ツーブロックの3ミリはどう？おすすめスタイルやその他の長さと印象も解説

サイドやアンダーを刈り上げるツーブロックは、その刈り上げ部分をどれくらいの長さにするかで印象が大きく変わる。1ミリ未満〜10ミリなど長さは自由だが、本稿では3ミリにした場合の印象や似合うスタイルなどをメインに、そのほかの長さ別に印象などもお伝えする。

3ミリといえばしっかり刈り上げた状態だ。サイドがかなり短くなり、頭皮も透けて見える。「五厘刈り」が約2ミリなので、それよりやや長めといったイメージだ。ツーブロックの刈り上げを3ミリにした場合、やや派手めな印象を与えるかもしれない。ただし毛量や髪質で見た目の印象が変わるため、一概に言い切れない部分があることも覚えておこう。

トップや前髪の長さにもよるが、ツーブロックの刈り上げを3ミリにするとトップとのメリハリがくっきり現れる。エッジを利かせたい、スッキリしたサイドを長持ちさせたいという方はツーブロックの刈り上げ3ミリはおすすめだ。

また男性のヘアスタイルというイメージが強いツーブロックだが、女性の間でもオシャレなツーブロックを楽しんでいる方は大勢いる。男女に限らず、ツーブロックにすることで髪のボリュームが抑えられ小顔効果も期待できる。

3ミリの印象は上述のとおりだが、せっかくなのでそれ以外の長さに関しても、相手にどういった印象を与えるか見てみよう。

頭皮が透ける3ミリよりもさらに短い0ミリはインパクトが大きい。トップが短いのか長いのか、サイドを覆うか覆わないかなどで印象はガラッと変わるだろう。たとえばトップを長く残し、七三分けにするとメリハリもあるしクラシカルでオシャレなイメージに仕上がる。

6ミリはツーブロックの刈り上げでもっとも多い（無難？）な長さといわれている。ビジネス、プライベートどちらにも合うし、スッキリ感もキープできる長さだ。迷ったら6ミリにするという方も多いだろう。

スッキリ感は3ミリや6ミリに劣るが、やはり無難な印象を与えられる長さである。ビジネスマンなどは6ミリか9ミリにするとよいのではないだろうか？ただし長くなるのも早いため、メンテナンスはこまめにする必要がある。

よほどトップや前髪が長くない限り、ガッツリと「刈り上げている感」はほとんどない。刈り上げすぎないようにしたい方や、あとから短くできるのでまずは軽く試したい方などにはおすすめだ。

話を3ミリに戻そう。ツーブロック自体、清潔でさわやかな印象があるためビジネスシーンでも受け入れられているが、刈り上げを3ミリにした場合はどうなのだろうか？

多様性が広く受け入れられるようになった近年、ツーブロックの刈り上げを3ミリにしたところでビジネスシーンにおいてなにか問題になるようなことはないはずだ。シャープな印象、さわやかな印象、主張を抑えつつもオシャレな印象を与えられるだろう。

ただしこれはトップや前髪のスタイルによっても変わってくる。つまりツーブロックの刈り上げが何ミリかというよりも、どういうスタイルと組み合わせるかのほうが重要ということだ。

ごく一般的にいわれているのは、ビジネスシーンにおける刈り上げの長さは6ミリ以上が無難ということだ。3ミリなど短く刈り上げると少々、羽目を外したように（チャラそうに）思われることもあるというのがその理由のようである。また職種によって、あるいは会社の規則によって3ミリ、ひいてはツーブロックそのものがNGとされていることもあるため、結局はケースバイケースということになるだろう。

ビジネスマンがツーブロックの刈り上げを3ミリにしたいのであれば、刈り上げの「幅」を狭めるという方法もある。刈り上げ部分が目立ちにくくなるため通用しやすいというのが理由だ。

ツーブロックの刈り上げ3ミリはさわやかな一方、ワイルドさも生まれる。自然な印象を与えたい方におすすめなのが「ツーブロック×マッシュ」だ。本来ツーブロックとマッシュは別のスタイルだが、近年は「マッシュ＝ツーブロマッシュ」といっても過言ではないほどセットになっている。

ツーブロックの刈り上げ3ミリというワイルドさに、フェミニンなマッシュを組み合わせることで、オールラウンダーなヘアスタイルになる。全体の動きもつけやすく、3ミリ部分もガッツリ露出するわけではないので、ナチュラルな印象に仕上がりやすい。

ツーブロック×マッシュはどんな骨格や髪質にも似合いやすいという点もメリットだろう。マッシュが好きではないという方は、ツーブロックの刈り上げ3ミリにトップの髪がかぶさるスタイルであれば、マッシュ以外でもナチュラルな印象を与えられるはずだ。

ツーブロックの刈り上げを3ミリにすると、ガッツリ刈り上げた感が出るが、とはいえビジネスシーンでさほど問題になるような長さではない。むしろトップや前髪をどういうスタイルにするかのほうが重要だ。ナチュラルさを重視したい方は、マッシュと組み合わせるなどするとよいだろう。ツーブロック×刈り上げ3ミリはオシャレに決まる長さでもある。ぜひ上手に取り入れてほしい。