このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ブラジルコーヒーとは?コーヒー豆大国の銘柄「ブラジル」の特徴を紹介

ブラジルコーヒーとは?コーヒー豆大国の銘柄「ブラジル」の特徴を紹介

投稿者:食生活アドバイザー 吉田昌弘

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2022年10月 2日

コーヒー豆の生産量が世界一の国・南米ブラジル。そんなブラジルで栽培されたコーヒー豆も「ブラジル」と呼ばれており、酸味・甘味・苦味のバランスが良くてマイルドな味わいがすると評判となっている。また、日本でも最も多く輸入されているため、普段飲んでいるコーヒーが「ブラジル」であることも少なくない。今回はそんなブラジルコーヒーの基本や特徴などを詳しく紹介する。

  

1. ブラジルコーヒーとは?

ブラジルコーヒー
ブラジルコーヒーとは、コーヒー豆の銘柄の一種である「ブラジル」を使ったコーヒーのこと。ブラジルは一般的に、酸味・甘味・苦味のバランスが良くて「マイルドな味わい」といわれている。このことからブレンドコーヒーのベースに使われることも多い。南米ブラジルは生産量・輸出量ともに世界一のコーヒー豆大国であり(※1)、日本もブラジルからの輸入量が最も多くなっている。(※2)

ブラジルコーヒー農園の特徴

南米ブラジルは生産量・輸出量ともに世界一のコーヒー豆大国である。そんな南米ブラジルには22万以上のコーヒー農園が存在するといわれており、1つの農園で平均1万8,000本のコーヒーの木を栽培しているそうだ。広い国土を十分に活用して、大規模なコーヒー栽培が行われているのだ。

2. ブラジルコーヒーの代表的な品種「アラビカ種」

ブラジルコーヒー
南米ブラジルで最も栽培されているコーヒー豆の品種は「アラビカ種」といわれている。また、アラビカ種以外にも、ブルボン、ティピカ、ムンドノーボ、カツアイなどの品種も栽培されている。ここでは南米ブラジルで最も多く栽培されている「アラビカ種」の特徴を確認しよう。

アラビカ種にはどんな特徴がある?

アラビカ種は、リベリカ種やカネフォラ(ロブスタ)種と並ぶコーヒー三大原種の一種である。そんなアラビカ種はエチオピア原産であり、栽培高度1000~2000mが適している高地向けのコーヒー豆となっている。豊かな香りと酸味が楽しめる品種であり、高品質なコーヒー豆として世界中で愛されている。ブルボンやティピカなど、アラビカ種から派生したコーヒー豆も数多く存在する。

3. ブラジルコーヒーのグレード(等級)の基本

ブラジルコーヒー
ブラジルコーヒーに限らずコーヒー豆はグレード(等級)分けされるのが一般的だ。このグレーディングの方法は国によって異なり、ブラジルの場合はカッピング(味わい)、欠点数、スクリーンサイズ(豆のサイズ)の3つで決められている。以下にブラジルコーヒーのグレードをまとめておく。なお、ブラジルは欠点数No.6以上、スクリーンサイズ17以上でなければ輸出できない。

カッピング:豆の味わい

・ストリクトリー・ソフト
・ソフト
・ソフティッシュ
・ハード
・リオイ
・リオ

欠点数:異物や混入豆の混入率

・No.2(欠点数4)
・No.3(欠点数12)
・No.4(欠点数26)
・No.5(欠点数46)
・No.6(欠点数86)

スクリーンサイズ:豆の大きさ

・20
・19
・18
・17

4. ブラジルコーヒーの美味しい飲み方

ブラジルコーヒー
コーヒー豆の「ブラジル」はスタンダードな味わいであり、深煎りでも浅煎りでも美味しく飲むことができる。また、一般的なブレンドコーヒーのベースにも使われることが多いため、そのほかのコーヒー豆と合わせても美味しく飲める。なお、現地の人はアイスではなく「ホット」で飲むことが多いという。

結論

ブラジルコーヒーとは、「ブラジル」というコーヒー豆を使ったコーヒーのことである。ブラジルはマイルドな味わいであるため、万人におすすめのコーヒーとなっている。もしコーヒー豆を購入する機会があったら、「ブラジル」の特徴を思い出して選ぶようにしてみよう。
(参考文献)
この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2019年11月30日

  • 更新日:

    2022年10月 2日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧