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【管理栄養士監修】アフォガートのカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】アフォガートのカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2020年11月30日

カフェでデザートを食べるとき、不意に「カロリーはどのくらいだろう?」と気になることがないだろうか?今回は数あるデザートの中でも、アフォガートをピックアップし、そのカロリーや栄養について調査した。スイーツ好きなダイエッターはこの記事を読んで、ぜひカロリーコントロールに役立ててほしい。

  

1. アフォガート3種のカロリーを検証

そもそも、アフォガートはイタリア語で「溺れた」という意味だ。ちなみに、これは今回のスイーツだけに限らず、料理名としてついているイタリア料理もある。
今回の場合のアフォガートについてだが、「アイスが溺れる」意味だ。そして、このアフォガートに使用する飲み物はコーヒーに限らない。ここでは、コーヒーや紅茶、リキュールを使ったアフォガート3種のカロリーを検証する。

「コーヒー編」アフォガートのカロリー

アイスクリームを100g使用した場合、このコーヒーのアフォガートのカロリーは、およそ181kcalである。エスプレッソ1杯分(30ml)のカロリーは約1kcalなので、カロリーのほとんどをアイスクリームが占めていることになる。

「ティー編」アフォガートのカロリー

アイスに紅茶をかけるティーの場合、このアフォガートのカロリーはおよそ180kcalだ。紅茶のカロリーはゼロに等しいため、こちらのカロリーもほとんどがアイスクリームのものである。間食で補いたいカロリーの目安は200kcalといわれており、コーヒーや紅茶のアフォガートは間食にピッタリだ。

「リキュール編」アフォガートのカロリー

アフォガートに使用するリキュールにはさまざまな種類があるが、しっかりお酒をたしなむ人ならアマレットを使ったアフォガートはいかがだろうか。このアフォガートのカロリーは、およそ264kcalである。内訳は、アイスクリームがおよそ180kcal、アマレット30mlがおよそ84kcalだ。アマレットをはじめ、リキュール自体に糖分が多いため、ほかのアフォガートよりカロリーが高い。

2. アフォガートに含まれる身体によい栄養とは

間食に最適なカロリーであるコーヒーや紅茶のアフォガートからは、身体によい下記のような栄養素も摂取できる。

アイスクリームから摂取できる「カルシウム」

アフォガートの主材料であるアイスクリームには、カルシウムが多く含まれている。骨を作ることで知られるこの栄養素は、神経の機能なども整えるといわれ、人にとって大切な栄養素だ。だが、このカルシウムは、実は補給してもしなくても尿から排泄されてしまう。そのため、毎日摂取することが重要なのだが、日本人はその摂取量が不足している。それをアフォガートで補えるなら、スイーツ好きとしては嬉しいものだ。

コーヒーや紅茶から摂取できる「カフェイン」

コーヒーを使ったアフォガートや、ティーを使ったアフォガートから摂取できる身体によい栄養素といえば、カフェインだ。カフェインには、集中力を高めたり運動能力を高めたりする効果がある、といわれている。神経系に作用するため、摂りすぎは厳禁だが、コーヒーや紅茶のアフォガートはもうひと頑張りする前のスイーツとしても最適だ。

3. アフォガートの糖質を検証

コーヒーアフォガート/ティーアフォガートの糖質

コーヒーや紅茶を使ったアフォガートの糖質は、およそ23.2gと多めに含まれている。コーヒーと紅茶には糖質が含まれておらず、この23.2gとはすべてアイスクリームの糖質だ。糖質制限している人が自宅でアフォガートを楽しむなら、低糖質のアイスをおすすめする。

リキュールアフォガートの糖質

リキュールにアマレットを使った場合のアフォガートの糖質は、およそ32.2gである。リキュールは蒸留酒にフレーバーと砂糖などで味付けをして製造するため、その分糖質量が高い。糖質制限中の人は、分量を減らして食べるといった工夫が必要だ。

4. アフォガートをカロリーオフする食べ方

「アフォガートをもっとカロリーオフする食べ方がしたい」と考えているなら、自分で作って食べるのがおすすめだ。
カロリーオフする食べ方の決め手は「アイスの選び方」である。具体的には、低脂肪・低糖質のラクトアイスを選ぶのがおすすめだ。アイスはその乳成分量によって、アイスクリームやアイスミルク、ラクトアイス、氷菓といった種類に分類されている。アイスクリームやラクトアイスは100gあたり200kcalを超えており、カロリーが高い。アイスミルクも167kcal程度と、決して低いカロリーとはいえない。
しかし、豆乳や豆腐を使った低脂肪・低糖質のラクトアイスなら、100gあたり50kcal程度のものもある。ぜひ低脂肪・低糖質アイスをチョイスして、カロリーオフする食べ方も楽しんでほしい。

結論

コーヒーや紅茶のアフォガートは、間食に最適なカロリーであることがわかった。糖質が多いため、ロカボダイエットや糖質制限をしている人は摂取量に気を付けよう。本場のイタリアでは、熱々のエスプレッソとジェラートアイスをしっかり混ぜて飲むのを好むそうだ。かける飲み物とアイスがあれば家でも手軽に作れるため、今夜は夫婦で好みのアフォガートを楽しんではいかがだろうか。

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  • 公開日:

    2019年3月23日

  • 更新日:

    2020年11月30日

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