1. ひげごと味わう!ヤングコーンの素揚げ
ヤングコーンのひげは食べることはできるが、生で食べるには向いていない。ヤングコーンをひげごと美味しくいただくためには、ひと手間調理をほどこす必要がある。さまざまな調理方法の中でもとくに「揚げ」は、もじゃもじゃとしたヤングコーンのひげの特徴を最大限活かすことができる調理方法だろう。揚げると一口にいってもヤングコーンにひげが付いたまま、まるごと素揚げするのもよし、ひげ単体でまとめて、かき揚げの天ぷらにするのもよい。素揚げ、天ぷらのどちらの料理も、ヤングコーンのひげを美味しく食べられるのでおすすめだ。高温の油で揚げることで、ヤングコーンのひげがパリパリとした香ばしい味わいになる。揚げ終わってしっかり油をきったら、仕上げに塩を少々まんべんなくふりかけよう。おかずとしてはもちろん、子どものちょっとしたおやつや大人の酒の肴にもぴったりな一品だ。パリパリの食感とほどよい塩気に、きっとやみつきになる人も多いだろう。
2. フライパンで簡単!ひげ付きヤングコーンのグリル
ヤングコーンのひげを美味しく食べるために、本項で紹介する調理方法は「焼く」。ヤングコーンに皮もひげも付けたまま、まるごと焼いてしまうといういたってシンプルな作り方だ。ヤングコーンの皮を付けたまま、まるごと焼くとはいえあまりに硬く分厚い皮が付いていると中まで火が通りにくいので要注意だ。焼く前は、皮を2~3枚残すイメージで外側の硬い皮をむいておく必要がある。ヤングコーンの外皮をむいておく下準備が終わったら、魚焼きグリルなどにアルミホイルを敷き、ヤングコーンをのせて裏返しながら10分程度を目安に焼き色が付くまで焼こう。バーベキューの具材としてヤングコーンを炭火で焼くのもおすすめだ。皮を付けたまま焼くことで、皮の下に隠れたひげや身が蒸し焼き状態になり、しっとりとした食感と濃縮された甘みを味わうことができる。少し味が物足りないと感じる人は、醤油やマヨネーズ、七味などの調味料を使い、味に変化をもたせながら自分好みに食べるとよい。
3. ひげの食べ方!ヤングコーンのひげのスープ
ヤングコーンのひげを美味しく食べるため、おすすめしたい調理方法は「茹で」だ。茹でるといっても、ヤングコーンのひげは軽く火を通すだけでよいのでレンジで少し加熱するだけでもよいだろう。ヤングコーンのひげをスープや味噌汁など汁物の具に活用する場合は、鍋にほかの具材を先に入れてヤングコーンのひげは一番あとに投入する。ヤングコーンのひげを入れたら火の通りすぎを防ぐため、火は止めてしまっても構わない。汁物に入れることでヤングコーンのひげを単体で茹でる手間も省け、立派な一品となる。さらに、汁物の具として食べることでヤングコーンに多く含まれるビタミンやカリウムといった栄養を余すことなく摂取することができ、よいことづくめだ(※1)。また、ヤングコーンのひげを味噌汁に入れる場合は、ひげ自体に甘みがあるのでオリーブオイルとの相性がバツグン。オリーブオイルを味噌汁に少量垂らすことでより新鮮な味わいになる。
結論
今回はヤングコーンのひげを美味しく食べる、おすすめの料理をいくつか紹介した。いままでヤングコーンのひげは食べられないと思っていた人も多いのではないだろうか。ヤングコーンのひげは揚げても焼いても美味しく食べられるため、立派な食材であるといえる。これまでひげ部分は捨てていた、もしくは食べたことがないという人は、皮付きのヤングコーンを手に入れられる機会があれば料理に取り入れ、実際に食べてみてほしい。
(参考文献)
※1:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/11/30/1365343_1-0206r8_1.pdf
※1:日本食品標準成分表2015年版(七訂)
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/science/detail/__icsFiles/afieldfile/2016/11/30/1365343_1-0206r8_1.pdf
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