1. タンドリーチキンを冷凍するときの鶏肉の切り方

冷凍用タンドリーチキン 鶏肉は小さめに
タンドリーチキンに下味を付けて冷凍する場合、鶏肉は小さめに切るのがコツだ。冷凍タンドリーチキンの場合、解凍せずにそのまま、あるいは半解凍の状態で焼く方がよい。完全に解凍してしまうと鶏肉からドリップが出て、味も栄養価も損なわれるからだ。解凍せずに焼くのだから、肉があまり大き過ぎると、うまく焼けない。それを防ぐために、鶏肉を小さく切っておくのだ。
冷凍用タンドリーチキン 鶏肉は大きさを揃える
もう1つのコツは、鶏肉の大きさがなるべく揃うように切るということだ。ひと切れの肉の大きさがあまりにも不ぞろいだと、個々に焼け具合が違ってくるので、見張りが難しくなる。その点をラクにするためにも、切る段階で鶏肉の大きさを揃えておくとよいだろう。
好みで鶏皮は除去しよう
鶏の皮を取り去ればカロリーオフになる。ダイエット中の方は、冷凍する前に皮を除去しておこう。また、タンドリーチキンをグリルで焼く場合、皮の脂肪が垂れ落ちると煙が出て、味にスモーク臭がついてしまう。これは好みだが、スモーク臭があまり好きではない方は、鶏皮を除去するとよいだろう。
2. タンドリーチキンを冷凍する方法

タレをもみ込むときはポリ袋を使おう
冷凍用のタンドリーチキンの漬けダレを合わせたら、タレと肉をポリ袋に入れて、もみ込もう。このとき、あまり強くもむとポリ袋が破れてしまうので注意しよう。心配な方は、ポリ袋を二重にすれば安心だ。
ポリ袋ごとタンドリーチキンを冷凍するのはNG
タレが鶏肉によく行き渡ったら、今度はタレごと鶏肉をフリーザーバッグに移そう。この作業が面倒だからといって、焼く前のタンドリーチキンをポリ袋に入れたまま冷凍するのは絶対にやめよう。薄いポリ袋に肉を入れて冷凍すると、ポリ袋にシワが入って肉の中にめりこむ場合がある。こうなると解凍しなければ取れず、後で苦労する。また、冷凍庫内で食品同士がぶつかり合うことによって、ポリ袋は容易に破れてしまう。この場合も始末に困ることになる。このタイミングで横着をすると、かかる労力は後で数倍になって返ってくることになるので、くれぐれも気をつけたい。
フリーザーバッグに入れて肉をもむのもやめよう
だからといって、初めからフリーザーバッグに入れてタレをもみ込むのも考えものだ。ポリ袋に比べると、冷凍保存用のフリーザーバッグは硬くて厚みがあるので、タレをまんべんなくもみ込むのには適していない。
3. 冷凍したタンドリーチキンの焼き方

冷凍タンドリーチキンにふさわしい調理器具は?
冷凍したタンドリーチキンを焼く方法について考えてみよう。オーブン・グリル・フライパン・オーブントースターなど好みの調理器具で焼けばよいのだが、ここでおすすめしたいのはオーブントースターだ。冷凍してあったタンドリーチキンを焼くのは、どんな場合だろうか?休日のおもてなし料理というよりは、どちらかと言えば平日の夜の時短料理というイメージではないだろうか?
オーブントースターを使えばコンロはフリー
オーブントースターを使って冷凍のタンドリーチキンを焼くメリットの1つとして、メインのコンロを使わずに済むということがある。フライパンでタンドリーチキンを焼きながら、隣では副菜を作り、奥のコンロでは味噌汁の味噌を溶く。こんな芸当はなかなかできないものだ。オーブントースターを使って焼けば、コンロをゆったり使える。冷凍タンドリーチキンの焼け具合は、時々オーブントースターの窓からのぞいて確かめればよいのでラクだ。
鶏肉を小さく切って冷凍しておけばオーブントースターでも十分
大きめの肉を焼くならオーブントースターでは少々荷が重いかもしれないが、あらかじめ小さめに切って冷凍しておいたタンドリーチキンなら、オーブントースターでも手軽に焼くことができる。時間がないときの一品として、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
結論
豪華なメインディッシュ用の料理というイメージの強いタンドリーチキンは、タレに漬け込んで冷凍しておくことで、好きなときに手軽なおかずとして利用できる。オーブントースターで焼けば、さらにラクだ。一度にたくさん漬け込み、その日に食べきれなかった分を冷凍しておくのもおすすめ。一度の手間で、美味しいタンドリーチキンが二度楽しめる!
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