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中華風蒸しパン・マーラーカオとは?ベーキングパウダーでの作り方も

中華風蒸しパン・マーラーカオとは?ベーキングパウダーでの作り方も

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

2020年11月20日

中国生まれの蒸しパン・マーラーカオ。見た目は普通の蒸しパンよりはやや黄色く、味わいはコクがありまろやかなのが特徴である。フワフワ・しっとりとした食感が美味しく、朝食やおやつなどにもおすすめである。今回はそんな中華風蒸しパンと呼ばれる「マーラーカオ」について紹介する。

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1. マーラーカオとは?

マーラーカオ(馬拉糕)とは、中国の広東省で人気の蒸しパン菓子である。中国では点心(軽食)の一つとして知られており、台湾の屋台や香港の飲茶でも見かけることが多い。しっとりとした口当たりと優しい甘み、卵のまろやかな味わいが美味しく、日本で食べられている蒸しパンよりコクがあり、色味が濃いことが特徴。また、大きさにはホールサイズからカップサイズまでさまざまある。

マーラーカオの名前の由来

マーラーカオは中国語で「マレーシア(馬拉)」の「ケーキ(糕)」という意味である。名前の由来については、マレーシアから伝わったからという説やマレーシア人の肌の色に似ていたからという説がある。また、発祥の地に関しては、中国の広東省とする説、マレーシアとする説、ポルトガルとする説がある。日本へ伝わったのは江戸時代のことであり、中国から伝わったとされている。

2. マーラーカオは本場と市販品で違う?

中国広東省をはじめ、中華圏で人気のあるマーラーカオ。その人気の秘密は味・食感がよく、色味がキレイであることが関係している。しかし、実は日本で売られている市販のマーラーカオと本場のマーラーカオにはいくつか違いがあるようだ。そこでそれぞれのマーラーカオの特徴を確認しよう。

本場のマーラーカオの特徴

本場のマーラーカオは、小麦粉・卵・ラード・バター・白砂糖を3日間混ぜ合わせてから竹製の蒸し器で蒸して作られる。3日間しっかりと発酵させることで、食感はフワフワしたものになり、見た目は濃い茶色になる。また、伝統的には白砂糖を使って作るため、ほんのりとした甘みを味わえる。基本的に大きな型に流し込んでから蒸しているため、食べるときには適当な大きさにカットする。

市販のマーラーカオの特徴

日本で市販の売られているマーラーカオは、三温糖・黒糖・醤油などを使って味と色味を整えていることが特徴である。また、自然な発酵ではなくベーキングパウダーを使って膨らませるため、フワフワ感よりもしっとり感のほうが強くなっている。大きな型に流し込んで蒸す場合もあるが、小さなカップ容器に流し込み蒸すことのほうが多い。レーズンなどがトッピングされていることもある。

3. マーラーカオの栄養価は?

文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」にはマーラーカオの栄養価は掲載されていない(※1)。そこで参考までに山崎製パンの中華紀行マーラーカオの栄養価を確認しよう(※2)。
  • エネルギー:206kcal
  • たんぱく質:3.5g
  • 脂質:9.3g
  • 炭水化物:27.0g
  • 飽和脂肪酸:1.5g
  • 塩分相当量:0.4g

4. 美味しいマーラーカオの作り方

本場のマーラーカオは生地の発酵などを行う必要がある。しかし、ここではより簡単な発酵を必要としないマーラーカオの作り方を紹介する。実際の作り方に関しては以下の流れを参考にするとよい。
  • 薄力粉とベーキングパウダーを合わせておく
  • ボウルに三温糖・卵を入れて混ぜ合わせる
  • ボウルに牛乳・エバミルク(無糖練乳)を加えて混ぜる
  • ボウルに1の粉物・醤油を加えて混ぜておく
  • ボウルに温めておいたバターを加えて混ぜる
  • カップ容器に混ぜ合わせた生地を適量入れる
  • 温めておいた蒸し器で10分程度蒸せば完成

より美味しく作るポイントとは?

より美味しいマーラーカオを作りたいなら、材料にラードを加えるのもおすすめだ。ラードを入れることでコクが出るため、深い味わいが楽しめるようになる。また、一晩休ませてから蒸すと、キメが細かくなりしっとりした食感になる。マーラーカオをふっくらと仕上げるためには、強火でしっかりと蒸気を立てて蒸すようにするとよい。

マーラーカオのアレンジ方法

日本ではレーズンの入ったマーラーカオが市販されているが、基本的にマーラーカオはシンプルさが特徴の蒸しパンである。そのため手作りする場合は、あまり具材を入れないほうがよい。もし味に変化をつけたいなら、ココナッツオイルやバターにアレンジするとよいだろう。

結論

その甘さとフワフワな食感から人気が高い、中国発祥の蒸しパン・マーラーカオ。本場で食べられているものと日本で見かけるのものには少し違いがあるが、いずれもデザート感覚で美味しく食べることができる。蒸し器の用意こそ必要だが作り方も難しくはないのでぜひチャレンジしてみるとよい。
【参考文献】
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