1. サウザンドレッシングとは?名前の意味や味について
サウザンドレッシングの正式名称はサウザン・アイランド・ドレッシングだ。長いこの名前に込められた意味やサウザンドレッシングの味について紹介する。
なぜサウザンドレッシングというのか?
サウザンドレッシングの正式名称にある「サウザン・アイランド」を訳すと、千の島という意味になる。アメリカとカナダの間のセントローレンス川には、さまざまな大きさの島が1000以上存在している。それをサウザンアイランドと呼ぶ。サウザンドレッシングには、みじん切りの玉ねぎやピクルスなどが入っている。それらがまるで千の島のように見えることから、サウザンドレッシングという名前が生まれたのだ。
サウザンドレッシングはどんな味?
サウザンドレッシングに使われる主な材料は、マヨネーズ、ケチャップ、レモン汁、オリーブオイル。そこに細かく刻んだ玉ねぎやピクルスなどが混ぜられる。そんなサウザンドレッシングは、ほどよい酸味とまろやかさが合わさった味わいが楽しめる。さまざまな刻んだ食材が入っているので、食感の楽しさとコクのある味わいも合わさっているのだ。色合いもキレイなので、サラダをより華やかな印象にしてくれるドレッシングでもある。
2. サウザンドレッシングとオーロラソースの違いは?
サウザンドレッシングとよく間違えられるのが、オーロラソースだ。オーロラソースもサウザンドレッシングと同じようにマヨネーズにケチャップを混ぜて作ることから、その違いが分からない人も多い。では、サウザンドレッシングとオーロラソースでは何が違うのだろうか?
違いはソースが入っているか?
サウザンドレッシングはレモン汁やオリーブオイルを加えているのに対して、オーロラソースはレモン汁やウスターソースを加えて作られる。オーロラソースは揚げ物や料理のソースとして使われることが多い。一方、サウザンドレッシングはその名の通り、サラダに使われることが多い。ほかにもサウザンドレッシングは刻んださまざまな具材が入っているのも特徴だ。
本物のオーロラソースはマヨネーズとケチャップではない!
日本人が想像するオーロラソースは、先ほども紹介したようにマヨネーズとケチャップを合わせたものだろう。しかし実際の本場フランスのオーロラソースは、ホワイトソースにトマトピューレを混ぜたもので、日本とは作り方が異なる。つまり日本ではサウザンドレッシングとオーロラソースが似ているように思われがちだが、実はまったく違うソースのことだということだ。
3. 自分好みでOK!サウザンドレッシングの作り方
サウザンドレッシングは基本の作り方をマスターしておけば、自分好みに具材をアレンジすることもできる。自宅にある材料を組み合わせるだけでも完成するので、基本のサウザンドレッシングの作り方を見てみよう。
作り方
玉ねぎやピクルス、にんにくなどの具材をみじん切りしておく。このとき、玉ねぎを水にさらしておくと苦味を抑えることができる。そして具材の水気をよく切っておく。具材をボウルに入れてマヨネーズとケチャップ、レモン汁、砂糖、塩こしょう、オリーブオイルを入れてよく混ぜ合わせれば完成だ。
アレンジ自由自在
サウザンドレッシングの具材は必ず入れなくてはいけないわけではない。そのため、より簡単に作りたい場合は、調味料だけを合わせて作るのもいいだろう。逆により具だくさんのサウザンドレッシングにしたい場合は、茹で卵やパプリカなどの具材をプラスするのもおすすめだ。また、自宅にオリーブオイルがない場合は、入れなくてもいいだろう。基本となるマヨネーズとケチャップを合わせて、自分好みにアレンジして楽しむことができるのもサウザンドレッシングの魅力だ。
4. サウザンドレッシングのサラダ以外での使い道
サウザンドレッシングは、サラダ以外にもいろいろな使い方ができる。魚や肉料理、さらには揚げ物のソースとして使うこともできる。ほかにはサンドイッチやハンバーガーのソースとしても美味しい。また、肉や魚をサウザンドレッシングで下味を付けて焼くのもよい。とにかく万能な使い方ができるのも魅力なのだ。サウザンドレッシングは色合いも鮮やかでキレイなので、料理をより華やかに仕上げてくれる。おもてなし料理としても活用できるだろう。
結論
サウザンドレッシングは、基本の作り方にさまざまな具材を加えてアレンジを楽しめるドレッシングでもある。さらに使い方も自由自在でサラダ以外の活用法もある。いろいろな料理に活用して味わってみてもらえたら、うれしい。
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