1. ミルクセーキとは?
ミルクセーキ(milk shake)とは、牛乳に卵・砂糖などを加えてから強く攪拌して(かき混ぜて)作る乳飲料のことである。ミルクセーキにはいくつか種類があるが、一般的にはバニラエッセンスを加えて作る「フレンチスタイル」を指すことが多い。また、アイスクリームを加える「アメリカンスタイル」や、練乳やはちみつを加えるフローズンデザートの「長崎県のミルクセーキ」などもある。
2. スムージーやシェイクとの違いは?
ミルクセーキと似た飲み物に「スムージー」や「シェイク」などがある。ここではこれらのドリンクとミルクセーキの違いについて紹介する。
スムージーとの違いは?
スムージーとは、凍らせた野菜や果物をメインに使って作るアイスドリンクである。また、商品やレシピによっては、牛乳・ヨーグルト・アイスクリームなどを混ぜることもある。ミルクセーキとは異なり卵などは使用せず、一般的には野菜や果物などの味わいを楽しむ飲み物となっている。
シェイクとの違いは?
フェイクとは、主にファーストフード店で提供されているフローズンドリンクのことである。広義に見ればミルクセーキの一種であり、アイスクリームを使っているアメリカンスタイルのことを「シェイク」と呼んでいる。また、お店のシェイクにはストロベリーやチョコレートなどの味わいもある。
3. ミルクセーキ(フレンチスタイル)の作り方
ミルクセーキにはいくつか種類があるが、ここでは基本である「フレンチスタイル」の作り方を確認しよう。フレンチスタイルを作る際は、卵黄・砂糖・牛乳・バニラエッセンス・氷などを用意しておこう。これらを用意したら、以下のいずれかの方法で美味しいフレンチスタイルを作ろう。
ボウルを使ってミルクセーキを作る方法
1.ボウルに卵黄2個と砂糖大さじ2を加える
2.(1)を泡立て器でしっかり混ぜ合わせる
3.(2)に牛乳200ccとバニラエッセンスを加える
4.氷を入れたグラスに(3)を注げば出来上がり
2.(1)を泡立て器でしっかり混ぜ合わせる
3.(2)に牛乳200ccとバニラエッセンスを加える
4.氷を入れたグラスに(3)を注げば出来上がり
ジューサーを使ってミルクセーキを作る方法
1.ジューサーの容器にすべての材料を入れる
2.ジューサーで(1)をしっかりと攪拌する
3.氷を入れたグラスに(2)を注げば出来上がり
2.ジューサーで(1)をしっかりと攪拌する
3.氷を入れたグラスに(2)を注げば出来上がり
4. ミルクセーキを美味しく作るコツ
ミルクセーキ(フレンチスタイル)の基本的な作り方は前述のとおりだが、以下に紹介しているコツを取り入れることでより美味しいミルクセーキを作ることが可能だ。ちょっとした工夫で美味しく仕上がるので、ぜひ以下のコツも行うようにしよう。
コツ1.グラスをよく冷やしておく
アイスのミルクセーキを作る際は、グラスや容器を冷蔵庫でしっかりと冷やしておくのがおすすめ。グラスや容器などを冷やしておくことで、ミルクセーキを注いだ後にも冷たさがキープされて美味しさが長持ちする。冷やすのを忘れていたら、グラスに氷水を注いでおき冷たくしてもよい。
コツ2.茶こしで漉しながら注ぐ
フレンチスタイルを作る際は、茶こしを使い漉しながらグラスに注ぐのがおすすめ。漉すことで口当たりがなめらかになり、より上品な味わいが楽しめるようになる。なお、後述する「長崎県のミルクセーキ」を作る際にも役立つテクニックなので覚えておくとよいだろう。
5. ミルクセーキのアレンジ方法5選
ミルクセーキには基本となる「フレンチスタイル」のほかに、「アメリカンスタイル」「長崎県のミルクセーキ」「ホットミルクセーキ」などのバリエーションもある。それぞれ味わいや口当たりが異なるので、通常のフレンチスタイル以外を楽しみたくなったら以下のドリンクにも挑戦してみよう。
アレンジ1.アメリカンスタイル
アメリカンスタイルは、アイスクリームを加えたフローズンドリンクである。アメリカンスタイルを作るときは、アイスクリーム200g・牛乳100mlを用意しておこう。それらをミキサーに入れて滑らかになるまで攪拌すれば完成する。アイスの種類を変えればフレーバーセーキを作ることも可能だ。
アレンジ2.長崎県のミルクセーキ
長崎県のミルクセーキは、「食べるミルクセーキ」とも呼ばれているフローズンドリンクである。作り方はいろいろあるが、冷凍用保存袋に卵・牛乳・はちみつ・練乳などを入れてよく揉んでから凍らせる。何回か途中で揉みながらシャーベット状にすれば美味しい「食べるミルクセーキ」が完成する。
アレンジ3.ホットミルクセーキ
ホットミルクセーキは、ホットタイプのフレンチスタイルである。鍋に卵黄と砂糖を入れかき混ぜてから牛乳を加えて火にかける。その後、ミルクセーキがフツフツしてきたら火を止めてバニラエッセンスを加えれば完成だ。また、作ったフレンチスタイルを電子レンジで加熱するという方法もある。
アレンジ4.フルーツミルクセーキ
フルーツミルクセーキは、イチゴ・バナナ・キウイ・パイナップルなどの果物を使ったミルクセーキである。作り方は簡単でミルクセーキの材料とお好みの果物をジューサーに入れて、滑らかになるまで攪拌すれば完成である。また、ジューサーがない場合はピューレタイプを使うと簡単に作れる。
アレンジ5.ココアミルクセーキ
ココアミルクセーキは、ココアパウダーなどを加えたミルクセーキである。通常のミルクセーキの材料とココアパウダーをジューサーに入れて、滑らかになるまで攪拌すればよい。また、出来上がったココアミルクセーキにホイップクリームやチョコレートソースを掛ければよりリッチに仕上がる。
6. 市販で人気のミルクセーキ2選
ここまでミルクセーキの作り方を紹介してきたが、ミルクセーキは一般的な飲料メーカーからも販売されている。そこでここでは、市販の人気ミルクセーキを2種類紹介しておく。
その1.宝積飲料「パレードミルクセーキ」
「パレードミルクセーキ」は、各種ソフトドリンクの製造・販売を行っている宝積飲料のミルクセーキである。牛乳・砂糖・卵などを使った昔懐かしい味わいで、優しい甘みがクセになってしまう。缶タイプで、1本あたり245mlとなっている。Amazonや楽天市場などのECモールでも販売されている。
その2.サンガリア「こだわりのミルクセーキ」
「こだわりのミルクセーキ」は、清涼飲料水や酒類の製造・販売を行っている日本サンガリアベバレッジカンパニーのミルクセーキ。卵と牛乳を使った手作り感や、口いっぱいに広がるバニラの風味を楽しむことができる。1本あたり500mlのペットボトルであり、楽天市場などで販売されている。
結論
牛乳と卵の甘みが楽しめる昔懐かしいミルクセーキは、実は材料さえ揃えれば家でも簡単に作ることが可能だ。市販品もあるが扱っている場所が限られているため、材料を揃えてお好みのミルクセーキを作ってみよう。また、慣れてきたらアレンジバージョンにも挑戦してみよう。
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