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偶然がもたらした山梨生まれのスモモ【太陽】名にふさわしく美味しい

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 平原あさみ(ひらはらあさみ)

2019年8月18日

美味しい果物の栽培で高名な山梨県。その山梨県で発見された「太陽」は、通常のスモモよりも甘みが勝ることで知られている。深みのある色合い、堂々とした風格、いずれも太陽という名にふさわしい美しさである。日本のスモモ市場の10%のシェアを誇る太陽であるが、栽培は簡単ではない果実とされている。その特徴を紹介しよう。

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1. 山梨で発見されたスモモ【太陽】

日本では3番目に多く栽培されているスモモの品種「太陽」。メジャーなスモモであるにもかかわらず、来歴は曖昧である。発見された山梨県に縁の深い太陽とは、どのようなスモモなのであろうか。

起源や由来は不明

山梨県で発見されたスモモに「太陽」と名付けられたのは、1969年のこと。そもそも、山梨県では江戸時代からスモモの栽培が盛んに行われていたことが分かっている。太陽については、由来や来歴がはっきりしていない。山梨県で収集されたスモモの品種の中から、育成・栽培されていまにいたる。その縁で、山梨県が太陽の生産量日本一である。

甘みの強いスモモの需要増とともに人気品種に

日本のスモモ市場は、大石早生とソルダムの生産量が約半分を占めている。いずれの品種も、本来のスモモの資質を受け継いで酸味が強いことで知られている。しかし近年、甘みの強いスモモの需要が高まってきた。これに応えて、甘みの強い太陽の人気が急上昇したのである。太陽の上品な甘さは、貴陽やハニービートなど甘いスモモを生み出す土壌ともなってきた。太陽はまた大玉であることでも有名で、ギネスブックに認定された貴陽にはこの遺伝がしっかり伝えられた。それと同時に、貴陽と並んで栽培の難しさでもよく知られている。また、太陽は超高級スモモとして名高い貴陽の親でもある。

2. 猛暑の時期に登場する甘いスモモ、太陽

スモモの中では、高級品に分類されている太陽。その理由として、粒が大きく見栄えがして贈答品にも向いていることが挙げられる。生産業者をして、その甘さは最高といわしめた太陽の特徴を見てみよう。

7月下旬から2カ月間が旬

太陽は、ハウスものが6月の終わりからお目見えするが、露地ものは7月下旬から9月の下旬が最盛期である。つまり、太陽の出荷は熱さがピークの時期と重なる。酸味が少ない甘やかな味わいは、真夏を彩る自然の恩恵ともいえる。とくに、完熟果の質のよい甘さには定評がある。

大玉で絵になる美しさ

晩生の品種である太陽は、150g前後とかなり大きめのスモモである。大石早生、ソルダムにつぐ3番目の収穫量を誇る。皮の深い色合いの紅色と、果実の淡い黄色の対象が美しいスモモなのである。

真夏の果実でも保存性は良好

水分が多く糖度が高いにもかかわらず、太陽は日持ちがよいスモモである。そのため、実は引き締まっている。皮色が濃いため、質のよいスモモの特徴である果粉が白く浮き出るように目立つ。これがまた、いかにも野性味あふれる果実という趣を醸し出すのである。

3. 正しきスモモのありかたとは?太陽の選び方の基準

スモモの収穫量は、山梨県がダントツのトップで全体の35%近くを占めている。江戸時代からスモモの栽培が行われていたといわれる山梨県だからこそ、太陽のような上質なスモモが発見されるにいたったのであろう。
美味しいスモモの基準は、熟してくると発せられる芳香、皮に張りがあり全体に果粉がついていること、きれいな豊円卵形であること、傷や変色がないことが挙げられる。
噛んだとたんに果汁がこぼれ出るようなスモモは、このような条件を満たしている。

結論

大石早生、ソルダムに次いで収穫量が多い太陽。名は体を表すごとく、甘みとみずみずしさ、そして美しい深紅色が特徴である。伝統的にスモモの栽培地として知られている山梨県で発見され名が付けられた太陽は、外観も非常に野性的な美しさに恵まれている。その豊潤な甘さは、時代のスモモの遺伝子にも伝えられてきた。甘みのあるスモモの代表格として、太陽は盤石の人気を保持しそうである。
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