目次
- 1. さやいんげん・さやえんどう・絹さやの違い
- 2. シャキシャキの絹さやの美味しさを再確認!「絹さやえんどうの卵焼き」
- 3. 茹で卵をレンジで作ってまろやか仕上げ「コロコロ野菜サラダ」
- 4. 生米から作る!鍋で放置して完成!「鮭豆乳クリームリゾット」
- 5. 家庭料理の代表を完全マスター!待つだけの「簡単料理肉じゃが」
1. さやいんげん・さやえんどう・絹さやの違い

絹さやと混同しやすいものに、さやいんげんとさやえんどうがある。絹さやを使ったレシピをご紹介する前に、これらとの違いを知っておこう。この3つの違いを知るうえで重要なのが、さやえんどうと絹さやは同じ種類であるという点だ。では、「さやいんげん」「さやえんどう・絹さや」に分けて違いを解説していこう。
さやいんげんとは
さやいんげんとはいんげん豆の種類で、さやごと食べられるものを指している。例外もあるが「さや」とつく豆は、さやごと食べられる種類だと認識しておくとよいだろう。とくに軟莢種(なんきょうしゅ)という未熟成な若いさやが、さやいんげんとして流通。最も一般的な品種は「どじょういんげん」で、別名ケンタッキーワンダーとも呼ばれている。ほかにもサーベルいんげん、モロッコいんげんなどがさやいんげんの品種として知られている。
さやえんどう・絹さやとは
さやえんどうとは、えんどう豆の種類のひとつ。軟莢種にあたるものがさやえんどうとされており、その中の代表的な品種が絹さやである。したがって、「さやえんどう=絹さや」という認識が一般的になっているようだ。そのほか、オランダエンドウや、スナップエンドウ、砂糖さやえんどうが、さやごと食べる品種として挙げられる。豆知識として押さえておこう。
2. シャキシャキの絹さやの美味しさを再確認!「絹さやえんどうの卵焼き」

卵の黄色と、絹さやの緑色のコントラストが映える簡単レシピ。牛乳パックをカットした型枠を使用するので、初心者でも楽に厚焼き風の卵焼きを作れるだろう。卵のふわふわ感と、シャキシャキとした絹さやの食感が楽しいレシピである。一緒にトマトを添えればさらに色鮮やかなひと皿になるので、ぜひお試しいただきたい。
1人前
絹さや 8g(4~5本)
卵 2個
顆粒出汁 3g
砂糖 8g
植物油 適量
牛乳パックを切って作ったガイド 1個(100均などでも購入可能)
詳しいレシピはこちらをCheck!
3. 茹で卵をレンジで作ってまろやか仕上げ「コロコロ野菜サラダ」

和食に登場することの多い絹さやだが、食感を活かしてサラダに活用したレシピもおすすめだ。絹さやはサッと茹でれば色鮮やかな緑をキープできるので、料理をパッと華やかに演出してくれる。卵は電子レンジで調理するため、工程としては切る、茹でる、混ぜるだけで完成する簡単レシピだ。葉野菜のサラダに飽きたという方は挑戦してみてほしい。
2人前
卵 2個
水 大さじ3
にんじん 1/2本
ズッキーニ 1本
絹さや 10枚
新玉ねぎ 1/2個
ミックスビーンズ 50g
オリーブオイル 大さじ1
醤油 小さじ2
アンチョビペースト 少々
酢 小さじ2
塩こしょう 適量
詳しいレシピはこちらをCheck!
4. 生米から作る!鍋で放置して完成!「鮭豆乳クリームリゾット」

生米から作る本格的なリゾットに、アクセントとして絹さや使ったおすすめレシピを紹介していこう。具材は鮭をメインに、長ネギやにんじん、味付けに醤油が入る和風仕様のリゾットだ。絹さやは最後に火を止めてから混ぜ込むため、風味と食感を損なうことなく楽しめる。具材を炒めたらあとは煮るだけの簡単調理なので、忙しい朝にも適したレシピである。
3~4人前
生米 200ml
水 200ml
鮭切り身 1枚
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
長ネギ(白い部分のみ) 1本
絹さや 10枚
顆粒コンソメ 3g
醤油 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1
無調整豆乳 200ml
こしょう 適量
パセリ お好み
詳しいレシピはこちらをCheck!
5. 家庭料理の代表を完全マスター!待つだけの「簡単料理肉じゃが」

「おふくろの味」といわれる肉じゃがも、彩りとして絹さやを添えればワンランク上の料理へと変身する。絹さやの鮮やかな緑をキープできるよう、肉じゃがの具材とは別にサッと茹でて盛り付けよう。老若男女問わず愛される肉じゃがは、家庭料理の定番ともいえる。ぜひ紹介したレシピをマスターして、「父の味」を目指してみてはいかがだろう。
4人前
じゃがいも 6~7個(500~600g)
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
牛肉 200g
しらたき 200g
醤油 大さじ5
みりん 大さじ5
出汁 100cc
絹さや 4本
詳しいレシピはこちらをCheck!
結論
絹さやを使ったレシピを4つ紹介した。脇役になりがちな絹さやだが、主役級の食材として活用できることがお分かりいただけただろう。さやごと食べる絹さやは、細かく刻んでしまえば豆と分からず食べることも可能。豆嫌いの子どもにおすすめな食材であるため、ぜひ絹さやレシピをレパートリーに取り入れてみてほしい。