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インスタントラーメンの発祥、種類は?おいしく食べる裏技も!

インスタントラーメンの発祥、種類は?おいしく食べる裏技も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:東京農業大学 醸造科学科 教授 前橋健二(まえはしけんじ)

2020年1月10日

お湯を注いで数分、具も麺も食べられる状態に戻る魔法のようなインスタントラーメン。最近は多種多様なインスタントラーメンが販売されているが、実は日本発祥の食べ物だということをご存知だろうか。インスタントラーメンが発明された背景には、切実な世界事情と開発者の理念が存在している。

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1. 発祥は日本

今のようにお湯を注いで全てが完成する方式が発明される前から、麺そのものの改良はされていた。しかし、やはりお湯を注ぐだけですぐ食べられる状態に出来上がるという発明は非常に大きい物だった。

麺の製法がカギ

インスタントラーメンの麺は縮れている。これは、1953年村田製麺所が発明・特許取得した「屈曲麺製法」だ。1955年、松田産業(現おやつカンパニー)が味付け麺を開発。これが現在のベビースターラーメンの原型となっている。今のようなスタイルになったのは1958年。日清食品の創業者である安藤百福が「チキンラーメン」を開発した。妻が天ぷらを揚げていることで思いついた、麺を丸ごと油で揚げる「瞬間湯熱乾燥法」の誕生である。

大いなる理念

チキンラーメンの発明者である安藤百福は、1954年8月15日、戦後間もない大阪の街で一杯のラーメンを食べる為に飢えた人々が何十人も行列していることに衝撃を受けた。「全ての人に十分な食料があれば、世界に平和が訪れる」と考えた安藤は、不屈の精神でインスタントラーメンを完成させたのだ。2008年現在でインスタントラーメンの全世界年間消費量は約940億個。飢饉や自然災害への援助食としても重宝され、沢山の人々を救っている。

2. 麺の種類

最初は袋入りでスタートしたインスタントラーメンも、1971年には日清から容器入り「カップヌードル」が発売され形態をどんどんと進化させてきた。今では麺そのものの食感が向上し、様々なタイプが発売されている。

元祖の油揚げ麺

麺を140~160度の揚げ油で1~2分揚げる。揚げたことで麺の表面に微細な空気穴が開き、お湯で戻りやすくなる。揚げる前30~40%だった水分量は3~6%まで減り、長期保存できるのもありがたい。

食感のいいノンフライ麺

麺を熱風乾燥機に入れ、80度前後の熱風で30分以上乾燥させる。揚げ麺より水分量はやや多い仕上がりだが、麺に残る油の量が約1/4量と大幅に減る。機械の導入、時間と手間が掛かることでコストがかさむのが難点だが、食感もいい。

今はほとんど見ない生タイプ麺

開発当初は食感がいいことで脚光を浴びたが、麺を特殊な有機酸溶液で処理している為、湯切りが大前提だった。湯切りしない方法では独特の酸味が残ってしまう。ノンフライ麺の技術が飛躍的に向上した為、食感の利点を奪われて2000年以降は第一線を退いた製造方法だ。

3. 美味しく食べる裏技

ひと手間加えて具や野菜を足す食べ方は誰でも行ったことがあるだろう。それ以外にもちょっとの手間でインスタントラーメンはとても美味しくすることが出来る。

時間と量を守る

当たり前だが、意外と出来ていない超基本項目だ。つい他の作業をしてほったらかしたり、適当な量のお湯を入れたり、袋入り調味料を入れる順番を間違ったりしていないだろうか?
タイマー片手に遵守してみよう。また、もし器を別に用意できるなら、あらかじめ熱湯で温めた器を用意するといい。

麺とスープを別々に作る

カップ入りでもまず全て出して、鍋で麺だけ茹でてよく湯切りしてから、規定量の湯で溶いたスープの中に戻す方法。どうしても茹でた後の汁には麺の雑味や小麦粉が落ちるため、別茹でするだけで味わいが変わる。

重曹を入れる

野菜のアク抜きや台所掃除で見かける「重曹」。薬局で買えるものだが、これを沸騰した湯にスプーン1杯程度入れて麺を茹でてみよう。麺に入っている「かんすい」と同じ効果で、まるで生麺のようにプリプリの食感に仕上げることが出来る。茹で終わったらよく湯切りすること。

結論

安藤百福がインスタントラーメンを開発する時書き出した項目がある。①おいしい②腐敗しにくい③3分以内で作れる④経済的⑤安全、この5つを掲げて1年かけて開発したのだそうだ。インスタントラーメンを食べる時は、これが本当に画期的で素晴らしい発明だということをちょっと思い出して頂きたい。
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