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【管理栄養士監修】砂肝のカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】砂肝のカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

2020年2月19日

ホルモンは好みが分かれる食材だが、低カロリーでヘルシーなイメージから、体重を気にしている人にも好まれている。この記事では、ホルモンの中でも砂肝に注目し、ヘルシーイメージは本当なのか、カロリーや栄養素の観点から確認する。

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1. 砂肝は本当に低カロリー?

日本では牛や豚、鶏肉などの肉の部分だけでなく、肉を加工する際に余る内臓部分もホルモンとして食べられている。動物の内臓は、餌による違いを受けるため、ホルモンと一言でいっても非常にバラエティーに富んでいる。ちなみに砂肝は鳥類の消化器官で、鶏や鴨のホルモンとして有名だ。

砂肝のカロリー

多種多様なホルモンがある中、総じてホルモンは、ヘルシーイメージを持たれがちだが、砂肝はどうなのだろうか。店頭で販売されている砂肝のカロリーは、パッケージなどに記載されていることは少ないため確認しづらい。そのため、文部科学省から発行されている日本標準食品成分表を参考にすると、鶏の砂肝可食部100gあたりのカロリーは94kcalだ。ちなみに、焼き鳥串2本分で約80gなので、砂肝100gは、2本から3本分に相当する。日本人の主食であるごはん100g(コンビニのおにぎり1個分)が168kcalであることを踏まえると、砂肝は低カロリーといえそうだ。

味付けに注意

ただし、砂肝単品だけのカロリーは100gあたり94kcalだが、食べ方によってはカロリーが高くなってしまうため注意が必要だ。たとえば砂肝を焼き鳥で食べる場合、甘辛いタレをつけて食べてしまうとタレのカロリーの分だけ高くなってしまう。もし、低カロリーのまま砂肝を食べたいならシンプルに塩味で食べるようにしよう。

2. 砂肝とほかの部位を比較してみる

砂肝は鶏肉の他の部位と比較しても低カロリーといえるのか、たんぱく質と脂質量も合わせて比較してみよう。なお、どれも100gあたりの計算である。

砂肝と鶏肉の他の部位とのカロリー比較

  • 砂肝:94kcal、たんぱく質18.3g、脂質1.8g
  • ハツ(心臓):207kcal、たんぱく質14.5g、脂質15.5g
  • レバー(肝臓):111kcal たんぱく質:18.9g 脂質:3.1g
  • 軟骨:54kcal、たんぱく質12.5g、脂質0.4g
  • むね肉(皮なし生):116kcal、たんぱく質23.3g、脂質1.9g
  • ささみ:109kcal、たんぱく質23.9g、 脂質1.9g
部位によって一度に食べる量が異なるため一概に比較することはできないが、同量で比較した場合、砂肝は軟骨に次いで2番目にカロリーが低い部位であることが分かる。そのためカロリーを抑えたいときにおすすめの部位だといえる。また、むね肉やささみといった肉の部位には劣るが、たんぱく質が多く含まれている。

3. 砂肝に含まれる栄養素

レバーは鉄が多く摂れるなど、ホルモンは部位によっては意外な栄養素を摂ることができる。砂肝には亜鉛、鉄、ビタミンK、ビタミンB12の4つの栄養素が多く含まれている。亜鉛と鉄はミネラル類に、ビタミンKとビタミンB12はビタミン類に分類され、それぞれ身体機能の調節に大きな役割を果たすが、食生活の乱れによって不足しがちな栄養素でもある。砂肝にこれらの栄養素がどのくらい含まれているかを見ていこう。

砂肝(100gあたり)の対象栄養素の含有量

  • 亜鉛:2.8mg
  • 鉄:2.5mg
  • ビタミンK:28μg
  • ビタミンB12:1.7μg
単位だけを見ると少ないと感じるかもしれないが、これらの中には、1日あたりの必要量の80%を満たすものもある。とくに貧血に悩まされている人には亜鉛や鉄が必要とされているが、含まれている食品は少なく、また含まれていても1gに満たないことも多い。そのような中で、亜鉛と鉄ともに100gあたりの含有量が2mg以上の砂肝は、非常に貴重な食品といえる。

結論

鳥類特有の消化器官である砂肝は、ホルモンの1つであり、低カロリー・高たんぱく・低脂質であることがおわかりいただけただろうか。また、亜鉛や鉄などの不足しがちな栄養素も同時に摂取することができるの魅力だ。以上のことから、砂肝は、イメージ通りヘルシーな食材といえるだろう。
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