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いつからいつまで飾るのが正解?鏡餅の作法をおさらい

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年1月 1日

正月に欠かすことのできない鏡餅。みなさんは鏡餅をいつからいつまで飾るのが正解かご存知であろうか?今回は、意味合いや由来を紐解きながら、鏡餅の正しい作法を学んでいきたい。

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1. 鏡餅の基礎知識

日本と米文化と餅

日本と米文化は、切っても切り離せない存在である。餅も然りである。餅は古くから、神への供え物として珍重されてきた。古くは今のように安定的に米が収穫できなかったこともあり、餅はとても貴重なものだったのだ。平安時代を代表する紫式部の『源氏物語』には、すでに鏡餅の記載があり、これは宮中行事に使われるものであった。

正月と鏡餅

正月になぜ鏡餅を飾るのか?古くから、宮中行事にもちいられてきた鏡餅は、年神様の神霊が宿る場所といわれている。1年の運を授けにきてくださる年神様を迎え入れる意味合いで、鏡餅を飾るのだ。ちなみに鏡餅の上にのっているオレンジの果実は、橙が正解。

なぜ丸い?

鏡餅は、ご存知の通り丸い形をした餅を重ねたものである。なぜ丸いのか?という問いの答えは、人の魂や心臓を模したものであるからとか、ご神体として扱われることの多い鏡が丸かったからなど、諸説ある。大小を重ねるゆえんは、陰陽を表している、福が重なるなどの意味合いがあるといわれている。

2. 鏡餅の飾る期間は?

正しい飾り方

鏡餅は、そのまま置けばいいというわけではなく。きちんとした飾り方が存在する。正式なものは、三方と呼ばれる題材に縁が赤く塗られた半紙、四方紅を敷いて、鏡餅、橙をのせる。さらに裏白と呼ばれるシダ類が飾られることもある。現在ではセットになって販売されていることがほとんど。地方によっては今でも昆布や串柿など、伝統的な飾りを追加して、備えるところもある。

飾る日はいつ?

実際には、厳密な決まりがないというのが答え。ただお正月飾りなどにもいえることであるが、1夜飾りは縁起が悪いとされているので31日はNG。また29日も二重苦や苦待つなど、その数字の並びから縁起が悪いとされているのでNG。一般的にはクリスマス後、26~28日か30日に飾ることが多い。

飾る場所は?

昭和の日本では床の間や玄関に大きな鏡餅を飾り、神棚や火を扱うキッチンなどに一回り、もしくはもう少し小さな鏡餅を飾っていたが、現在では家庭内でいくつか飾ることはあまりないかもしれない。床の間自体もないことが多いので、リビングやダイニングなど、人の多く集まる場所をチョイスするといいだろう。もちろん、各部屋や火元など、すべてに飾っても構わない。

3. 鏡餅を飾った後は?

鏡餅と鏡開き

年神様は松の内の間、家にいると考えられている。松の内とは1月7日まで。鏡餅はその松の内が明けた1月11日に下げられるのが一般的だ。これを鏡開きの日という。ただ、こちらも地方ごとに風習が異なるので、一概にはいえない。実際に松の内を15日までと考える地方も多い。

食べるのが基本

下げた鏡餅は食べるのが正解。年神様が宿っていると考えられるため、刃物を使わず、とんかちなどで、割っていただく。ただ、近頃では個包装の餅が鏡餅状のケースに入った簡易タイプも多い。雑煮やおしるこにして食べることが多く、地域の祭り事としてイベント化しているところも多い。

繰り返し使えるものも

実は、近頃の鏡餅は進化しており、木製のものなどが登場している。これなら腐る心配もないので、安心。さらに繰り返し使うことができるとエコな側面もあり人気があるようだ。

結論

鏡餅は年神様が宿る神聖なもの。きちんとルールを守りながら飾り、11日には美味しくいただくこと。これが重要だ。できれば飾るのは、大掃除などすべて終わった後が理想。年末まであと少し。鏡餅を飾る日にちから逆算して、大掃除などの家事をこなすのもいいかもしれない。

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