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台湾人は豆乳を朝食に食べる?豆漿と油條とは?

台湾人は豆乳を朝食に食べる?豆漿と油條とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 南城智子(なんじょうさとこ)

鉛筆アイコン 2021年5月21日

世界には私たちの知らない料理がたくさん存在している。そしてその土地ならではの料理こそ、そこに住む人たちの普段の食生活を支えている。今回注目してみたいのは台湾の人々が日常的に食している「豆漿」と「油條」。台湾での朝食の定番ともいわれているが、台湾に精通していない人にとっては未知の食べ物だろう。果たして豆漿と油條とはどのような料理で、どのようにして食べられているのだろうか。気になる台湾の朝食を覗いてみよう。

  

1. 台湾の朝食事情に迫る

どの国にも言えることだと思うが、自国の伝統的な食文化はその国の若者にとっては「時代遅れ」「ダサイ」いった理由で敬遠される節がある。台湾の朝食事情にも似たようなことが起きているようで、若者に人気なのはサインドイッチのような洋食系の朝食だと言う。一方で台湾らしい朝食も未だに根強い人気がある。年配の方々はもちろん、国外の人々、特にヘルシーフードに興味のある人にとっては台湾式の朝食は非常に魅力的なのだ。

台湾式の朝食で欠かせないのが豆漿と油條。台湾では家庭ではなかなか準備できないようなしっかりと作られた朝食を外で食べることも多く、豆漿の専門店なども少なくない。台湾の文化を感じることができることから観光客の朝食のチョイスとしても人気がある。日本から台湾へ泊まりがけで旅行をするなら、朝食に豆漿と油條を食べる機会を設けるのを忘れたくないものだ。

2. 豆乳が朝食?豆漿とその魅力

台湾式の朝食に欠かせない豆漿。「トゥチャン」「トウジャン」などと呼ばれるその食べ物は日本で言う豆乳に当たるものだ。豆乳というと独特のクセが苦手で飲めない...という人も多いと思うが、豆漿は日本の豆乳ほどクセが強くなく受け入れやすい。また砂糖の入った甜豆漿やネギなどが入ったスープのような鹹豆漿などバリエーションも多く、好みやほかの食べ物との相性、気分で味を決められるのが嬉しい。日本で言えば味噌汁に近い存在かもしれない。

豆漿はお店ごとの味があり、人によってはお気に入りの豆漿屋が決まっていてリピートしている。観光であれば名の通った老舗豆漿屋や話題の人気豆漿屋をチェックして食べ歩いてみるのもおすすめだ。

ヘルシーで元気が湧いてくると、朝食の代表として台湾では欠かすことのできない豆漿。台湾旅行に行く機会があれば必ず一度は食べてみたい台湾の食文化だと言えるだろう。

3. 豆漿に欠かせない油條の存在

豆漿を食べるのならば、欠かすことのできない相方がある。それが油條だ。これは台湾風の揚げパンだ。小麦粉を使って作られたパンをたっぷりの油でカリっと揚げることによって完成する。

台湾では、スープにパンを浸して食べるのと同じように油條を豆漿に浸しながら食べることが多い。このほかにもインドのナンに似た燒餅というパンも同じようにして食されている。豆漿同様にお供のパンにもバリエーションはあるものの、この2つの組み合わせが台湾では伝統的な朝食となっているのだ。

結論

世界の食べ物が簡単に手に入る現代でも、特に朝食にはその土地の伝統的な食事が根強い支持を受けていることも少なくないのだ。豆漿と油條はまさに台湾を代表する食スタイルであり、特に朝食においては多くの人々に愛されているものでもある。皆さんも機会があればぜひとも豆漿と油條で台湾風の朝食を楽しんでみて欲しい。
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  • 公開日:

    2018年9月21日

  • 更新日:

    2021年5月21日

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