1. そもそもチーズハットグとは

政治的な問題で日韓関係が冷え込み、日本へ観光に訪れる韓国人も日本から韓国で向かう観光客も減っているようである。一方で、韓国料理はすっかり日本に定着し、日本にいながら本場韓国の味を楽しめる。韓国料理で日本でお馴染みとなったものには、カルビやプルコギ、サムギョプサル、サムゲタン、ユッケジャンなどがあり、一度はその料理名を聞いたり、実際に食べたことがあるのではないだろうか。
また定番の韓国料理のほかにも、最近ではタッカルビにチーズをかけてアレンジした「チーズタッカルビ」が流行するなど、新しい韓国フードも登場して人気となっている。
また定番の韓国料理のほかにも、最近ではタッカルビにチーズをかけてアレンジした「チーズタッカルビ」が流行するなど、新しい韓国フードも登場して人気となっている。
今回保存方法を紹介するチーズハットグも2018年頃から人気となっている新しい韓国フードだ。ハットグとは、韓国の屋台で人気の食べ物で、韓国風のホットドッグのことである。ホットドッグといっても、その見た目や作り方は日本でいうアメリカンドッグとほぼ同じだ。このハットグの中身にチーズが使われているものがチーズハットグである。
日本では、東京のコリアンタウンである新大久保でブームとなり、いまでは新大久保だけで十数もの店で提供されている。チーズハットグが人気となった理由は、中に入っているチーズが食べる際にのびることにあり、その様子がインスタグラムなどSNSに投稿されて、若者を中心に話題となったということが挙げられる。
2. チーズハットグは保存できる?

チーズハットグの魅力は、食べる時にチーズがのびることであるため、冷めてしまってはチーズが固くなってのびないため、美味しさを十分に楽しむことができない。そのため揚げたてのアツアツを、その場で食べるのが最高であり、保存するという場面は少ないかもしれない。しかし、中には自宅に帰ってからゆっくりと食べたいという人や家族の分もまとめて買って帰るなどということもあるかもしれないので、その際の保存方法を紹介しよう。
購入したその日や翌日に食べるなら常温がおすすめである。食べる際には、中のチーズがびるように温めなおしてから食べるとよいだろう。ただし、梅雨の時期や夏場など高温多湿の気候の時には腐りやすいため、常温ですらあまりおすすめはしない。
冷蔵庫では、2~3日ほどは十分に保存可能である。皿などに置き、乾燥しないように上から軽くラップをかけておくとよいだろう。もし3日以上保存する場合には、冷凍で保存しよう。冷凍保存する際には、乾燥や冷凍焼けを防ぐため1個1個をラップで包み、さらにポリ袋などに入れて冷凍庫で保存するとよい。ラップで包む際には、串まで包むようにするのが乾燥させないポイントである。
3. 保存したチーズハットグの美味しい食べ方

常温、冷蔵、冷凍いずれの方法で保存しても食べる時には、温めなおして食べるようにしよう。冷めた状態では、中のチーズが固くなりチーズがのびるというチーズハットグの最大の魅力が味わえない。
温めなおす際には、電子レンジとオーブントースターを使う方法の2つがある。電子レンジの場合には十数秒加熱すると、周りの生地はフワフワとなり、なかのチーズののびも楽しめる。フワフワではなくカリカリとした食感の生地が好みの場合にはオーブントースターを使って加熱するのがおすすめだ。2分程加熱すると揚げたて作りたてのようなサクッした食感の生地と伸びるチーズのチーズハットグを楽しめる。
最近では、インターネット通販でもチーズハットグが手に入るようである。多くの場合は冷凍にて届けられるので、冷凍庫で保存すると1ヶ月は保存できる。自宅の近くにチーズハットグを提供している店がない場合には、通販を利用してみるのもおすすめだ。
結論
本来、屋台の人気フードであるチーズハットグは作りたて、揚げたて、アツアツの状態で食べるのが最高である。しかし、たくさん買ってしまい食べきれなかったり、自宅でゆっくりと楽しみたいという人もいることだろう。今回は、そんなチーズハットグの保存方法を紹介した。上手に温めなおせば、作りたてのようにチーズがのびるので、ぜひ記事を参考に試して欲しい。