1. 深夜メシの鉄則

温かいものを食べる
よく言われるように、22時~2時は、基本的には体を休めるべき時間。しかし、止むを得ず何か食べる場合は、最低限守りたいルールが存在する。まず一つ目は温度。冷えは万病の元とはよく言ったもので事実、体温と体調、免疫力は深い関係にある。さらに、温かいものは食べるのに時間がかかる。ゆっくり食べることで満腹中枢がしっかりと刺激され、少ない量でも満足できるのである。
高タンパクを意識する
深夜メシの元凶といえば、食べたものが脂肪として蓄積しやすいこと。その点タンパク質はエネルギーに変わりやすく、脂肪が蓄積しにくいと言われているのでおすすめである。冷たいサラダをたっぷり食べるよりも、同じカロリーならささみスープやチーズの方が、満足度が高い。
食物繊維を積極的に
腸の掃除をしてくれることでも知られる食物繊維。実は、腸内の脂肪を体外に排出する効果も期待できる。さらに食物繊維を多く含む食品は、総じて低カロリーで、食べ応えのあるものが多い。必然的によく噛むことになるので、満腹中枢が刺激されやすい。
2. 深夜メシ向きな食材と調理法

おすすめ食材
野菜の中でのおすすめは、断然きのこ。きのこは食物繊維が豊富で低カロリー。香りも高く満足度がかなり高い。タンパク質の中では、高タンパク低カロリーな食材の代表格、鶏のささみがおすすめ。そのほか、ワカメをはじめとする海藻やもやし、豆腐なども良いだろう。
正しい調理法
深夜メシ向きな食材を選んでも調理法を一歩間違えれば、深夜メシには到底向かない料理になってしまう。深夜メシは、とにかく消化が良いことが大前提なので、油は極力使わないのがベスト。蒸す、焼く、煮るなどの調理法が正解だ。物足りなさは、味付けでカバーしよう。
味付けでパンチを
ヘルシー食材をさっぱり仕上げただけでは、やはり物足りない。そこで、味付けに一工夫しよう。柑橘などを絞ってメリハリをつけたり、七味などの辛味をプラスして、パンチのある味わいに仕上げると良い。
3. おすすめレシピ

ささみと梅のスープ
水と酒を入れた鍋を火にかけ、沸いたらささみを入れ3分程茹で、火を止めて5分蒸らす。ちぎった梅と一口大に割いたささみをお椀の中に入れ、味を整えた茹で汁を注げば、スープの出来上がり。ネギやパクチーを飾れば、見た目も美しい。
焼き野菜の生姜醤油
野菜は食べ応えのある大きさに切って焼くのが吉。とはいえ、イモ類など糖質が多い野菜は控えるのが正解だ。前述したきのこやなす、牛蒡などがおすすめ。それぞれ、ひと口大に切り、グリルや油をひかないフライパンでじっくりと焼く。仕上げに生姜醤油をかければ出来上がり。
豆腐茶漬け
深夜に炭水化物を食べるのは気がひけるもの。そんな時はご飯の代わりに豆腐を使ったお茶漬けをどうぞ。市販のお茶漬けの素をかけて、お湯をかけるだけ。さらにアレンジするなら、鶏がらスープを煮立て、刻んだキムチとネギを加えたものを豆腐にかけると満足度大!
結論
多忙な働く世代にとって、深夜メシは日常茶飯事。最低限の決まりを守って、上手に深夜メシと付き合おう。スマホ片手にテレビをつけてなど、ながら食いをしないことも忘れずに。
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