1. 小メロンとは摘果したメロンのこと
メロンは、1つの樹にたくさんの花が咲くが、実をならせるのは2つか3つほどだ。さらにその中から1つだけを残し、あとは摘果してしまう。この摘果した小さなメロンが小メロンになる。つまり小メロンとは、メロンを大きく育てるために間引いたメロンのことなのだ。
この小メロンは、一般的にはあまり出回ることは少ないが、フルーティーな味わいでカリカリとした歯ごたえが魅力になっている。また、小メロンの大きさは、アボカドほどのものが一般的で、いくつかが袋に入ってまとめて販売されている。
この小メロンは、一般的にはあまり出回ることは少ないが、フルーティーな味わいでカリカリとした歯ごたえが魅力になっている。また、小メロンの大きさは、アボカドほどのものが一般的で、いくつかが袋に入ってまとめて販売されている。
2. 小メロンの収穫時期は初夏
小メロンは初夏に収穫時期を迎える。メロンを大きくさせるために間引いた小メロンは、数も限られており、あまりスーパーに流通していない場合が多い。多くは農家で消費されるか、野菜直売所などで販売されるのみだ。通販で販売していることもあるが、送料のほうが高くなってしまうというデメリットがある。つまり、小メロンはとても貴重な食材だということだ。
小メロンはどのくらいの値段?
小メロンは、だいたい1袋200円ほどで販売されている。通常のメロンが1玉で販売されているのとは違い、小メロンは小さいので、何個かセットになって販売されていることが多い。値段も手ごろで簡単に浅漬けやピクルスが作れるので、見つけた際は購入してみてもらいたい。
3. 浅漬けやピクルスが人気!小メロンの美味しい食べ方
小メロンは浅漬けやピクルスなどにして食べるのが人気だ。小メロンならではのカリカリ食感とフルーティーな味わいは、浅漬けやピクルスにすることでより引き立つ。いろいろな浅漬けやピクルスの作り方があるので、見てみよう。
浅漬けの作り方
小メロンの浅漬けはめんつゆを使って作ると簡単だ。小メロンは水で洗い、先端を切り落として半分に切る。中に種が入っているので取り除く。あとは皮をむき、1cmほどにスライスする。スライスした小メロンを塩と砂糖、めんつゆ、酒を混ぜたもので半日ほど漬ければ、浅漬けの完成だ。
浅漬け作りのコツ
小メロンはとくに小さいものであれば、皮を食べることもできるので、好みで皮をすべてむくのではなく、少し残したままでも食感が楽しめる浅漬けが作れる。浅漬けにする際は、真空状態になる保存容器や保存袋に入れて作ると短時間でも味がしみやすい。
ピクルスの作り方
小メロンはピクルス作りにも適している。常備菜としても活用できるのでおすすめだ。作り方は、まず小メロンの先端を切り落として半分に割り、種を除いて皮をむく。スライスした小メロンと砂糖、酢、水、醤油、塩、鷹の爪を耐熱容器に入れて、ラップをせずに加熱してから冷蔵庫で冷やしたら完成だ。
ピクルス作りのコツ
小メロンのピクルスは、市販のカンタン酢(砂糖、出汁などが入った調味酢)を使えば、合わせ調味料を作らなくても簡単に作ることができる。ほかにハーブやにんにくを一緒に漬けて、味の変化を楽しむのもいいだろう。
いろいろアレンジして漬けてみよう
小メロンはいろいろなアレンジ漬けが楽しめる。まず、紹介したいのがビール漬けだ。小メロンの甘い香りとビールのほろ苦さがよく合う。ほかにも焼酎でつけると、歯ごたえのよい小メロン漬けが完成する。どちらもアルコールを使っているが、1日置くことでアルコール臭は気にならなくなる。
結論
小メロンはメロンを摘果したものだが、あまりスーパーなどで出回らない貴重な食材だ。そんな小メロンは浅漬けやピクルスにすると、カリカリの食感にメロンならではのフルーティーな味わいが楽しめるようになる。あまり一般的には知られていなかった食材だが、これを機に小メロンを見つけたらぜひ購入してみてはいかがだろうか?初夏ならではの貴重な味を堪能してみよう!
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