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バーで見かける「丸い氷」の作り方。製氷皿で簡単に作れる!

バーで見かける「丸い氷」の作り方。製氷皿で簡単に作れる!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年10月22日

バーなどでお酒を頼んだ時にグラスに丸い氷が入っているのを見たことはないだろうか。丸い氷は見た目がユニークなだけではなく、四角い氷に比べて溶けにくいなどのメリットもある。重宝しそうなこの丸い氷は、実は製氷皿を使えば自宅で簡単に作ることができるのだ。今回は、丸い氷の魅力とその作り方についてご紹介しよう。

  

1. 丸い氷の魅力

同じ体積であれば表面積が少ない方が熱は伝わりにくく氷が溶けにくいことから、四角い氷よりも丸い氷の方が溶けるスピードは遅い。つまり、丸い氷を使うとお酒やジュースなどが薄まりにくくなるという訳だ。特に暑い時期になると、氷がすぐに溶けて飲み物が薄まってしまうので、真夏などには丸い氷はとても重宝する。また見た目にもインパクトがあるので、特別な気分を味わえるのも魅力のひとつだ。

ちなみに、丸い氷は日本発祥と言われている。今から40年ほど前に新潟県のバーで生まれたとされている。当時は、表面がつるつるではなく、アイスピックを使って削ったものを使用していたようだ。表面に凹凸ができることにより、グラスに入れた瞬間に氷が溶け一気に飲み物を冷やすことができる。

ある程度氷が溶けて表面がなめらかになると、氷の溶けるスピードが落ちるので飲み物が薄まりにくくなり、バーでの時間をゆっくりと楽しむことができる。現在は、丸い氷には表面が凸凹のものと滑らかなものの2種類があり、お店やお客さんによって使い分けがされている。

2. 丸い氷の作り方

丸い氷は、バーなどではアイスピックなどを使って作ることも多いが、初心者にはなかなか難しい。でも、専用の製氷皿を使うと誰でも簡単に作ることができる。

基本的な作り方は、きれいな水を製氷皿に入れて冷凍庫で凍らせるだけだ。きれいな水を使うほど不純物が少なく美味しい氷が作れるので、浄水器などを通したものを使うと良いだろう。ミネラルウォーターを使う場合には、硬水だと氷が白く濁る場合がある。一般的には日本の水道水や天然水は軟水のものが多いが、念のため軟水であることを確認してから使用するようにしたい。

また、製氷皿を使ってジュースやコーヒーを固めたり、果物などを入れてゼリーなどを作ったりするのもおすすめだ。夏には丸い形の葛まんじゅうなどを作ってみるのも良いだろう。型に液体を流して待つだけで簡単に作れるにも関わらず、おもてなしにもぴったりの華やかな一品になる。

3. 製氷皿の選び方

製氷皿は、100円ショップで売られているような手軽なものから本格的なものまで様々な種類がある。製氷皿を購入する際には、以下のポイントを確認するようにしたい。
  • 製氷皿の精度...きれいな丸い氷を作るのに大切なのは、製氷皿の精度だ。製氷皿が荒い構造になっていると、きれいな丸型にならず楕円型などになってしまうこともある。購入する前に、商品をしっかりと確認しよう。
  • 作れる氷の大きさ...一般的には、大きい氷の方が溶けにくく、小さい氷の方が溶けやすい。自分がよく飲むドリンクや好みを考えて、選ぶようにしよう。
  • 製氷皿の大きさ...四角い氷を作る製氷皿に比べて、丸い氷を作る製氷皿は大きいサイズのものが多い。あまりに大きなサイズのものを選ぶと、使い勝手が悪かったり冷凍庫を占領してしまったりすることにもなりかねない。自宅の冷蔵庫のサイズに見合ったものを選ぶようにしよう。
  • 氷の取り出しやすさ...せっかく氷がきれいに出来上がっても、取り出す時に氷を割ってしまうことがある。また取り出すのに時間がかかると、氷が溶け始めてしまう。製氷皿には色々な材質のものがあるが、シリコン製かやわらかい素材でできたものを選ぶと氷が取り出しやすい。

結論

お洒落なだけでなく機能性も抜群の丸い氷は、自宅でも簡単に作れることが分かった。自分の好みに合った製氷皿を手に入れて、オリジナルのドリンクを楽しんでみてはいかがだろうか。
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  • 公開日:

    2020年2月21日

  • 更新日:

    2020年10月22日

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