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甘納豆のカロリーはどのくらい?ほかのおやつとも比較して紹介!

甘納豆のカロリーはどのくらい?ほかのおやつとも比較して紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2021年9月29日

甘納豆は独特の甘みが魅力のお菓子だ。しかし甘みのある豆となると、カロリーがどのくらいあるのか気になるかもしれない。そこで本記事では、甘納豆のカロリーを、ほかのおやつと比較しながら紹介していく。甘納豆を食べる際の参考になれば幸いだ。

  

1. 甘納豆は高カロリー?

まずは、甘納豆のカロリーと糖質がどのくらいかを、文部科学省のデータ(※1~3)から見ていこう。代表的な小豆、いんげん豆、えんどう豆について考える。

それぞれのカロリーと糖質

小豆の甘納豆100gあたりのカロリーは284kcal、糖質は64.7g。同量のいんげん豆の甘納豆は287kcal、糖質は64.4g。えんどう豆の甘納豆は293kcal、糖質は69gだ。おおよそ280kcal~290kcal、糖質65g程度と見ておけばよいだろう。

甘納豆は高カロリーか?

数字だけ見るとカロリーが高いように感じるかもしれない。しかし実際、甘納豆は一度にそれほど多く食べるお菓子でもない。そのため、カロリーを気にし過ぎる必要はないといえる。詳しくは以下で見ていこう。

2. でん六など市販の甘納豆のカロリーは?

次に、市販の甘納豆にどのくらいのカロリーが含まれるかを見ていこう。

でん六「甘納豆」

でん六の甘納豆は、市販の甘納豆の代表ともいえる商品だ。金時豆やうぐいす豆など、種類別に小袋に入っている。種類によりカロリーにわずかな差はあるが、いずれも平均15.5gあたり49~50kcalだ。100gあたりにすると約322kcalとなる。

ハーバー研究所「マービー 甘納豆」

砂糖の代わりに還元麦芽糖が使われている商品で、カロリーの低さが特徴だ。小袋9gあたり20kcalである。100gあたりでは約222kcalとなる。

コープ「甘納豆〈無漂白〉」

添加物の少なさが特徴の商品だ。小袋12gあたり37kcalである。100gあたりでいうと約308kcalだ。

小袋1つなら低カロリー

紹介したいずれの商品も、100gあたりのカロリーは高めに見える。しかし、小袋1つでいえばそれほど高くない。したがって、小袋1つのちょっとしたおやつ程度に留めておけば、カロリーの心配はあまりないといえる。

3. ほかのおやつと比較!甘納豆のカロリーと糖質

甘納豆とほかのおやつとでは、カロリーや糖質にどのくらいの違いがあるのだろうか。上記で挙げた甘納豆のデータと比較しよう。

バタークッキー

クッキーにはさまざまな製品があるが、そのなかでも今回は、市販のバタークッキーで考える。甘納豆は小袋1つで20〜50kcal、糖質は6〜10gとなる。一方、バタークッキーは1枚で52kcal、糖質は6.1gだ。
1袋あたり1枚あたりで比較すると、バタークッキーは糖質こそ甘納豆より控えめだが、カロリーは甘納豆とほぼ同じだ。食べる枚数を考えると、バタークッキーは甘納豆より高カロリーになりがちであるといえる。

黒糖まんじゅう

まんじゅうにもさまざまな種類があるが、例として黒糖まんじゅうを見る。1個あたりカロリーは226kcal、糖質は正確にはわからないが、おおよそ50gだ。カロリーも糖質も、甘納豆1袋より大幅に高い。おやつとして食べるのであれば、甘納豆を食べるほうがカロリーが抑えられるといえる。

板チョコレート

板チョコレート1枚のカロリーはおおよそ280kcal、糖質は約26gだ。糖質が低めにも見えるが、それでも甘納豆1袋より高カロリー、高糖質だ。板チョコレート1枚は多いものの、気がつくとついつい食べきってしまう量でもある。甘納豆のほうがカロリーが低いが、こちらも食べ過ぎると元も子もない。気を付けよう。

4. 甘納豆のカロリーだけでなく栄養も知っておこう

甘納豆に含まれるのは炭水化物だけではない。ほかの栄養素やその役割について見ていこう。

甘納豆は幅広い栄養を含む

甘納豆には、鉄やリン、カリウム、銅など、幅広いミネラルが含まれる。といっても含まれている栄養素の量が多いわけではなく、また一度に食べる甘納豆はそれほど多くないため、期待し過ぎは禁物だ。

鉄とモリブデンの役割

甘納豆に含まれる栄養素のなかから、今回は鉄とモリブデンを取りあげよう。
鉄は血液の成分となるほか、筋肉に酸素を蓄える働きを担う(※4)。したがって、身体にとって欠かせない栄養素だといえる。
モリブデンは、肝臓や腎臓に存在し、酵素の構成成分となる栄養素だ(※5)。普段の食事で十分に摂れる栄養素であるとされるものの、甘納豆に豊富に含まれているのは嬉しい。

結論

甘納豆は100gあたりのカロリーは高めであるが、一度にたくさん食べるおやつではないため、一概に高カロリーだといいきることはできない。ほかのおやつと比較すると、甘納豆のほうが1食あたりのカロリーは低いことが多い。ただし、食べ過ぎには注意しよう。また、微量ながら幅広いミネラルなどが含まれるため、栄養面のメリットも多少は期待できる。
(参考文献)
※1 文部科学省「食品成分データベースより 菓子類/<和生菓子・和半生菓子類>/甘納豆/あずき - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=15_15001_7
※2 同上「食品成分データベースより 菓子類/<和生菓子・和半生菓子類>/甘納豆/いんげんまめ - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=15_15002_7
※3 同上「菓子類/<和生菓子・和半生菓子類>/甘納豆/えんどう - 一般成分-無機質-ビタミン類-アミノ酸-脂肪酸-炭水化物-有機酸等」
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=15_15003_7
※4 公益財団法人 長寿科学振興財団「ミネラル成分の鉄分の働きと1日の摂取量」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-tetsu.html
※5 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「『健康食品』の安全性・有効性情報」
https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail759.html
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  • 更新日:

    2021年9月29日

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