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鍋料理だけじゃない!和風でも洋風でも美味しいクエの食べ方

鍋料理だけじゃない!和風でも洋風でも美味しいクエの食べ方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年9月15日

鍋の王様や幻の高級魚と呼ばれ、主に冬場を中心に流通するクエ。ベテランの漁師でさえ、なかなか漁獲できないといわれるほどの魚だ。ビジュアルはグロテスクだが、箸でつまんだ段階でほかの魚では体感できないような感触が伝わるという。今回は、クエの美味しい食べ方について紹介しよう。

  

1. クエの特徴を知ろう

日本国内で最も大型といわれるハタ科の魚のひとつである高級魚のクエ。天然で漁獲できるものは少なく、養殖が盛んになっているのが特徴のひとつだ。水揚げ量が少ないため、スーパーで見かけることはほぼない魚だが、インターネット上では、取り寄せ可能なサイトがある。

とくにクエで美味しいといわれるのが、天然の1本釣りのものだ。網で漁獲する魚よりはるかに美味しいのが特徴のひとつである。また低脂肪かつ上品な味で、魚の中でも食べやすいという。コラーゲンを含んでいるのも魅力の一つだ。

2. クエの美味しい食べ方

ネット通販で購入できるクエは、魚の処理をしていないものや無料で内臓・エラ・ウロコ取りをしてくれるもの、有料で三枚おろしにしてくれるもの、刺身用として処理してくれるもの、鍋用として販売されているものなどがある。

天然のクエは大きさが1mを超え、重さ15kgくらいのものもあり、素人でさばくのは難しいと考えられるため、処理してあるものを購入するのが無難だろう。ではクエを美味しく食べる方法にはどんなものがあるのだろうか?

鍋料理にして味わうのが一般的だが、新鮮なものは刺身でいただくと淡白ながらも脂がのっているため、美味しい食べ方といえよう。また、クエの産地のひとつである和歌山にある店ではステーキや丼物として提供しているところもあるようだ。せっかく高級魚を味わうなら美味しい食べ方で楽しんでもらいたい。

3. クエのおすすめの食べ方

冬場の味覚として人気のクエ。旨みたっぷりで一度その味を知ったら、ほかの魚は食えんとさえいわれるほどだ。ネット通販で購入できるものの中には切り分ける際にできた端材を、あら炊き用として販売しているクエもある。端材といってもかたまりで、アレンジしてからあげにしても美味しいそうだ。九州地方では皮や肝の湯引きも食べられているようだが、塩焼きやムニエル、トマトソース煮にアレンジしても美味しいらしい。

甘みがあり上身をはじめ頭・カマ・骨まわりのコラーゲンを楽しむなら、鍋料理がおすすめである。クエ鍋のカロリー(クエ100g+野菜・豆腐)は、1人前あたりで146kcalだ。キムチ鍋は375kcal、豆乳鍋は354kcal、豚すきやきは495kcalと鍋料理の中ではカロリーが低いが、ダイエット中の人ならよりヘルシーに味わいたいだろう。クエ鍋をよりヘルシーに食べたいなら、キノコ類や白菜など、野菜たっぷりにアレンジして食べるのがおすすめだ。あるいは、鍋の味付けをシンプルに出汁のみにして、ポン酢を少しだけかけてもカロリーオフできる。

ちなみにクエの産地のひとつである和歌山の割烹や宿泊宿では、クエ鍋をメインに握り寿司・天ぷら・からあげ・あら炊きなど、フルコースでクエを堪能できるという。つねに提供されることは難しいようで、要予約という店が多い。もし和歌山に出かける機会があれば、事前にインターネットでチェックして予約し味わってみてはいかがだろう。

結論

口に入れた瞬間、美味しさが口中に広がるクエの食べ方について紹介した。天然のものは1匹の単価が1万円近くなることもあり、庶民にとってあまりなじみのない魚ともいえるが、一度食べたらやみつきになるかもしれない。ただし天然ものと養殖が混載するケースもあるようなので、注意が必要だ。ちなみにクエの町といわれる和歌山県日高町では、クエ・フェアというイベントが開催されている。
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  • 公開日:

    2019年8月 7日

  • 更新日:

    2020年9月15日

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