1. フレンチトーストに合わせる副菜
1年を通して美味しく食べられるフレンチトーストは、季節のフルーツと組み合わせることによって変化をつけられる。デザートとして食べることが多いフルーツを、サラダ仕立てにしてフレンチトーストと一緒に食べれば、食べ過ぎの防止にもなるのがよい。
フルーツサラダ 春の献立
旬のイチゴを使ったサラダは彩りもよく、フレンチトーストと合わせた献立にすれば、食卓が一気に華やかになる。水切りヨーグルトやカッテージチーズと和えるだけでもよいし、水菜などと取り合わせれば、さらにカラフルになり食欲も増すだろう。
フルーツサラダ 夏の献立
イタリア料理でなじみの「生ハムメロン」もよいが、桃とモッツァレラチーズを合わせたサラダも、みずみずしい味わいだ。写真のように生ハムを加えても美味しい。
フルーツサラダ 秋の献立
秋は柿が美味しい季節。よく熟れた柿もよいが、サラダに使う場合は硬めで甘みの少ないものを選ぼう。大根、白菜、蓮根などの野菜と驚くほど合う。ふわふわのフレンチトーストと、柿がメインのシャキッとしたサラダは、食感の違いもよい取り合わせだ。好みのドレッシングで楽しみたい。
フルーツサラダ 冬の献立
代表的な冬のフルーツと言えば、リンゴとミカンだ。サラダにリンゴを使う場合は、赤い皮をところどころ残してカットしよう。彩りが鮮やかで、美しさも増す。
2. フレンチトーストに合わせるスープ
季節のフルーツは、サラダとしてだけではなくスープ仕立てにして、献立を豊かにすることもできる。フレンチトーストにぴったりのフルーツスープをいくつか紹介しよう。
イチゴのスープ
イチゴが安くたくさん手に入ったときは、ぜひ作りたいのが、このイチゴのスープだ。傷みが早く、生食できる量には限りがあるイチゴだが、スープにすれば翌日でも美味しくいただける。色合い的に地味なフレンチトーストの献立に、彩りを加えてくれるのも嬉しい。
スイカのスープ
スイカはトマトと合わせて、ガスパッチョ風のスープにしても美味しい。こちらもイチゴのスープと同じく、フレンチトーストに華を添える献立となることだろう。
メロンのスープ
メロンには果肉の黄色いもの、黄緑色のもの、オレンジ色のものなどいろいろある。別々に作り分けて冷やし、三層になるようにグラスに入れて供すれば、見た目も綺麗なスープが完成する。フレンチトーストと、このメロンスープを合わせた献立なら、ちょっとしたもてなしにもぴったりだろう。材料費を抑えるなら、キュウリとミックスするのもよい。
サクランボのスープ
ハンガリー料理として有名なサクランボのスープは、材料費が高くつくが、一度は作ってみたい料理だ。とっておきの献立にいかがだろうか。缶詰を使ってみるのもよいだろう。
3. フレンチトーストのフルーツアレンジ
フルーツを使ったフレンチトーストと言うと、焼き上がったものの上にフルーツをトッピングしたスタイルが真っ先に思い浮かぶ。だが、写真のようにサンドイッチ状に作ったフルーツフレンチトーストも、気分が変わってよいものだ。いつもの献立に飽きたら試してみたい。
クリームチーズとフルーツをサンド
真っ白なクリームチーズと赤いイチゴの組み合わせは、見ただけで食欲がわき、元気の出る献立だ。
生クリームとフルーツをサンド
生クリームは、サンドしやすいように硬めに仕上げよう。生クリームは甘みを抑えて作り、生のイチゴのかわりにイチゴのシロップ漬けやコンフィチュールを使ってもよい。イチゴ以外にも、ブルベリーやラズベリーなど、ベリー系のフルーツは生クリームとよく合う。
カスタードクリームとフルーツをサンド
カスタードクリームに合わせるフルーツとして特におすすめなのは、キウイだ。クリームの黄色とキウイの黄緑色が、鮮やかにマッチする。オレンジを加えれば、さらにカラフルな献立になるだろう。
どのクリームでサンドする場合も、食べやすいようにフレンチトーストは薄めに焼こう。きれいにサンドするのが難しければ、薄く焼いたフレンチトーストでロール状にフルーツとクリームを巻き上げてもよい。
結論
フレンチトーストを中心に献立を立てるなら、フルーツを使ったサラダやスープと組み合わせるのがおすすめだ。フレンチトーストに足りない栄養を補いつつ、食卓も楽しくにぎやかになる。フレンチトースト自体にフルーツをプラスするのも、もちろんよい。
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