1. 「強火」「金属のヘラ」はNG!
一昔前は、フライパンと言えば鉄製だった。けれどこれがなかなか手入れも厄介で、コゲつくこともザラ。素人には扱いが難しかったため、今や家庭のキッチンでは、フッ素樹脂コーティングのフライパンが主流になっている。しかし、このコーティングされているフライパンは、使い勝手は良いけれど、残念ながら寿命がある消耗品。高価なものを購入しても劣化してしまうのだ。買い替えるしかないなとあきらめる前に、今一度、フライパンの日ごろの使い方を見直してみよう。意外と特性を理解せずに酷使しているのかもしれない。
まず最も気をつけたいのは、「強火」や「空焚き」。フライパンは火をかけたままだと、すぐに表面温度が300℃以上になる。中華料理や肉を焼くとき、たとえ"強火で焼く"とレシピに書いてあっても、強火で熱し続けると耐熱温度をオーバーする事態に。実はこれが表面加工が剥がれやすくなる原因となる場合があるのだ。
また、金属製のヘラやトングの使用もNG。細かい傷からピンホールができて劣化が始まるのでシリコン樹脂や木製のものを使おう。
まず最も気をつけたいのは、「強火」や「空焚き」。フライパンは火をかけたままだと、すぐに表面温度が300℃以上になる。中華料理や肉を焼くとき、たとえ"強火で焼く"とレシピに書いてあっても、強火で熱し続けると耐熱温度をオーバーする事態に。実はこれが表面加工が剥がれやすくなる原因となる場合があるのだ。
また、金属製のヘラやトングの使用もNG。細かい傷からピンホールができて劣化が始まるのでシリコン樹脂や木製のものを使おう。
2. 「急冷」や「クレンザー」もNG
ほかにもNGなのは、調理後にフライパンがまだ熱いうちに冷たい水で洗うこと。表面のコーティングは急激な温度変化に弱いため、くれぐれも注意しよう。速効で片付けたい場合はお湯で洗えば大丈夫だ。さらに、使うスポンジ&洗剤も、研磨剤入りのものやタワシ、クレンザーなどはNG!柔らかいスポンジと中性洗剤で優しく洗って、洗った後は、ふきんでしっかり水気を拭くことも肝心だ。
結論
フライパンを使う時、ガンガン強火で熱していたことに思い至ったお父さんも多いのでは?過度な熱、金属ヘラ、急冷、スポンジなどで表面の加工を損傷させないことが大事だと心得ておきたい。優しく丁寧に扱えば、今までよりも比較的長持ちするはずだ。