1. まな板が置けない狭いシンク周りのお悩み解消法

キッチンにまな板を置くスペースがあまりないという悩みは、日々の炊事ストレスになりかねない。シンク周りの状況別に悩み解消法を解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
水切りかごが場所を取る場合:シンクに渡すまな板ラックを使う
水切りかごがシンク周りで場所を取る場合は、シンクに渡すまな板ラックを使用する方法がおすすめだ。一時的に調理スペースを拡張できるので、狭いキッチンでの小回りが利く。シンクの長さに合わせて伸縮するタイプを選ぶと、さらに使い勝手がよいだろう。
シンクが狭い場合:キッチンと同じ高さのワゴンや昇降テーブルを設置する
シンクが狭く、キッチンカウンターの作業スペースもほとんど取れない場合は、キッチンや冷蔵庫などの横の空きスペースにワゴンや昇降テーブルを設置するのも手だ。キッチンカウンターに連結させ、同じ高さで作業したい場合は、高さ調節ができる昇降式タイプを選ぶとよいだろう。
シンクもキッチンカウンターも狭い場合:コンロカバーの上にまな板を置く
ガスコンロの上にコンロカバーを置き、その上にまな板を置いて食材の下ごしらえを一気に済ませてしまうのもよいだろう。ただし、コンロのガラストップにコンロカバーの脚がかかってしまう場合は、調理の際に力を入れすぎないように気をつけよう。またはガラストップを傷つけないようにコンロカバーの向きを縦にするのもおすすめだ。
2. シンクにまな板を渡して使うためのラックとは?

シンクにまな板を渡して使うまな板ラックは、棒状のもの、 まな板付きのもの、パネル式など、種類がいくつかある。シンクのサイズや調理スペース、準備する食事の量などを考慮して使い勝手がよいものを選ぼう。
シンクのまな板ラック1.金属の棒:下村企販「まな板 受け【日本製】ステンレス 伸縮 調理スペース拡張 シンクに渡せる」
シンクの端から端にステンレスの棒を渡すことで、その上にまな板を設置できるようにする受け台だ。奥行き内寸40~48cmのシンクに取り付け可能で、約3kgまで耐えられる。サビにくく丈夫なので、水周りにも安心だ。棒の径は3cm程度なので、設置したままでも邪魔になりにくいのは大きなメリットとなるだろう。
シンクのまな板ラック2.まな板プレート付まな板ラック:エポラス「デイズ シンクスライド調理台」
ラックの一部にまな板が付いている、伸縮式のまな板ラックだ。使わないときは立てておけるので、場所を取らないのもメリットだ。キッチンがスッキリと片付き、調理の手際もアップする一石二鳥のアイテムだ。
シンクのまな板ラック3.パネル式:パール金属「H-5650 デュアリス 18-8ステンレス製スライド式シンク調理台」
奥行き330~545mm伸縮可能なパネル式まな板ラックだ。耐荷重は約5kgと、シンクのまな板ラックのなかでも丈夫な部類に当てはまる。まな板置き場としても、水切りスペースとしても重宝すること間違いなしだ。また、ステンレス製なので清潔に長く愛用できるだろう。
3. 効率的に使ってしまえるシンクのまな板置き場は?

シンク上部を有効活用できるシンクのまな板ラックはご紹介した通りだ。ここでは、狭いキッチンでのもうひとつの悩みである「まな板置き場」問題の解決に役立つ、人気のまな板立てや、まな板置きを紹介する。付属のまな板スタンドは、使い勝手の関係で撤去する人も多いようだ。しかし、まな板ラックは、使用中のまな板に適したものを選べばキッチンがスッキリ片付くので、ぜひチェックしてみてほしい。
シンクのまな板置き1.スタンド式:ケユカ「まな板スタンド スリム」
コンパクトでシンプルな、スタンド式のまな板置きだ。ステンレス製なのでサビに強く、衛生的に使用できる。インテリア性を損なう心配がないので、キッチンのオシャレさにこだわりがある人にもおすすめだ。
シンクのまな板置き2.吊り下げ式:アールエスハンガースタジオ「吊り下げラック まな板ホルダー 2枚用」
吊戸棚の底板にホルダーを引っかける、吊り下げ式のまな板置きだ。上段が約3.5cmまで、下段は約2.5cmまでのまな板を収納できる。吊り下げ式なので場所を取らず、シンク周りを有効活用できるメリットは大きいだろう。
結論
シンクが狭いという炊事における日常の悩みは、まな板ラックを活用すれば一気に解消する。棒状のもの、パネル式のものなど、いくつか種類があるので、使い勝手に合う商品を選ぶことが大切だ。ご紹介した狭いシンクのお悩み解消法も参考にしていただき、使い勝手のよいキッチンで調理を楽しもう。
この記事もCheck!