デーツの食べ方を紹介！皮や種は食べられるのだろうか？

ドライフルーツで売られていることが多いデーツ。ここではデーツの食べ方を紹介しよう。半分に割って種をとり、皮ごと食べるのが特徴のひとつ。ただし中にある種は取り除いて食べること。中近東では日常的にフルーツとして食べられているが、食べ方は木に実をつけたまま乾燥させてドライフルーツとして味わうという。
先述したように日本ではドライフルーツとしてスーパーなどで販売されており、コクのあるソースの材料として使用されることもある。味の特徴は黒糖や干し柿のような甘みがあるところだ。また妊娠中にもおすすめの食品である。ちなみにイランでは妊娠中の女性が、デーツを毎日食べることで、生まれてくる子どもが丈夫になるといわれている。
デーツは乾燥して軽いのでかばんに入れて持ち運び、外出先で空腹時のおやつとして食べるのもおすすめ。そのほかの食べ方としてはヨーグルトに入れたり、アルコールのつまみにしたり、料理に入れて食べるのもありだ。

アラブ諸国から北アフリカまでの広い地域で昔から常食されているデーツ。現在では主に中東で生産されており、雨の少ない土地でも育つうえ長期保存可能なので、乾燥地帯に住む人達の大切な食料といえる。
デーツを食べるのにとくにおすすめなのが、先述した妊娠中の人とダイエット中の人だ。妊娠中はお腹の中の胎児が成長するにつれ、必要な血液量が増えていくので、妊婦は貧血になりやすい。鉄分補給するうえでもデーツを食べるべきだろう。妊娠中は便秘やむくみのような症状にもなりやすい。
デーツには食物繊維やカリウムがたっぷりと含まれているので、妊娠中に不足しやすい栄養成分を補ってくれるだろう。妊娠中の人は1日1粒、食べるのがおすすめだ。またダイエット中の人が甘いものを恋しくなったときにデーツが重宝するのは、甘みが強い食材で満足度が高いからだ。
とくに小腹が空いたときにドライフルーツを食べると空腹を紛らわせられるだろう。ただし糖質が多いため、食べ過ぎには注意が必要だ。1日3粒ほどを目安にするとよいだろう。いろいろな食べ方があるが、甘さをやわらげたいなら、ナッツやクルミと合わせて味わうのもおすすめだ。

最後にデーツのおすすめの食べ方を紹介しよう。おすすめの食べ方のひとつがデーツにクリームチーズやナッツを挟んで楽しむ方法だ。オードブルのようになり、ワインやシャンパンのようなアルコールとの相性もバッチリ。
デーツのおすすめの食べ方のひとつが、おかずサラダだ。作り方はにんじんの皮をむいてスライスし、細かく刻んだデーツと合わせ、酢とオリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調えれば完成だ。簡単に作れるのにオシャレに見え、常備菜や弁当のおかずにもおすすめ。
デーツのおすすめの食べ方のひとつがパウンドケーキだ。下準備としてオーブンは170℃に予熱し、デーツは粗く刻み、ナッツは軽くローストして粗く刻む。デーツとナッツをラム酒に漬けておく。卵とバターは室温に戻し、薄力粉とベーキングパウダーはボウルで合わせて2回ほどふるう。
バターをボウルに入れ木べらで練る。クリーム状になったらグラニュー糖を加えて混ぜ合わせる。溶き卵をボウルに少しずつ加え、その都度泡立て器で混ぜる。薄力粉とベーキングパウダーを加え、ゴムベラで切るように混ぜる。粉っぽさがなくなったら、生地にツヤが出るまで混ぜる。さらにデーツとナッツを加えて混ぜ合わせる。
ベーキングシートを敷いたケーキ型に生地を流し入れ、両端が高くなるようにゴムベラでならす。予熱しておいたオーブンで35分ほど焼く。竹串を刺して何も付いてこなければ、取り出して冷まし、粗熱が取れれば完成だ。乾燥防止のためラップでくるんでおき、食べる直前に切り分けること。上品な甘さのスイーツで、ちょっとした手土産にもおすすめ。

ドライカレーや手羽先の甘辛煮のようなメイン料理をはじめ、かぼちゃ、サラダのような副菜、紹介したパウンドケーキのようなスイーツなど、いろいろな食べ方で楽しめるデーツ。これまでデーツを知らなかった人も、試しに食べてみてはいかがだろうか。