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別名たけのこ白菜!【長円筒型】白菜の特徴や由来とは?

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2019年10月25日

白菜というと、白と緑の葉が重なり合ったずっしりとした円筒型のものを思い浮かべる人が多いだろう。ところが、これって白菜なの?と驚くような個性的なルックスのものも存在するのだ。今回は、その一つでもある「長円筒型」の白菜を紹介しよう。たけのこ白菜とも呼ばれる変わった白菜の特徴や由来を解説していく。

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1. 長円筒型白菜の特徴

白菜の主流は結球型と呼ばれるもので、葉先が重なり合いながら生長しまとまっている。さらに上部の葉先の重なり具合により円筒型と砲弾型に分けられるが、長円筒型はどちらにも該当せず、結球型でもない。

■半結球型で細長い

外葉は緑色で内側は黄色という点は、ほかの白菜と変わらない。よくある白菜と異なるのは、しっかりと結球していないところだ。この状態を半結球型という。白菜らしいまとまり感がなく、葉先が広がって見えるのが特徴だ。そして、細長い形をしているのも長円筒型ならではだろう。長さ40~50cmほど、重さは2~3kgのものから5~6kgとビッグサイズのものもある。さらに、超大型の20kg超えのものまで存在するというから驚きだ。

■硬めだが甘みがある

一般的な白菜よりは大きめな印象の長円筒型白菜。大きい野菜は大味なのでは...と思ってしまいがちだが、意外と甘みも風味もあり食べやすい。ただ、比較的水分が少なく葉質は硬めなため、加熱調理して食べる野菜として扱われている。

2. 長円筒型白菜の誕生と由来

一般的な白菜は中国が原産で日本に導入されたのは明治に入ってからとされる。長円筒型白菜も同様に明治の初期に導入されたが定着はしなかったようだ。

■中国野菜の白菜

長円筒型の白菜は日本では珍しい野菜として位置付けられる。明治に導入された際には定着しなかったものの、近年になり再導入されている。まだ見かけることは少ないが、品種はいくつかあり、野菜としてだけでなく種や苗での販売も行われている。一方、中国では一般的な野菜として出回っている。長さも60cm以上とかなり大きなものが中国野菜の白菜として食べられており、「紹菜(シャオツァイ)」「チヒリハクサイ」として親しまれてきた。

■日本ではたけのこ白菜

長円筒型という区分は日本ではなじみがなく、たけのこ白菜という呼び方のほうが定着している。ネーミングの由来は、形状がたけのこに似ているからといういたってシンプルな理由だ。ちなみに大きくて硬いという特徴が日本人にはなじみにくいという考えから、品種改良によりミニたけのこ白菜というものも作られている。

3. 長円筒型白菜の美味しい食べ方

長円筒型白菜(たけのこ白菜)の特徴でもある水分の少なさや葉の硬さは、長所として捉えると「煮崩れのしにくさ」になる。つまり、鍋物や煮物、炒め物など加熱調理をして美味しくいただくのがおすすめだ。

■入手方法

白菜は簡単に入手できる野菜だが、長円筒型に関しては流通量が少ない。近場のスーパーや八百屋で手に入れようと思っても、置いていない場合もあるだろう。比較的入手しやすいのは、農産物直売所だ。珍しい野菜がよく取り扱われているため、白菜の旬である秋~冬には出会える可能性が高い。

■加熱の仕方は好みに合わせて

長円筒型白菜は、クリーム煮や鍋などでじっくり煮込んでも煮崩れしにくい。硬さが苦手な場合は柔らかくなるまでよく加熱するとよいだろう。逆に、歯ごたえを楽しみたいならサッと高温で炒めても美味しい。中国野菜ということで八宝菜などがおすすめだ。いずれも、加熱することによって甘みが出るため美味しくいただける。

結論

長円筒型の白菜といっても、一般的な円筒型白菜とはまったく異なるタイプであることがおわかりいただけたのではないだろうか。白菜には、たけのこのようなユニークな形のものもあれば、ほかにもさまざまな変わったタイプがある。よく食べる野菜だからこそ、知らずに過ごしていることも意外とあるものだ。
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