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【カブ】の美味しい調理法。煮る、和える、煮込むを解説

【カブ】の美味しい調理法。煮る、和える、煮込むを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年11月13日

クセがなく肉質が柔らかいカブ。食卓にカブの浅漬けがあると、ついつい箸が伸びて止まらない、という人も多いのではないだろうか。カブは漬け物、というイメージが強いが、煮込んでも美味しいので、いろいろなメニューに挑戦してみよう。

  

1. さっと煮る

カブのそぼろ煮は、カブの煮物の中では定番中の定番。カブは煮込むとすぐに柔らかくなるので、薄めの出汁でも十分に味がしみる。調理の工程はまったく難しくないので、大きな失敗をすることはまずないだろう。寒さが身にしみる季節になったら、手間がかからないカブのそぼろ煮を作ってみよう。

【カブのそぼろ煮】

  • カブは茎を少し残して縦4つ~6つに切る。
  • カブの葉も3cmの長さに切る。
  • 鶏ひき肉に酒を加えて火にかけ、箸でよくほぐしてポロポロのそぼろにする。
  • 3に水を入れ、沸騰したらアクをとり、みりん、醤油、砂糖、塩で味を調え、カブを加えて煮る。あまり濃い味付けにしないのがコツ。
  • カブが十分に柔らかくなったら葉を加えてさっと火を通し、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたらできあがり。

2. 和える

カブは肉質が柔らかく、すぐに味がしみるので、急いで一品作りたい時に重宝する。薄切りにして塩で揉むだけでも美味しいが、切り昆布を加えると、より旨みが増す。

【カブと切り昆布の和え物】

  • カブは茎を少し残して、厚さ2mmに切り、塩をふっておく。
  • 葉を3cmの長さに切り、ザルに広げて熱湯をかけて水にさらし、手でギュッと絞る。
  • 1と2と切り昆布を加えて和える。味をみて、塩気が足りないようなら塩か昆布茶を足す。レモン汁を加えてもよい。
  • 15分ほど置いたら水気を絞ってできあがり。高さを出すように器に盛ると美味しそうに見える。
自宅でちょっとした集まりがある時は、カブを数の子で和えて小鉢に盛ると見映えがする。柔らかいカブと、ポリッとした数の子の歯ごたえの違いが面白い和え物だ。冬もののカブが出回る時に作るとお正月料理にもなる。

【カブと数の子の和え物】

  • 数の子を水につけて塩抜きし、薄皮をむいて1口大にする。
  • カブの皮をむき、5mm~6mmのいちょう切りにする。茎があれば2cm~3cmの斜め切りにし、実と茎をサッと湯通しする。
  • 柚子があれば皮を千切りにし、実は絞る。
  • 酢・醤油・砂糖・柚子の絞り汁を混ぜて味を調え、カブの実と茎、柚子の皮、数の子を和えて1時間以上おく。醤油を多くすると色が黒くなり、せっかくのカブの白い色が台無しになるので、醤油は少なめにしておこう。数の子の代わりに茹でたエビやタコで作ってもよいだろう。

3. じっくり煮込む

カブはじっくりと煮込んでスープにしても美味しい。歯ごたえがほかの野菜と違ってホロッと柔らかくなり、寒い季節には嬉しいスープになる。
ベーコンやウインナーとカブをサッとコンソメで煮るだけでも、すぐに味がしみるので、忙しい朝にも便利なメニューではある。休日の夕食など時間がある時は、カブやほかの野菜を中心に、ベーコンや鶏肉を入れじっくりと煮込んで具だくさんなスープを作ってみよう。

ただ、カブは長い時間煮込むと柔らかくなりすぎて煮崩れることがある。ジャガイモやニンジンなどの根菜類といっしょにスープを作る時は、ほかの具材を先に入れてから、最後に加えて煮るようにすると、実がボロボロにならない。

結論

食卓にあと1品ほしい時、カブがあればすぐに浅漬けを作ることができる。さらに、キュウリやニンジン、キャベツなど、冷蔵庫にある残り野菜を加えれば、彩りもきれいなメニューになる。また、時間をかけて温かい料理を作るのもよい。どちらも簡単なので子どもと一緒に作っても楽しいだろう。

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  • 公開日:

    2018年9月21日

  • 更新日:

    2020年11月13日

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