1. 業務スーパーで販売されている紅茶【セイロン紅茶】
最初に紹介する業務スーパーで販売されている紅茶は、セイロン紅茶だ。セイロン紅茶の特徴は、茶葉を本場のスリランカから直輸入しており、豊かな風味と香りを楽しめる。スッキリとした味わいを堪能したいならストレートで、もちろんレモンやミルクを加えても美味しい。
セイロン紅茶の一番の魅力は1箱に100パックも入っていることだ。価格は400円前後なので1杯あたり4円ほどで味わえる。あるメーカーで販売されている紅茶は50袋入り560円で、1杯あたりに換算すると約11円だ。業務スーパーの紅茶は、半分以下の価格で味わえるということだ。
またセイロン紅茶のパッケージには、スリランカ政府直轄のスリランカ紅茶局(スリランカティーボード)認定のライオンマークがついている。このマークはスリランカ産の茶葉を100%使用していることの証明であり、品質のよい紅茶を安心して飲めることも魅力のひとつ。安くて量が多いところに注目されがちな業務スーパーだが、商品の品質にもこだわっているようだ。
ちなみにセイロン紅茶とひと言でいっても、キャンディ・ルフナ・ヌワラエリヤ・ウバ・ディンブーラと産地により、甘くフルーティーな香りやスッキリとした味わい、青くすがすがしい香り、どっしりとした味など風味や味が異なるという。
2. 業務スーパーで販売されている紅茶【ダージリン紅茶】
次に紹介する業務スーパーで販売されている紅茶は、ダージリン紅茶だ。ダージリン紅茶の特徴は、インド政府紅茶局が認定するこだわりの高級茶葉が使用されており、深みのある香りに仕上がっている。パッケージデザインはスタイリッシュで、象のイラストが印象的だ。
ダージリン紅茶は、スリランカのウバや中国のキームンと並ぶ世界三大紅茶のひとつで、適度な渋みやオレンジがかった深い紅茶の色でやさしい香りがする。抽出するときのポイントは、少し長めに時間をおき、美味しさを十分に引き出すことだ。
業務スーパーで販売されているダージリン紅茶の内容量は2g×50袋で、価格は400円前後。あるメーカーで販売されているダージリン紅茶は20袋入り400円で、1杯あたりに換算すると約20円だ。業務スーパーのダージリン紅茶の価格は1杯あたり約8円なので、2倍以上の差がある。
ちなみにダージリンはヒマラヤ山麓に位置し、日本のように四季があり、茶葉の収穫時期は春から秋にかけての2月下旬~11月下旬までで、冬は茶樹を手入れする季節になるらしい。
3. 業務スーパーで販売されている紅茶【スパイスチャイ】
最後に紹介する業務スーパーで販売されている紅茶は、スパイスチャイだ。スパイスチャイの特徴は、シナモン・ジンジャー・クローブ・カルダモンと4種類のスパイスをブレンドしており、豊かな香りを堪能できる。パッケージデザインはキュートなピンク色をメインにティーポットのイラストが描かれている。
作り方は、ティーバッグ1袋に対して温めた水と牛乳をそれぞれ75mlずつ注ぐだけでOK。アイスで飲む場合は、茶葉を濃いめに抽出し牛乳と氷を加えればよい。業務スーパーで販売されているスパイスチャイの内容量は1箱に25袋入りで、価格は200円前後だ。
実際にホットチャイにして飲んでみると、香り高くジンジャーが入っているためか、身体が温まってきた。ネット上で飲んだ人の感想を調べると、スパイスの味は感じるが刺激的というわけではなくまろやかで飲みやすい、イギリスで購入してきたチャイより業務スーパーのチャイのほうが美味しいといった声があった。
結論
業務スーパーで販売されている紅茶について紹介した。業務スーパーには、エッグタルトやココアビスケット、アップルパイ、チョコレートクッキー、バターワッフルなど、紅茶と相性のよいお菓子も販売されている。好みの紅茶と一緒に優雅なティータイムをすごしてみてはいかがだろうか。
*価格は2019年9月のもの
*価格は2019年9月のもの