1. フードプロセッサー

料理の準備が楽になる!
フードプロセッサーに出来ることは多い。そして、料理の下ごしらえをフードプロセッサーに任せると、かなりの時短になる。料理の準備にお菓子作り、使い道を覚えたら手放せなくなる料理人の味方だ。どんなことができるのかを見てみよう。
- ミンチ(ひき肉)を作る
- 野菜などをペースト状にする
- 魚介類などをすり身にする
- 材料を混ぜる
- 野菜などをみじん切り/スライス/千切りにする
- 大根などをおろす
- パン生地などをこねる
他にも、付属のパーツによっては生クリームを泡立てたり、ナッツ類を粉状にすることもできる。また、離乳食作りにも重宝する。パーツを洗うのが面倒というデメリットも。
フードプロセッサーの価格帯
様々なメーカーがフードプロセッサーを製造している。よく知られているメーカーではパナソニックやティファール、ブラウンなど、アメリカのブランドであるクイジナートやキッチンエイド、イタリアのデロンギなども人気がある。価格はメーカーや機能によって幅広く、小さめで機能の少ないものなら3000円前後のものもあるが、様々な機能と付属品が付き、デザイン性にも優れたものでは10万円近いものも。必要な機能を見極めて選ぶと失敗がない。特に大家族の場合には、みじん切りの機能があるだけでかなり助かるはずだ。
2. 圧力鍋

調理時間を大幅に短縮!
フードプロセッサーと並び、家事を楽にしてくれる調理器具と言えば圧力鍋だ。本来は1時間かかる料理でも、圧力鍋があれば調理時間はたったの20分!時短を叶える調理器具ナンバーワンである。圧力鍋の魅力を挙げてみよう。
- 調理時間が大幅に短縮
- 加熱時間が短いため、ガス代や電気料金の節約になる
- 火を止めた後も調理が継続されるため、ずっと側にいる必要がない
- 加熱時間が短く、食材の栄養素が逃げ出さない
- 食材の中までしっかりと加熱されるため、イモ類はホクホク、魚は骨まで柔らかくなる
- 煮る/蒸すだけでなく、ご飯を炊くこともできる
このように、圧力鍋は非常に便利であり、限られた時間の中での調理に大活躍する。一家に一台欲しい調理器具である。ただし、調理している最中に鍋の中を確認することができず、味見もできないというデメリットもある。
圧力鍋の価格帯
圧力鍋の値段は幅広く、安いものでは3000円前後で購入できる。2万円を超えるような高級なものは、容量がかなり大きいものや、蒸し器や他の鍋やフライパンなどが付属することが多い。そのほか、メーカーによっても価格に差がある。圧力鍋は消耗品であるため、購入の際には必要なサイズから価格をチェックして決めよう。また、オール電化の場合には、IH対応かどうかの確認も忘れずに。
3. まだまだある!便利な調理器具

電気フライヤー/ノンフライヤー
コロッケやエビフライなど、家庭の食卓に揚げ物が上がることは多い。しかし、油が跳ねて火傷をしたりコンロやキッチンの床が汚れてしまうことから、「揚げ物が苦手」「できれば作りたくない」「惣菜を買ってしまう」という人は少なくない。温度調節も難しい。そんな悩みを解決してくれるのが電気フライヤーだ。電気コントロールにより温度を一定に保つため、最適な温度で揚げることができる。蓋を閉じた状態で揚げられるタイプなら、周囲の油汚れもなしだ。ヘルシー志向には、油を使わずに熱と空気の力で揚げるノンフライヤーもオススメだ。
シリコンスチーマー
定番調理器具となりつつあるシリコンスチーマー。高価なものではないが、働きっぷりは文句なしだ。"スチーマー"と呼ばれるようにメインの仕事は蒸すことだが、煮る、焼く、冷やす、冷凍する、などいろいろなことができる。また、油を少し絡めてからレンジに入れると、炒め物のような味わいにも。パスタを茹でることができるタイプもあり、コンロに空きがない時や水を沸騰させてから茹でる時間がない時などにも便利だ。
キッチンバサミ
昔から食材を切る時に使う物は包丁とまな板だが、最近はキッチンバサミを使う人も増えている。どんなものも切れる訳ではないが、キッチンバサミの方が適しているものも多い。例えば、ネギを小口切りする時には、キッチンバサミを使った方が圧倒的に早い。切りながら器に盛ることができることもポイントだ。また、包丁では切りにくい柔らかい肉や麺類もキッチンバサミは大得意。容器や鍋の中にあるものを切ることもできるため、手間が省けて便利。
結論
簡単・便利・時短の3つを叶える調理器具について解説した。毎日の家事を少しでも楽にするために進化し続ける調理器具だが、週末に料理を担当するパパの貴重な時間もセーブしてくれる。決して手抜きではない便利な調理器具、どんどん活用して料理の腕をあげよう!