1. ランブータンとは?

ランブータンとは、マレー諸島原産のムクロジ科ランブータン属の植物であり、その果実はトロピカルフルーツの一種として知られている。果皮には「髭」のようなトゲが密生しており、ライチのような赤っぽい見た目と白い果肉が特徴となっている。一部、石垣島などでも栽培されているが、国内に出回っているランブータンの多くはメキシコ産やグアテマラ産などの輸入品である。
2. ランブータンの特徴や魅力

ランブータンはライチと同じ「ムクロジ科」の植物であり、果実の見た目や味わいなどの共通点も多い。ここではそんなランブータンの特徴や魅力について詳しく確認してみよう。
1.手のひらサイズの小ささ
ランブータンは長さ3〜5cm程度の円形・長円形であり、手のひらサイズの小さなフルーツとなっている。また、果皮の色味は赤色っぽくライチに似ているが、「もじゃもじゃ」としたトゲが密生しているのが特徴だ。余談だが、ランブータンの名前はマレー語の「毛(rambut)」に由来する。
2.ライチのような味わい
ランブータンの味わいは「ライチ」とよく似ており、みずみずしさや上品な甘さ、優しい酸味などを楽しむことができる。しかし、ランブータンには200種類以上の品種が存在しており、甘みや酸味などに違いがあるという。南国フルーツらしいフルーティな味わいを楽しんでみると良いだろう。
3. ランブータンの基本的な食べ方

ランブータンは基本的に皮を剥き、中の白い果肉を食べることになる。トゲは柔らかいため、手でもっても問題ない。包丁で浅く切り込みを入れてから、手で剥いて食べるようにしよう。なお、果肉の真ん中に小さな種が入っているため、飲み込まないように注意しておこう。
ランブータンの食べ方・剥き方
1.包丁で果皮に切り込みを1周入れる
2.指先で果皮をめくるようにして剥く
3.ツルンと出てきた果肉を食べればOK
※種は飲み込まないようにする
2.指先で果皮をめくるようにして剥く
3.ツルンと出てきた果肉を食べればOK
※種は飲み込まないようにする
4. ランブータンのおすすめ保存方法

生のランブータンはできる限り早く食べるのがおすすめだ。また、保存する場合は追熟しないため、冷蔵保存するのが望ましい。冷蔵保存する際は乾燥を防ぐために保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しよう。こうすれば1週間程度はみずみずしさをキープできて美味しく食べられる。なお、急速冷凍も可能だが、生のランブータンは冷蔵保存のほうがおすすめとなっている。
5. ランブータンの手軽な入手方法

一般的にランブータンは「6~7月頃」と「11~12月頃」の年2回出回ることがある。そのため、この時期にECモールなどで探してみると良いだろう。また、これらの時期以外に食べたいなら、缶詰タイプや冷凍タイプのランブータンを購入するのがおすすめだ。特に缶詰タイプはみずみずしいランブータンがたっぷりと入っており、値段も1,000円前後~と比較的購入しやすくなっている。
結論
ランブータンはムクロジ科の植物であり、ライチと似た味わい・食感が特徴の南国フルーツとなっている。日本ではまだまだ認知度は低いものの、一般的なスーパーやECモールなどで見かけることも多い。また、缶詰タイプや冷凍タイプであれば通年入手できる。もし興味があったらランブータンを購入してみると良いだろう。
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