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換気時間や頻度の目安!換気におすすめの時間帯はいつ?

換気時間や頻度の目安!換気におすすめの時間帯はいつ?

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

2021年5月19日

気持ちのよい空間で健康的に過ごすために、新鮮な空気を取り込む換気は欠かせない。日頃から窓を開けて、しっかりと換気をしているご家庭も多いはずだ。しかし、換気時間や頻度、時間帯を意識したことはあるだろうか。せっかくの換気も、適切に行わなければ効果は低くなってしまう。ぜひ当記事で解説する換気の基礎知識や、換気時間と頻度、おすすめの時間帯をチェックしてほしい。

  
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1. 換気時間を知る前に!そもそも換気とは?

換気時間や頻度の前に、まずは換気の意味と目的を解説していく。意味や目的がわかれば、なぜ換気が重要で、コロナ対策としてもたびたび話題に上がるのかを知ることができる。

換気の意味と目的とは

換気とは、室内の空気と室外の空気を入れ替えること。では、なぜ空気を入れ替えるのか?それは、汚れた空気を外へ排出し、キレイで新鮮な空気を取り込むためである。閉ざされた室内は、花粉やハウスダスト、ホルムアルデヒド、ウイルスなどの汚染物質がとどまり、増えやすい状態だ。汚染物質は人体にも悪影響を与える。そのため、換気は健康的な生活を送るうえで欠かせない。目安となる換気時間や頻度を知り、しっかり空気を入れ替えよう。

コロナ対策にも換気は必須!

コロナ対策としても、換気の重要性が見直されている。「密閉」「密集」「密接」の3密を避けることが推奨されているのはご存知だろう。密閉された空間ではウイルスがとどまり増えやすくなっているため、換気が重要なのだ。次章で解説する適切な換気時間をチェックして、効果的な換気を目指そう。

2. 換気時間や頻度の目安

換気の基本や、コロナ対策においても重要であることがわかったところで、具体的な換気時間、頻度を解説していく。

換気時間と頻度

換気時間と頻度の目安は、1時間に5〜10分程度がよいとされている。ただし、汚染物質の種類によって室外へ出ていくスピードが異なるため、空気が入れ替わる時間は一概にはいえない。また、単に換気時間だけを長くすればよいわけではなく、1時間に10分よりも、1時間に5分の換気を2回行うほうが効果的だ。換気時間を意識し、こまめな換気を心がけよう。

換気回数とは

換気回数とは、換気の頻度のことではない。室内の空気が、一定の時間で入れ替わる回数のことを指す。空気の出入り口の大きさや、入れ替わる速度、部屋の広さといった条件で、換気回数は変わってくる。

必要換気回数の計算方法

必要換気回数(回/h)の計算方法は、「必要換気量(m3/h)÷部屋の容積(m3)」だ。この計算で使う必要換気量は、「床面積当たりの換気量(m3/m2・h)×部屋の面積(m2)」で求められる。そして、住宅における床面積当たりの換気量は、9.0(m3/m2・h)。ただしこれは、室内の炭酸ガス許容濃度が0.1%になるよう算出されている。つまり室内の人数が増えると、それに伴って換気量も増えることに注意しよう。

換気設備は必要換気量にあてられる!

換気設備があれば、必要換気量の一部としてあてられる。換気扇などの換気設備で、換気量を計算しておくとよい。換気量は「面積×風速」で求められる。

3. 換気におすすめの時間帯

換気時間も重要なポイントではあるが、それと同時に時間帯も意識しておきたい。時間帯によっては、せっかく適切な換気時間と頻度で換気を行っていても、逆効果となる恐れがある。

換気は湿度の低い時間帯に!

湿度の低い時間帯を、換気時間にするのがおすすめだ。とくに寒い時期は、湿度の高い時間帯に換気を行うと、温度差によって結露やカビが発生しやすくなる。よって、春夏であれば12時〜16時、秋冬は12時〜14時頃がよい。

花粉の時期は早朝を換気時間に!

季節によって差はあるが、基本的には12時以降が換気におすすめの時間帯だ。しかし、花粉の時期に限っては、早朝を換気時間にするのがよい。花粉の量は気温の高さに関係しているため、日中の暖かい時間帯に換気を行うと、花粉も室内に入りやすくなるのである。

4. 24時間換気システムを活用しよう

換気というと、窓を開けて行うイメージが強いのではないだろうか。しかし実際には、住宅に設置されている「24時間換気システム」でも、換気は行われている。適切な換気時間を意識するだけでなく、24時間換気システムもしっかり活用しよう。

24時間換気システムとは?

24時間換気システムとは、常に室内の空気を入れ替えてくれる換気設備のこと。壁や天井付近に設置されている給気口(換気口)もそれにあたる。シックハウス症候群が社会問題となったことで、2003年7月に改正された建築基準法により、換気設備の設置が義務化された。そのため、建築基準法の改正後に建てられた家には、24時間換気システムが必ず設置されている。

24時間換気システムは常にONにしよう

換気時間を意識することも大切ではあるが、24時間換気システムを正しく使うことも重要だ。24時間換気システムは、常にONの状態にしておくのが望ましい。給気口から入る外気が寒いなどの理由でふたを閉めっぱなしにしたり、システムの電源を切ってしまったりしているケースも多いという。これではせっかくの換気システムが使えていない状態だ。24時間換気システムは、2時間で室内の空気がすべて入れ替わるよう設計されている。換気時間を意識することに加え、ご自宅の24時間換気システムがしっかりと稼働しているかもチェックしておこう。

結論

換気時間と頻度の目安は、1時間に5〜10分程度だ。時間を延ばすよりも、こまめに換気を行い頻度を増やす方が、効果は高まる。湿度の低い時間帯に、適切な換気時間を意識して空気を入れ替えよう。さらに、24時間換気システムがついている住宅であれば、常時ONにし、給気口のふたもあけておくとよい。コロナ対策などを含め、健康的な生活を送るためにも、しっかりと換気を行おう。
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  • 更新日:

    2021年5月19日

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