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天井付けのカーテンのイメージ写真

カーテンレールの天井付けとは?メリット・デメリットも詳しく解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年5月20日

カーテンレールの「天井付け」について「正面付け」との違いや天井付けのメリット・デメリットを解説する。光漏れや暖気・冷気が逃げることへの対処方法および、カーテンレールを天井付けにする際の注意点などもお伝えしているので参考にしてほしい。

  

1. カーテンレールの「天井付け」と「正面付け」の違い

茶色いカーテンの写真
カーテンレールの取り付け方として「天井付け」と「正面付け」がある。まずは両者の違いを明確にしておこう。

カーテンレールの天井付けとは?

窓枠の内側に、ビスを上(天井)に向けて打ち込みカーテンレールを取り付ける設置方法のことを「カーテンレールの天井付け」と表現する。あるいは、部屋や出窓の天井にカーテンレールを取り付ける場合も天井付けと呼ぶことがある。

カーテンレールの正面付けとは?

窓枠の外側に、ビスを壁に向けて打ち込みカーテンレールを取り付ける設置方法が「カーテンレールの正面付け」だ。窓枠ごとカーテンで覆えるため、正面付けと比べて光が漏れにくいというメリットがある。とりわけ光漏れを防ぎたい寝室や、窓を大きく見せたい場合などに適しているのが正面付けだ。ただし真横にエアコンがある場合などは、カーテンレールが窓より前に出ることでぶつかることがある。天井付けと正面付けで迷ったときは、周囲の状況も考慮する必要があるだろう。

2. カーテンレールを天井付けにするメリット・デメリット

カーテンレールの写真
話を今回のテーマである天井付けに戻そう。カーテンレールを天井付けすることによって得られるメリットおよび、デメリットを解説する。

天井付けのメリット

窓枠内にカーテンレールが収まるため、スッキリした見た目になる点はカーテンレールの天井付けのメリットだろう。窓の近くにエアコンやクローゼットの扉がある場合なども干渉する心配がない。そのほか、天井付けのカーテンレールは廊下や部屋の入り口など幅の狭い場所でも取り付けできるといった点がメリットだ。

天井付けのデメリット

窓枠内にレールを取り付けることで、カーテンを閉めても上下左右にわずかな隙間ができるというデメリットがある。光が漏れるだけでなく、隙間から暖気や冷気が逃げるといった問題も生じるだろう。とはいえ天井付けのこうしたデメリットはちょっとした工夫で回避できる可能性がある。

3. カーテンレールを天井付けにする際のポイント

焦げ茶色の厚手のカーテンの写真
上述のように、カーテンレールを天井付けにした場合に生じるデメリットは、ひと工夫取り入れることで回避できる場合もある。一例を紹介するので、毎日を快適に過ごすためにもぜひ参考にしてほしい。

光漏れへの対処方法

カーテンレールを天井付けにしたことにより「窓の隙間から光が漏れる」という場合、カーテンレールを隠す「カーテンボックス」を使うとよい。カーテンボックスでレール部分を覆えば上から光が漏れにくくなる。一方、左右から光が漏れる場合はリターン仕様のカーテンレールを使うのがおすすめだ。カーテンレールのサイドにリターンフックと呼ばれるフックがあり、そこへカーテンの端をかけることで横からの光漏れを軽減できる。

暖房・冷房効果減少への対処方法

カーテンレールを天井付けにしたことにより「暖気や冷気が逃げて暖房・冷房効果が下がってしまう」という場合もカーテンボックスが役に立つ。レールの上部を覆うことで暖気や冷気の放出を抑えれば、暖房や冷房の効果を維持しやすくなる。そもそも、できる限り隙間をなくすためにカーテンを正確に採寸することも重要だ。

4. カーテンレールを天井付けにする際の注意点

カーテンレールを取り付けているところの写真
新居にカーテンレールがなかったとき、あるいは窓まわりをDIYするときなど、自分でカーテンレールを設置する機会もあるだろう。カーテンレールの取り付けは意外と簡単で、DIYが苦手な方も少し頑張れば自力でできる。

必ず「下地の有無や位置」を確認すること

正面付けと同じで、天井付けのカーテンレールも下地がないと設置できない。この場合の下地とは、天井や壁の内部にある「柱」のことだ。下地がないとビスが固定できず、設置したカーテンレールが落下してくる危険性がある。カーテンレールを天井付けにする場合、事前に下地があるかどうか、位置はどこかを必ず確認しよう。

【下地の有無を確認する方法は?】

下地の有無は家の施工業者、賃貸物件なら管理会社に確認するのがもっとも確実だ。自分で調べる場合は、壁や天井を叩いた際に鳴る音で判断しよう。下地がないと鈍く響くような音がする。一方、下地があればコンコンと軽く高い音がする。針を刺して下地を探すアイテムが売っているので、それを使うのもひとつの手だろう。

5. カーテンレールの天井付けを業者に頼むといくら?

電卓と1万円札の写真
DIYが苦手な方や不安な方は、カーテンレールの天井付けを業者に依頼することもできる。自分でやるよりも費用はかかるが、確実性という点では安心だろう。その場合の費用についてもお伝えしておく。

費用は2〜4万円程度が目安

業者によって料金設定が異なるほか、作業の難易度や本数、そのほかさまざまな要因で変わってくるためあくまで目安だが、一般的には2〜4万円といったところが相場とされている。1本のみの場合などは高くつくことになるため、可能であれば自力で頑張ってみるのがよいだろう。

結論

カーテンレールの設置方法には「天井付け」と「正面付け」があり、それぞれ適した設置環境や長所・短所などが異なる。どちらにするか迷ったときは「どのような見た目にしたいか」「まわりに干渉するものはないか」などを踏まえて判断するとよいだろう。
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  • 公開日:

    2021年6月22日

  • 更新日:

    2022年5月20日

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