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白ソーセージは南ドイツの伝統食!その歴史と絶品の食べ方を徹底解説

白ソーセージは南ドイツの伝統食!その歴史と絶品の食べ方を徹底解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

2020年3月19日

南ドイツの中心都市ミュンヘン。ロマンチック街道の出発点として日本人にも絶大な人気を誇るこの街では、朝食に白ソーセージを食べる習慣がある。今回はこの白ソーセージの歴史や美味しい食べ方について紹介する。

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1. 白ソーセージを朝食に出すのはどうして?

白ソーセージはドイツでヴァイスヴルストと呼ばれ、南ドイツを中心に食べられている伝統食だ。

白ソーセージの主原料は仔牛肉で、そのほかに、パセリ、玉ねぎ、レモンの皮、香辛料などが入っている。見た目はその名の通り真っ白で、味はあっさりしており、食感は非常に柔らかいのが特徴だ。日本で売られているものと比較すると、「本当にこれがソーセージ?」と思ってしまうほどたん白で、肉々した感じはない。

ドイツでは白ソーセージを必ず朝食に頂く。その理由は鮮度が命だからだ。白ソーセージは塩を使わずに作るので、傷みが早く賞味期限はことのほか短い。

白ソーセージが誕生したのは冷蔵技術が発達していなかった時代。朝仕込んだ白ソーセージは午前中に食べきるものとされ、「白ソーセージに正午の鐘を聞かせてはならない」という言葉もあったそうだ。

現在でもこの伝統を守っているレストランでは、昼の12時を数分過ぎただけでも、白ソーセージのオーダーを受け付けることはない。ミュンヘンのカフェやホテルの朝食では白ソーセージは定番中の定番。もちろん一般家庭でもよく食べられている。

2. 白ソーセージの歴史

白ソーセージが最初に作られたのは今から150年以上前の1857年2月22日という説が有力で、
ミュンヘンの中心部のマリエン広場にある「Zum ewigen Licht」というレストランで作られたのが始まりとされている。

この日、ちょうどマリエン広場は謝肉祭の真っただ中。広場は人で埋め尽くされ、レストランも多くの客で溢れかえっていた。

当時のレストランの人気メニューと言えば焼きソーセージ。繰り返し入るオーダーで、午後2時にはついにソーセージを詰める羊の腸が品切れになってしまった。

そこで店主のゼップ・モーザー氏は機転をきかせ、豚の腸を代用品として使用。焼くと破裂する恐れがあったことから、ソーセージを茹でて出したところお客は大喜び。それ以来、白ソーセージはミュンヘン中で食べられるようになり、南ドイツの伝統食として世界中に知れ渡ることになった。

まさに、白ソーセージは偶然の産物として誕生したとも言えるが、実はもっと古くから存在していたという説もある。白ソーセージの起源の真偽については未だヴェールに包まれているが、いずれにせよミュンヘン人にとっては自慢の伝統料理であることには違いない。

3. 白ソーセージの食べ方

白ソーセージはお湯で温めてマスタードをつけるのが一般的な食べ方だ。ソーセージを沸騰したお湯で茹でると皮が破裂してしまうので、火を止めた熱湯の中に入れて温める。

白ソーセージはお湯に入れたまま食卓に出し、皿に取り分けてナイフとフォークで皮を剥いて中身を一口大にスライスして食べる。ただし、生粋のミュンヘン人はナイフもフォークも使わずに食べるそうだ。

白ソーセージにつけるのは甘いマスタードで、色は茶色、ドロっとした食感が特徴的。たん白なソーセージにコクのある甘いマスタードは実によく合う。白ビールとプレッツェルと一緒に出せば、まさにミュンヘンの代表的な朝食のできあがりだ。

結論

南ドイツのミュンヘンでは朝食に白ソーセージを食べる。白ソーセージは鮮度が命で、かつては正午までに食べないと傷んでしまうといわれていた。今もその名残りで白ソーセージは朝食に食べる。ドイツに旅行に行った際は、ぜひとも白ソーセージを堪能して欲しいが、くれぐれも夜に注文しないようにしよう!

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