このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。

マンションのベランダで始める【人参】の栽培

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 出口美輪子(でぐちみわこ)

2019年10月21日

家庭菜園で作った野菜とスーパーで買った野菜。味の違いを強く感じる野菜の1つが人参である。自分で作った人参は土臭く、甘みや独特の風味も濃い。ぜひ、自分で栽培してみてその違いを体感してみよう。

\この記事をシェアする/     
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 種まき

人参は苗からではなく、種から育てる野菜だ。根菜なので、庭や貸し農園など土で育てる場合は、人参が下にスクスク延びるように、土を深く掘り起こして柔らかく耕す必要がある。

しかし、プランターなどの箱で育てれば、そんな苦労はいらない。初めて野菜作りにチャレンジする、またはベランダで栽培するなら、30cmくらいの深めのプランターを用意し、市販の野菜用の土を入れればOKだ。プランターで育てるなら短い仕上がりの「五寸人参」や「三寸人参」、「ベビーキャロット」など小さめの品種がオススメ。

人参の種をまく時期は、春(3月中旬~4月中旬)と夏(7月上旬~中旬)の年2回。プランターの幅に合わせて、1列か2列の溝を付けてすじまきにする。種をまき終わったら、薄めに土をかぶせてやり、軽く手のひらで押さえておこう。人参の種は水を吸収する力が弱いので、ジョウロでたっぷりと水をやる。発芽するまで水やりを忘れずに。ただし、種は非常に小さく軽いので、ジョウロの水を勢いよく上からかけると流れてしまう可能性がある。優しく弱い水流でかけるように心がけよう。

2. 間引き

種まきの後、7日~10日程度で芽が出てくる。先が細く小さく可憐な芽がちょこちょこと土の中から顔を出した姿は、なんとも愛おしく、その後の観察が待ち遠しくなるだろう。

そんな愛おしい芽は、本葉が2枚くらいになったら間引きが必要だ。じっと観察すると、いかにもひ弱そうな芽が混じっているのがわかるので、指先でつまんで間引こう。その後も、成長に伴って2回~3回にわたり間引きを行い、最終的には人参の直径くらいの間隔が開くようにする。育ってくる葉を抜くのを躊躇していると、すべての人参が細くて小さなできあがりになってしまうので、思い切った間引きが必要だ。

家庭菜園のいいところは、間引きした葉も食べられるということ。間引いた人参の葉は、普段スーパーなどではあまり手に入らないが柔らかくて美味しい。生のままサラダに入れたり、茹でて胡麻やマヨネーズで和えたり、炒めて食べたりするのもおすすめ。間引きの最終段階になれば、引き抜いた根に細くかわいい人参ができているはずなので、そのままかじっていただきたい。いたいけなほど小さくても、ちゃんと人参の味がするから、つい「エライ」と褒めてやりたくなるはず。

3. 追肥と害虫対策

【間引きは追肥が終わったら】

間引きが終わった頃に、根がよく育つように追肥をする。化成肥料と油かすをまいて、株の周りの土を軽く掘り起こしながら人参の根元に寄せてやろう。

【葉についた虫は手で取り除こう】

人参の葉にはキアゲハの幼虫、つまり青虫がつきやすい。家庭菜園では農薬はあまり使いたくないので、見つけ次第、手(箸でもOK)でつまんで取り除くようにしよう。見逃していると、あっという間に葉っぱが丸坊主になりかねない。

4. 収穫

収穫は、種まきから約80日が目安。ただし、ミニキャロットなど品種によってはもっと短いものもあるので、種の袋をチェックしておこう。収穫時期になると、土の中から少しオレンジ色の肩の部分が覗いてくるので、その周りを少し掘り、肩のあたりを持って手で引き抜けばいい。

収穫時期の人参の葉も、もちろん食べられる。間引きした葉っぱに比べると茎の部分は硬いので、葉先だけを茹でて和え物にしたり、刻んでかき揚げにしたりして食べるといい。細く刻んだ葉先を冷凍にしておけば、スープの上にパッと浮かべて食べられるので便利だ。

結論

香り豊かで、濃い味わいの人参。子どもと一緒に観察しながら育てれば、収穫時には「かわいい!」と声が上がるのでは。人参が苦手な子どもたちでも興味を持って食べてくれることを期待しよう。

この記事もCheck!

おすすめ記事

ページトップへ ページトップへ