1. 白玉粉と豆腐だけ!もちもち豆腐白玉団子の作り方
白玉粉には水を加えることが多いが、代わりに豆腐を使うと冷めてももちもちの白玉団子が作れる。一般的な白玉は作ってすぐに食べないと硬くなってしまうが、豆腐を入れて作ると時間がたっても柔らかいので一気にたくさん作っても最後まで美味しく食べられるだろう。
使う豆腐は絹ごしがおすすめ。木綿でも作れるが、絹ごし豆腐を使ったほうが滑らかに仕上がる。まずはボウルに白玉粉を入れ、そこに軽く崩した豆腐を加えて耳たぶくらいの柔らかさになるまでこねる。ひとまとめになったら一口サイズに丸め、沸騰したお湯に入れて茹でよう。茹で時間は白玉が浮いてきてから2分ほど。大きめに作った場合は、少し長めに茹でるなど工夫しよう。白玉粉と豆腐の割合は4:5程度で、豆腐のほうをやや多めにするとよい。白玉粉や豆腐の種類によって多少違いがあるので、最初は少なめの豆腐でこねてみよう。パサパサするようなら少しずつ豆腐を足し、ちょうどよい硬さになるまで調整してみよう。
おすすめの食べ方
豆腐を使って作る白玉は、みたらしのタレやあんこを絡めて食べるのがおすすめ。みたらしのタレは醤油や砂糖、みりんや水を鍋で煮詰めてから水溶き片栗粉でとろみを付けるだけで簡単に作れる。甘めが好きな人は砂糖を増やし、甘辛い味が好きな人は醤油を多めに作ってみよう。手軽に食べるなら、きなこをまぶしてもよい。
2. 白玉粉と豆腐の団子を大福や梅ヶ枝餅にアレンジ
白玉粉と豆腐を使った白玉団子は、工夫すれば大福や梅ヶ枝餅にもなる。ちなみに、梅ヶ枝餅とは、福岡県太宰府の名物。水で溶かした米粉であんこを包み、焼き上げて作るお菓子だ。
豆腐白玉団子で作る大福
ボウルに白玉粉と豆腐、水と砂糖を加えてよく混ぜる。ラップをかけて電子レンジで加熱し、全体をかき混ぜる。再度電子レンジで加熱し、もっちりしたら片栗粉を広げた皿の上にのばす。中にあんこやイチゴなど好みの具材を入れ、包み込めば完成。
豆腐白玉団子で作る梅ヶ枝餅
ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、団子を作るときよりもやや柔らかめになるようにこねる。中にあんこを包んで少し平らになるように丸め、フライパンで両面をこんがりと焼けば完成。全体がカラッと乾くまでしっかりと焼くのがポイント。最初は焼いているときにくっつくので、できるだけ触らずに加熱しよう。ある程度焼けてくると、くっつかなくなってくる。
3. 白玉粉と豆腐はパンやドーナツ作りにもおすすめ
白玉粉と豆腐を使うのは、大福や白玉団子だけではない。じつはこの2つを使えば、パンやドーナツなどさまざまなお菓子が作れるのだ。
白玉粉×豆腐で作るもちもちドーナツ
白玉粉と豆腐、ホットケーキミックスをプラスするとドーナツが作れる。材料を合わせてこね、好きな形に整えたら、160~170℃程度のやや低めの温度の油で揚げていく。両面がきつね色になったら完成。豆腐を入れると冷めても硬くなりにくく、もちもち食感が残るのが特徴。小さな丸をリング状に繋げた形にしたいときは、クッキングシートの上で成形するとよい。シートごと油に落とせば、形が崩れることなくキレイに仕上がる。揚げているうちに自然にシートが外れてくるので、無理に剥がさないよう注意しよう。
発酵なしで作るもっちりパン
ドーナツと同じ要領で生地を作り、油をひいたフライパンに丸めた生地を並べる。ふたをして火が通るまで蒸し焼きにすると、もちもち食感が美味しいパンが作れる。発酵などがいらないため、短時間で作れるのが最大のポイント。ササっとお腹にたまるおやつが作りたいときや、朝食にもおすすめ。あんこやクリームなど、好みのものを入れて焼いても美味しい。
結論
白玉粉と豆腐の組み合わせは白玉団子を作るだけでなく、いろいろなお菓子作りに活用できる。豆腐を加えることで冷めても硬くなりにくい団子やドーナツが作れるほか、発酵なしで
焼ける手軽なパンも作れる。大福や梅ヶ枝餅も簡単に作れるので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
焼ける手軽なパンも作れる。大福や梅ヶ枝餅も簡単に作れるので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
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