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寿司が1皿に2貫のっている理由を解説!理由は日本人特有の感覚に?

寿司が1皿に2貫のっている理由を解説!理由は日本人特有の感覚に?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

2021年4月10日

日本の国民食として江戸時代から好んで食べられている寿司。ところで、回転寿司をはじめ、多くの場合、寿司は、1皿に2貫というスタイルが一般的だ。なぜ寿司は、1皿に2貫なのか、不思議に思ったことはないだろうか?今回は、寿司が1皿2貫である理由や由来についてお伝えしよう。

  
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1. 寿司はなぜ「貫」と数える?

たとえば、箸は1膳、2膳、いかは、1杯、2杯、うさぎは1羽、2羽と数えるなど、日本語の数え方は、物によって異なる。寿司の場合も、握り寿司は、通常、1貫、2貫と数える。ではなぜ、寿司を数えるのに「貫」が使われるのか?疑問に思ったことはないだろうか?
ちなみに貫は、質量の単位。1貫は、ちょうど江戸時代の1文銭の1,000枚分の重さに該当する。江戸時代の人々は、1文銭貨幣の穴にひもを通して、持ち歩いていたようだ。持ち歩いていた1文銭貨幣は、およそ100枚程度だったが、それを誇張して1貫と呼んでいた。その誇張して呼んでいた1貫の重さが、ちょうど当時の握り寿司1個分と同じだったことから、1貫と数えるようになったといわれている。
また、江戸っ子が、握り寿司そのものの重さを誇張して「1貫もある」といったことがきっかけで「1貫寿司」と呼ばれるようになったことが由来となっているという説もあるようだ。
このほかにも、さまざまな説があり、残念ながらどれが正解なのかは、よくわかっていないというのが本当のところのようだ。

2. 寿司の1皿が2貫の理由

寿司の1皿が2貫の理由についても、寿司の数え方に貫という単位が用いられるようになった理由と同じで、以下のように諸説あるようだ。

食べやすくするため

江戸時代の握り寿司は、いまの握り寿司に比べると大きかったようだ。ちょうど、いまの握り寿司の2倍以上も大きかったとのこと。最初は、そのまま出していたようだ。しかし、客が食べづらそうにしていて、またその様子も下品だったことから、当時寿司屋の店主だった華屋与兵衛という人物が、食べやすいように小さくして出すことを思いついた。
ただ、小さくするだけでは、客に文句をいわれるので、数を増やして2つ出すようにした。これでちょうど前の寿司の大きさと同じ量くらいになる。元来、2つ1組のものは、縁起がよいと好まれていたことと、食べやすくなったことが重なり、このスタイルが当時の客に大いに受けた。やがて幅広く浸透し、1皿に2貫というスタイルが定着することになった。

ネタの数が少なかったから

江戸時代は、いまに比べるとネタの数が少なかった。そのことをカバーするために、大きく握って、それを半分にして出していた。その名残りで、いまも、1皿に2貫出すというスタイルが継承されているという説がある。

3. いまは1皿が2貫でないケースもあり

もっともいまは、1皿に1貫で出てくる場合もある。この傾向は、どちらかといえば高級な寿司店に多いようだ。また、リーズナブルな価格が魅力の回転寿司の場合も、高級なネタは、1皿に1貫で出てくることが、主流となっている。
いまも多くの場合、1皿2貫で出てくる寿司だが、回転寿司店ではない一般の寿司店の場合、寿司を注文して、1皿2貫で出てくる場合は、値段もきっちり1貫の倍になっていることも少なくない。また、寿司1貫に対する解釈も、1皿に寿司が2つのっていることだと解釈している店もあるようだ。注文する際は、念のために確認してみるとよいだろう。
さて、握り寿司が誕生したのは、1820年頃で、当時は、屋台で食べられていたようだ。そしてその当時の寿司は、1つで、いまの2~3倍の量だった。寿司は、屋台の奥で握られていて、客は、立ったまま、手づかみで3~4貫ほど食べれば、十分に満足できたようだ。当時は、まだ1皿2貫というスタイルは定着していなかったが、やはり一つが大きすぎて食べにくいということで、半分にして出されるようになったことが、1皿2貫の始まりともいわれている。

結論

寿司が、1皿に2貫のせられている理由と由来についてお伝えした。お伝えしたように、理由や由来については、さまざまな説がある。どの説が正解なのか、確かめようがないので、どれも正解だと考えてもよいのかもしれない。
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  • 更新日:

    2021年4月10日

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