1. 生のヤングコーンの美味しい食べ方

ここでは、ヤングコーンを生の状態から調理する方法をいくつか紹介しよう。
ヤングコーンの下茹で方法
ヤングコーンは生食も可能ではある。新鮮なヤングコーンであれば生でも甘いが、基本的には下茹でしてから調理に使用するのがよい。ヤングコーンの下茹で方法は簡単だ。まず、鍋に水と塩を入れて沸騰させる。ヤングコーンの茹で時間は3~4分ほど。茹であがったらヤングコーンを取り出し、粗熱が取れるまで冷ませば完了だ。
ヤングコーンをグリルで焼く方法
ヤングコーンは生の皮が付いた状態のままグリルに入れて焼くと、香ばしさがグンとアップする。ひげの部分は、焼くとさらに甘みが引き出されるので、ぜひ捨てずに味わってみてほしい。
ヤングコーンをグリルで焼く場合は、まず外皮を3枚程度はがし、ひげが焦げないようにアルミホイルで全体を包む。グリルに入れ、香ばしい色が付くまで10分ほど加熱する。焼きあがったら皮をむいて完成だ。
ヤングコーンを炒める方法
生のヤングコーンは調味料を入れてサッと炒めるだけでも美味しく食べられる。下茹でする必要もないので、弁当のおかずとしてもおすすめの食べ方だ。まずヤングコーンの皮とひげを取り除いておく。鍋にバターを入れて中火で溶かす。バターが溶けたらヤングコーンを入れ、さらに酒を入れてふたをし、2分ほど蒸し焼きにする。ふたを取って少し焼き目をつけ、最後に醤油を回し入れたら完成だ。
2. 生ヤングコーンのさっぱりピクルス

次にヤングコーンを生の状態から作るピクルスを紹介しよう。西洋の漬け物として知られるピクルスは、野菜そのものの食感や旨みを楽しめるシンプルな料理だ。彩りもよく手軽に作れるので、夕食のあと一品足りない時や弁当のおかずにもおすすめ。
ヤングコーンを生の状態から調理する場合は、まず縦半分にカットする。キュウリは縦8等分、パプリカは食べやすい大きさにカットしよう。耐熱容器に酢と砂糖、塩と水、そしてヤングコーンを入れて600Wのレンジで2分ほど加熱する。レンジから取り出した容器にキュウリとパプリカを加え、ざっくりと混ぜたら冷蔵庫で3時間ほど寝かせて完成だ。
ヤングコーンの生が手に入らない場合は、缶詰のものを使用してもよい。その場合は、キュウリやパプリカなどほかの食材と同じタイミングで漬け込み液に加えよう。
3. 相性バツグン!ヤングコーンの生ハム巻き

最後に紹介するのは、ヤングコーンの生の状態から調理する生ハム巻きだ。短時間で簡単にできるのに見ためが豪華なので、おもてなし料理にもおすすめ。生ハムの塩分とヤングコーンの甘みのバランスがちょうどよい一品なので、酒のつまみとしてもぴったりだろう。
ヤングコーンを生から調理する場合は、まず下茹でをしておく。下茹でしたヤングコーンはフライパンにオリーブオイルと一緒に軽く炒め、醤油をひとまわしして火を止める。粗熱が取れたら半分にカットする。カットしたヤングコーンとモッツァレラチーズを生ハムにのせ、くるくると巻き皿に盛る。最後にコショウとオリーブオイルをまわしかけ、仕上げにワインビネガーをふりかけて完成だ。
ヤングコーンが生の状態で手に入らない場合は、水煮を使っても調理できる。水煮を使えば下茹でする必要がないので、手早く作りたいときにもぴったりだ。
結論
ヤングコーンは生から調理すると独特の甘みを感じられる食材。実だけでなくひげや内側にある柔らかい皮も食べられるので、食べたことがないという人は味わってみてほしい。今回紹介した調理法のほかに、炊き込みごはんや天ぷらなどにしても美味しい。気に入ったレシピをみつけて、ぜひ家族みんなでヤングコーンの美味しさを楽しんでみよう。
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