目次
1. 洗車後に拭き取りをしないとどうなる?

洗車をしたあと、車体に付いた水滴の拭き取りを省略してしまうとどのようなデメリットがあるのだろう。
シミの原因になる
洗車後に残った水分の拭き取りを怠ると、水垢やシミの原因を作ることになる。主な汚れの原因は「ウォータースポット」「イオンデポジット」と呼ばれるものだ。
ウォータースポットは、白いシミのような跡や塗装面がボコボコした状態。これは、車体に付着した水滴が太陽の光を浴びて高温となり、塗装面が焼けるような状態が続くからだ。とくに直射日光にさらされやすい車のルーフに多く見られる。
イオンデポジットは、水垢が目立つ状態。車体の水滴を拭き取らずにそのまま自然乾燥させると、水道水に含まれるミネラル成分だけが残る。これを水垢というが、水滴の拭き取りを怠っていると水垢が蓄積されて白いシミが目立つようになる。水垢はガンコになると専用の研磨除去工具を使って削り取る必要があり、専門業者に依頼した方が良い。
ウォータースポットは、白いシミのような跡や塗装面がボコボコした状態。これは、車体に付着した水滴が太陽の光を浴びて高温となり、塗装面が焼けるような状態が続くからだ。とくに直射日光にさらされやすい車のルーフに多く見られる。
イオンデポジットは、水垢が目立つ状態。車体の水滴を拭き取らずにそのまま自然乾燥させると、水道水に含まれるミネラル成分だけが残る。これを水垢というが、水滴の拭き取りを怠っていると水垢が蓄積されて白いシミが目立つようになる。水垢はガンコになると専用の研磨除去工具を使って削り取る必要があり、専門業者に依頼した方が良い。
洗車機を使ったあとも拭き取りが必要?
自宅に洗車スペースがない場合や時間が取れない場合など、ガソリンスタンドの洗車機を利用する方も多いだろう。洗車機は、仕上げにブローをして車体に付いた水滴を飛ばしてくれる。しかし、これだけでは不十分で「ウォータースポット」「イオンデポジット」を予防できない。洗車機を使ったあとも必ず拭き取りは行うようにしよう。
2. 洗車後の拭き取りには吸水力バツグンのマイクロファイバークロスが便利

洗車後の拭き取りに使うタオルは、何でもいいわけではない。いろいろある中で、洗車後の拭き取りで最もおすすめなのがマイクロファイバークロスだ。
一般的なタオルでは車にキズを付けてしまうかも
塗装された車のボディは、実はとてもデリケートだ。使い古して繊維が固まったタオルや柔らかくてもループ状になったタオルは洗車後の拭き取り用タオルとして適切ではない。砂やホコリを巻き込みやすくなっているため、ボディにキズを付けてしまう。
その点、マイクロファイバークロスなら直起毛加工しているので、砂やホコリを巻き込むことなく安心だ。
その点、マイクロファイバークロスなら直起毛加工しているので、砂やホコリを巻き込むことなく安心だ。
余分な力を入れずに拭き取りができる
極細の化学繊維を使って織り上げられたマイクロファイバークロスは、速乾性と吸水性に優れているのが最大の特徴だ。それほど力を入れなくても水分や汚れを拭き取れるので、車のボディへの負担も極力抑えられる。
マイクロファイバークロスで拭き取りするときは、「ボディ」「バンパー」「足回り」「ウインドウ」の4カ所に分けて専用のものを用意しておくといい。
マイクロファイバークロスで拭き取りするときは、「ボディ」「バンパー」「足回り」「ウインドウ」の4カ所に分けて専用のものを用意しておくといい。
3. 洗車後の拭き取りの方法とコツ

洗車後の拭き取りは、水滴を落とすだけではなく、仕上がりもキレイにする必要がある。そのためには、いくつかのコツがあるので紹介しよう。
拭き取り作業はスピーディーに
天気がいい日や気温が高い日に洗車をすると、洗車後の車体は熱くなっているので、すぐに水分が蒸発してしまう。拭き取りの前に水分が蒸発してしまうとイオンデポジットが心配だ。カーシャンプーを洗い流したら、できるだけ手早く水分を拭き取ることが大切だ。最初からタオルで丁寧に拭き取るのではなく、水切りワイパーなどを使って大まかに水を落とすことがコツだ。
拭き取りは一定方向に向かって
車体に付いた水滴は、上から下へと流れ落ちるので、同じ方向で上から下へと一方向に向かって拭き取りを行うとキレイに仕上がる。ボディだけでなく、ウインドウの水分の拭き取りも上から下へと一方向を心掛けるようにしよう。
4. 面倒な洗車後の拭き取りがラクになる!おすすめアイテム3選

洗車後の拭き取りは、時間との戦いでもある。できるだけ素早く水滴を拭き取れるアイテムを紹介しよう。
TARO WORKS「洗車タオル マイクロファイバー」
マイクロファイバーといえばTARO WORKSといわれるほど、実績のあるタオルだ。洗車はスピードがポイントになる。このマイクロファイバークロスは、超極細の繊維が水分をスピーディーに吸い取り、拭き取り作業を楽にしてくれる。車の拭き取りだけでなく、掃除グッズとしても汎用性の高い商品だ。
CARZOC「マイクロファイバータオル」
素材から吸水性、速乾性、大きさまでとことんこだわったマイクロファイバータオルだ。非常に柔らかな超極細繊維を採用したことで、滑らかな拭き取りを実現。コーティングした車体にも使用できる。より多くの水分を吸水できるように厚手となっているので、何度もタオルを交換する必要がない。専用のケース付きで、どこでも持ち運び可能だ。
山崎産業「Satto 水切りワイパー」
洗車後の拭き取りを簡単にするためには、まず大まかに水分を取り除くことが大切だ。軽くて使いやすいシンプルな水切りワイパーで、効率よく車体に付いた水分の拭き取りができる。シリコン製なので、デリケートな凹凸部分が多い車体にピッタリとフィットして、車にキズを付ける心配もない。
結論
洗車後の水滴の拭き取りは、車をダメージから守るため重要な作業工程だ。拭き取りを怠ると、ウォータースポットやイオンデポジットといったシミの原因となる。洗車は時間との闘いでもある。素早く拭き取りができるように、専用のマイクロファイバークロスを何枚か用意しておくと時短になる。準備万端で洗車に臨もう。
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