目次
1. ココットとは?

ココット(ココット皿)には複数意味があるが、一般的には小型で円形の耐熱容器を指す。サイズは直径5~10cm程度、高さ5cm程度が多く、材質は陶器が中心だが、ガラス製やプラスチック製などさまざまある。ココット皿は卵料理(特にスフレ)に使われることが多く、スフレ皿・スフレ型・スフレカップなどとも呼ばれているほか、「ラメキン(Ramekin)」と呼ばれることもある。
両手鍋のココットとは?
ココットというと一般的には小型の耐熱容器を指すことが多いが、「厚手のフタが付いた両手鍋」を指すこともある。こちらの両手鍋の特徴は、鋳物であるため直火で加熱できたり、オーブンにそのまま入れたりできること。また、両手鍋のココットは、煮込み料理などに使うことが多くなっている。一般的には「キャセロール鍋(Casserole)」と呼ばれている。
2. ココット皿を使った料理3選

ココット(ラムカン)という場合、料理名を指すこともある。そんなココット料理には卵料理をはじめ、野菜料理やグラタンなどがある。また、料理だけでなくスフレやプリンといったスイーツに使うこともある。ここでは、そんなココット皿を使った料理をいくつか紹介しておこう。
ココット料理1.スフレ
ココット皿を使った代表的な料理の1つが「スフレ」である。卵・砂糖・サラダ油・ヨーグルト・薄力粉・ベーキングパウダーなどで作った生地をココット皿に流し込み、生地が膨らむまでオーブンで焼いたらスフレの完成だ。これだけで可愛らしい見た目だけでなく、フワフワとした食感と卵の優しい甘みが特徴のスフレを楽しめる。ココット皿を手に入れたらぜひ試してみたい料理といえる。
ココット料理2.チーズ焼き
ココット料理というと、「チーズ焼き」も定番料理の1つである。作り方は、まずバターを塗ったココット皿に、ほうれん草といったお好みの具材を入れる。それから牛乳を加えて、真ん中に卵を割り入れる。最後に、チーズをトッピングしてからオーブントースターで焼けば完成だ。手軽に作れることだけでなく、美味しいことやアレンジしやすいことも特徴の料理となっている。
ココット料理3.キッシュ
「キッシュ」も、ココット皿を使ったおすすめ料理の1つだ。キッシュを作るときは、ココット皿にバターで炒めたベーコンとほうれん草などを入れる。それから、卵と牛乳で作った卵液を入れて、上にチーズを乗せる。あとはオーブンで表面に焦げ目が付くまで焼けば完成だ。ほうれん草のキッシュが定番だが、カボチャやニンジンなどほかの野菜を使っても美味しく食べられる。
3. 市販のおすすめココット皿2選

ココット皿は、ニトリや無印良品といったインテリア用品店、ダイソーやセリアといった100円ショップなどで手に入ることが多い。また、近くにお店がなければAmazonや楽天市場といったネット通販を利用するのもおすすめだ。ここではネット通販で人気のココット皿をいくつか紹介する。
おすすめ1.TAMAKI
TOMAKIは、丸利玉樹利喜蔵商店が手掛ける食器ブランドの一つ。このTAMAKIからもココット皿が販売されている。一般的なココット皿の「ボニー」とカップ状の「フォルテモア」の2種類を提供している。いずれも同ブランドにおける、ロングセラー商品の一つとなっている。
おすすめ2.COTTA
COTTA(コッタ)は、主に製菓・製パン材料専門サイトを運営している企業である。そんなCOTTAでは、ココット皿(スフレ皿)の販売も行っている。サイズは「直径60mm×高さ35mm」~「直径89mm×高さ51mm」の合計7種類。陶器タイプであり、オーブン・レンジにも対応している。
結論
ココットとは、一般的に小型で円形の見た目をした耐熱容器のことを指す。しかし、フランスではキャセロール鍋を「ココット」と呼んだり、ココット皿を使った料理を「ココット」と呼んだりすることもある。そのため、基本は小さな容器のことでいいが、違った意味で使われている場合もあるので注意しよう。
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