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品のよい甘さにファンが多い【ランブータン】人気の秘密とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2019年9月16日

ライチは、中華料理店で目にする機会が比較的多い果実である。トロピカルフルーツ好きの間で、ライチに劣らない人気を誇るのが「ランブータン」である。とはいえ、俯瞰的に見ればランブータンを知らない人はまだまだ多い。マレーシア原産のランブータンは、見た目のキテレツぶりとは対照的な上品な甘さがあるフルーツである。東南アジアからの輸出量も増えつつあるランブータンについて、詳細を見ていこう。

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1. ゴムのような感触の鬚に覆われた果物、ランブータンとは

果実を口にしたときのみずみずしさや甘さは、ライチとよく似ているといわれるランブータンだが、形状はかなり異なる。ライチは見た目も美しい色と形を誇るが、ランブータンは異形の果物である。果実をまんべんなく覆う緑色の鬚の形は、滑稽にも映る。

髭の下に隠れる美味

ランブータンは、ライチと同じ「ムクロジ科」の植物である。ライチが中国南部の原産であるのに対し、ランブータンの故郷はマレーシアやインドネシアである。
大きさはランブータンのほうが上回る。ライチとランブータンはよく似た食味を持つといわれ、人気を二分する。いずれにしても、ランブータンは緑色の鬚に覆われた一風変わった姿からは想像もつかない上品な甘さを有している果実なのである。

日本では栽培可能か

ドリヤンやマンゴスチンのように、ランブータンも純熱帯性の果樹である。冬の最低気温が10℃以下にならなければ、樹木自体は越冬が可能である。実際に、石垣島ではランブータンの木の栽培に成功している。東南アジアのランブータンの木は10mを超える高さになるというが、石垣島では3mを超えることは難しいそうだ。やはり気候の条件が原因であろう。

増える輸入量

ジェトロの調査によれば、日本でのランブータンの消費は右上がりとなっている。タイから輸入されるトロピカルフルーツでは、ランブータンはバナナ、ロンガン、ドリヤンに次ぐ量を誇る。しかし、ライチ、ロンガン、ランブータン、マンゴスチンは、タイでの収穫量が減少していることから、今後も高級フルーツの範疇を出ることはなさそうである。

2. ランブータンには種類がある?その食べ方は?

ランブータンは、日本における販売量が絶対的に少ないことから、品種にこだわって購入するという贅沢は許されない。ランブータンにはどのくらいの品種があるのであろうか。また、あの髭に覆われた果実をどのように食するのか見てみよう。

東南アジア、それぞれの国のランブータン

ランブータンの品種は多く、生産国によって変化する。タイでは、「ロングリエン」「シーチョンプー」、シンガポールでは「ジットリー」「デリチェン」、マレーシアでは「R-134」「R-162」、フィリピンでは「シーマットジャン」といった具合である。品種によって成熟期の果皮が黄色系と赤系のものがある。実が熟していくと、緑色からそれぞれの品種特有の色へと変化していくのである。少し酸味があるものを好む人は、緑色が残るものを選ぶのがよいだろう。

髭つきの果皮をむいて食べる

見慣れない髭つきの果皮を持つランブータンは、どこから手をつけて食べればいいのだろうか。皮はそれほど硬くないので、爪で皮をむくことができる。皮をむくと乳白色をした半透明の果肉が現れ、内部の種を覆っている。種ごと口に入れて果肉を食べよう。なにも手を加えず、そのまま生で食べるのがいちばん美味しい。ランブータンをひいきにする人は、「ライチよりも食べごたえがあり味も濃厚」と礼賛する。

3. ランブータンには旬があるのか

常夏の国というイメージが強い東南アジアであるが、フルーツには旬が存在する。ランブータンは、タイでは3~6月、ベトナムでは4~6月、マレーシアでも4~6月が美味しい時期といわれている。蒸し暑い東南アジアでは、ランブータンのようなジューシーな果物はまさに甘露の美味であろう。
石垣島で栽培されているランブータンは、開花が7月。運よく結実しても実ができるのは10月だそうだ。日本国内では生のランブータンは入手が難しいが、缶詰のものであればインターネット上で販売されている。

結論

ライチと似た食感を持つフルーツとして人気のランブータン。ライチとは形状や原産地が異なるものの、同じムクロジ科に属す親戚である。ランブータンの見た目からは想像もつかない品のよい甘さは、ライチに勝るとも劣らない魅力があり、日本でも近年人気が上昇している。ランブータンを食べる機会があれば、ぜひトライしてみよう。
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