り赤飯の由来

農林水産省「うちの郷土料理」(※1)によると、甘納豆の赤飯は昭和20年代後半頃に考案されたという。調理法を確立したのは、札幌の学校法人光塩学園創設者かつ初代学長である、南部明子先生だ。忙しい母たちが手軽に作れるよう、手間のかかる小豆の赤飯よりも簡単にできる料理として広めたのである。元々、南部先生の母親も甘納豆で赤飯を作っていたそうだ。

道内で人気を集め広まる

南部先生は北海道郷土料理の第一人者でもあった。全道各地で料理講習会を行う際、地方の母親たちに甘納豆入り赤飯の作り方を伝授していったという。簡単に作れて甘みのある赤飯は子どもに好まれ、人気を集めていった。メディアでも紹介され、道内に普及するようになったのである。

2. 甘納豆の赤飯はどんな時に食べるの?

一般的に赤飯はハレの日の食事として知られるが、甘納豆の赤飯も同様である。また、とくに行事に関わらず、1年を通して食されている(※1)。

日常食としても気軽に食べられている

手軽に作れる甘納豆の赤飯は、家庭で調理されることが多い。スーパーなどでは、もち米やうるち米とともに甘納豆や食紅が陳列されていることもある。また、学校給食でも出されている。スーパーの惣菜やコンビニのおにぎりとしても甘納豆入り赤飯が商品化され、販売されている。このように、北海道ではお祝い事で食べられることはもちろん、それ以外の場面でも日常的に親しまれているようだ。

甘いが食事という位置付け

甘納豆の赤飯は甘いが、お菓子ではなくあくまでも食事という位置付けである。そのため、一般的な小豆の赤飯と同様に、おかずと一緒に食べられることがほとんどだ。

3. 甘納豆の赤飯の作り方

北海道で親しまれている甘納豆の赤飯の味が気になる人も多いのではないだろうか。一般的な赤飯よりも簡単に作れるため、材料を入手して自宅でも気軽に作ってみてほしい。南部先生による基本の作り方(※1)を紹介する。

材料

もち米、うるち米、甘納豆、食紅、塩、ごま塩(黒ごまと塩)、紅しょうが

米を合わせて洗う

もち米とうるち米を1:1の割合で混ぜ合わせて洗い、30分ほど水につけておく。あまり長くつけすぎると、もち米が柔らかくなりすぎるため気を付けよう。

鍋で米を炊く

鍋に水を入れ、火にかけながら塩と食紅を加えて混ぜる。水切りした米を加え、沸騰後中火で5分、さらに弱火にして10分炊く。

甘納豆を加える

甘納豆はサッと洗ってから加えると、甘くなり過ぎない。米が炊けて火を止めるタイミングで甘納豆を加えて、軽く混ぜ合わせよう。そのまましばらく蒸らしておくと、炊きあがった赤飯の熱で甘納豆の周りが少し溶けて甘みが増す。

仕上げ

赤飯を器に盛り、好みでごま塩をふり紅しょうがを添えて完成。

好みでアレンジ

もち米とうるち米の割合は好みで変えてもよい。北海道でも各家庭で独自のアレンジが施されることも多い。食紅の代わりに赤ワインで色付けする、小豆ではなく黒豆やミックスビーンズの甘納豆を入れて炊くという人もいる。基本の作り方を踏まえて、好みでアレンジするのも楽しそうだ。

結論

自らも働く母であった南部先生により、子どもを喜ばせたいという思いから伝わっていったのが甘納豆の北海道の赤飯だ。一般的な赤飯を作るのが難しい場合も、甘納豆で作る方法なら気軽にできるのではないだろうか。北海道で親しまれている味をぜひ家庭でも試してみてほしい。
(参考文献)
※1出典:農林水産省「うちの郷土料理」赤飯 北海道
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/sekihan_hokkaido.html
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  • 更新日:

    2021年3月25日

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