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人気沸騰のパクチーとはそもそも何?苦手な人も必見メニューあり

投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年7月19日

ここ数年で話題となったパクチー。その独特のにおいから苦手な人も多いが、パクチーは栄養成分が豊富といわれている。タイ料理以外でも日常的に食事に取り入れられれば、パクチーのパワーを更に受けることができるだろう。パクチーの歴史やトレンド、食べ方について詳しく解説する。

1. パクチーとは

タイ料理でよく使われるパクチーは、地中海東部原産とされるセリ科の一年草で、香菜(シャンツァイ)ともよばれるハーブである。古代から、エジプトやギリシャ、ローマといった都市では、その高い薬効から医療に使用されていたようだ。日本でも平安時代の書物にも記録が残っていることから、10世紀までに中国より伝わったとされている。パクチー(タイ語)は生の状態を指し、コリアンダーは、英語圏で使われるスパイスとして、乾燥させた熟した実の部分を表すことも多い。

パクチーはとてもクセの強い香りをもち、好き嫌いがかなりはっきりと出る食材であるが、タイやベトナムなどの国においては食欲増進・消化促進効果やデトックス・殺菌作用のほか高い栄養価が評価され多くの料理に利用されている。特にビタミン類を豊富に含んでおり、βカロテンは体内でビタミンAとして作用し肌の健康を維持したりするのに役立ち、ビタミンEは、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用をもち、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須なビタミンCも、高い抗酸化作用をもつ。また、ビタミンKやカルシウムが豊富に含まれている。
さらに、パクチーの香り成分に含まれる「ゲラニオール」とよばれる香気成分は、バラの香りの成分でもあり、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌を助ける作用があるともいわれている。

2. パクチートレンド

そんな栄養たっぷりなパクチーは、独特の風味で、ここ数年でまれにみるパクチーウェーブを引き起こしている。
子どものころからエスニック料理やハーブ、スパイスなどに親しんできたと思われる世代が、パクチーにもそれほど拒否反応を示さず、いわゆる「インスタ映え」するパクチーの山もり画像をSNSを通じて発信したことが、「パクチスト」もしくは「パクチニスト」とよばれる人々を生み出し、パクチーブームのきっかけとなったともいわれている。さらに、1990年代のタイ料理ブームを経験していた世代の後押しもあったようだ。

「パクチーサラダ」だけでは飽き足らず、「パクチージュース」や「パクチーかき氷」、「パクチー鍋」、「パクチースープ」、「パクチーパスタ」、「パクチーオムレツ」などなど、パクチーを主役とした料理がSNSを飾る。

しかし、パクチーの本場であるタイ料理では、「パクチーだけ山もりのサラダ」も、「パクチーを大量に使用する料理」もメニューにはない。パクチーはあくまでも添え物であるようだ。パクチーが大量に使われるような料理は創作料理として、パクチー専門店で楽しむことができる。

3. パクチーが苦手な人へ。日常メニューへの応用方法

パクチーブームではあるものの、やはりパクチストはどちらかというと少数派の存在のようだ。とはいえ、パクチーは美容効果が高く、薬効成分も期待できることから、普段の食生活に少量でも取り入れたいものだ。
日常メニューへの応用として、食べやすいパクチーメニューを考えてみよう。
  • パクチーオイル:パクチーに含まれるβカロテンやビタミンEは脂溶性ビタミンで、油と一緒にとることで吸収率が高まる。少量のパクチーを刻み、ニンニクや唐辛子と共にオリーブオイルに漬け込むと、ニンニクと唐辛子の風味でパクチーの臭いがまぎれやすくなると共に、少量でもパクチーの栄養学的効果を受けやすい。調味油として、パスタやチャーハン、ドレッシングに利用できる。パクチーの量を少しずつ増やしていけば、パクチーの風味も克服できそうだ。
  • パクチーの天ぷら:パクチーの葉をつみ、水で溶いた天ぷら粉をつけて油でさっと揚げると、パクチー独特のクセが抜けやすい。火の通りが早いため、揚げ過ぎに注意しよう。好みの材料とともにかき揚げにしても食べやすくなる。
  • パクチーカレー:カレーを煮込む際に、ペースト状にしたパクチーを加える。パクチーは煮込むとクセがなくなりやすい。パクチーを加えることでカレーもエスニック色が強くなるが、入れ過ぎるとカレー全体からパクチーを感じるようになってしまうため、パクチーの量は徐々に増やしていくようにしよう。

結論

和名でカメムシソウと呼ばれるように、強いにおいはカメムシを連想させるともいわれるパクチー。だが栄養が豊富であることを考えると、できるだけ日常に取り入れたい。苦手な人でも自分に合った食べ方を見つけて、パクチーのもつパワーを吸収したいものだ。
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