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ミルクポットは必要?ミルクポットを使用したミルクの作り方と注意点

ミルクポットは必要?ミルクポットを使用したミルクの作り方と注意点

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年2月13日

新生児は、昼でも夜でも、およそ3時間おきにミルクが必要である。“ミルクポット”は、そんなミルク作りを楽にする便利グッズ。使い方や普通のポットとの違いなど、ミルクポットについて詳しく解説する。購入するかどうか迷っている人は、ぜひご参考に。

  

1. ミルクポットって何?

毎日のミルク作りを楽に!

赤ちゃんの誕生は喜ばしい。小さくて可愛い我が子の世話をすることは、この上ない幸せである。一晩中抱っこしていられるほど愛くるしく、疲れていても何でもしてあげたくなる。しかし、翌日になれば普段通りに仕事をしなければならない。新生児のうちは昼も夜も関係なくおよそ3時間おきにミルクを飲むが、ミルクを作って飲ませ、赤ちゃんが寝てから哺乳瓶を片付け、ベッドに戻って眠りについたら次のミルクタイムがやってくる...多くの人が経験する子育てあるあるだ。ミルクポットは、この毎日のミルク作りを楽にしてくれるポットである。どんな点が楽なのか、以下で詳しく説明する。

ミルクポットの特徴と使い方

ミルクポットの特徴は、粉ミルクの調乳に適した温度のお湯が短時間で準備できること、そして、調乳に適した温度のままお湯を保温できることだ。使い方は簡単で、タンクに水を入れてスイッチを入れるだけ。水の量やメーカーによって違いはあるが、3分ほどで調乳するためのお湯が出来上がる。あとは粉ミルクを哺乳瓶に入れ、ミルクポットからお湯を注ぐだけ。ただし、調乳(ミルクを作ること)に適した温度と授乳適温(赤ちゃんがミルクを飲いやすい温度)は違うため、注意が必要だ。

2. ミルクポットのメリット・デメリット

赤ちゃんが夜通し眠らないことは当然であり、それに付き合って何度も起きるのが親である。しかし、家事や仕事を翌日に控える親としては、睡眠時間は少しでも長く確保したい。ミルクポットはミルク作りに非常に便利だが、どんなに優れた便利グッズにもデメリットはある。ここでは、ミルクポットのメリットとデメリットを比較してみよう。

ミルクポットのメリット

  • 赤ちゃんがミルクを欲しがってから数分で準備できる
    電気ポットを使っている家庭は多い。ミルクポット同様に保温機能があり、必要なときにワンタッチでお湯を使うことができる。非常に便利だが、温度が高いため調乳後に赤ちゃんに飲ませるまでに冷ます時間が長くなる。ミルクポットなら、3分ほどで調乳に適した70℃のお湯を作ることができる。
  • 衛生面で安心できる
    ミルクポットの種類によるが、赤ちゃんに使うものだけに衛生面で優れたものが多い。丸洗いできるガラス製、食洗機対応など、お世話する側にも嬉しい。

ミルクポットのデメリット

  • ミルク時期にしか使わない
    3~4時間おきにミルクを飲む新生児のうちは、ミルクポットは非常に重宝する。しかし、母乳の出が安定してきたり夜のミルクがなくなると、出番はグンと減る。
  • コストがかかる
    製品によって値段に幅はあるが、大手ベビー用品メーカーの人気のあるミルクポットの定価は10,800円である。赤ちゃんを迎える時には様々なものを揃えるため、少し痛い出費になるかもしれない。
  • 冷ます必要がある
    ミルクポットを使って作ったミルクでも、授乳適温ではないために冷まさなければならない。

3. ミルクポットは不要?代用できるものいろいろ!

あると便利なミルクポットだが、なければならないものではない。しかし、赤ちゃんのためにすぐにミルクを作れるようにお湯は用意しておきたい。ここでは、代用できるものを紹介する。

電気ポット

電気ポットを所有している家庭は多い。水を入れるだけで自動に沸騰し、設定した温度で保温できるため、お茶や紅茶、コーヒーなどを飲むにもカップラーメンを作るにも便利だ。赤ちゃんのミルク作りには温度は高いが、粉ミルクとお湯を混ぜ、授乳適温に冷ませばよい。冷めるまでに時間がかかるのはデメリットだが、ミルク以外にも使える点はメリットである。

ウォーターサーバー

細菌などを取り除かれた清潔で安全な水を家庭で飲むことができるため、ウォーターサーバーを導入する家庭も増えている。一般的なウォーターサーバーには冷水と温水が用意されており、温水の温度は80~90℃ほど。温水も冷水もそのままミルク作りに使うことができるため、ミルクポット同様に便利に使うことができる。ただし、ウォーターサーバーの汚れには注意が必要だ。

保温できる水筒

朝お湯を沸かし、保温機能のある水筒に入れておく方法もオススメだ。少しずつ温度は下がるため、使うたびに少しの温度調節は必要だが、外出の予定がある場合などは非常に便利。

結論

ミルクポットについて解説した。大切な赤ちゃんの世話をするとき、「大変だ」「眠い」「疲れた」などと思わないかもしれない。しかし、やはり眠れなければ翌日の仕事や家事は辛い。ウォーターサーバーを導入していない家庭では、夜中のミルク作りはミルクポットで楽になるだろう。

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  • 公開日:

    2018年6月17日

  • 更新日:

    2020年2月13日

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